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野党共闘しない理由とは? れいわ告知なし街宣 9月13日船橋 ハイライト

(9月26日更新)残暑厳しい中、山本太郎代表は9月頭から街宣、おしゃべり会を再開。なんと衆院選は早ければ10月15日からということで演説の熱量がすごい。この熱をリアルで広めたら衆議院の議席倍増以上は間違いない。街宣の見どころをピックアップしてまとめていきますよ。今日は9月13日、野田元総理のお膝元の船橋市の告知なしゲリラ街宣。下線を引いた時間表示にはそれぞれ頭出しリンクが貼ってあります。

友人知人、ご家族との何気ない会話に、お店や知り合い、隣人との世間話のネタにぜひ使って下さい。身近な人にその人の興味に沿った内容で選挙に行く重要性を語れるのはあなただけ。9月下旬も9/23(月)三重県津市 、9/29(日)福岡県北九州市で街宣・おしゃべり会があります。スケジュールもこまめにチェック、併せて案内しましょう。(2024/9/19アップロード)

⇩山本太郎代表やれいわ所属議員の国会質疑、街宣やおしゃべり会で出た質問への答え、不定例記者会見などなんと5000件以上のデータベースを作ったボランティアがおられます。れいわを広めるための強力なツールです。


9月13日 山本太郎代表 告知なし街宣 千葉県船橋市 街宣

太郎さんめっちゃパワフル。言葉に力があります。素敵なサポートジャズバンド入り。重要なスライドが直出力で画質がいいです。1:20:16あたりから、なぜ野党共闘している場合じゃないのか2:18:26 野党共闘あり得ないと理解したが小選挙区制で野党同士がいがみ合って自公政権を利するのではないかの答えが本日のハイライト。本編は下の山本太郎代表の投稿の中にリンクあります。

0:32:36 [質問]選挙に行かない50%の若者にどうしたら心に響くように指導できるのか

「年齢には関係なく、その人の興味や問題み沿った丁寧な口説きをするのが大事。口説きたい人に選挙の重要性を言えるのは身近な人だけ。”選挙に行け”だけでは露出の多い自民党とかに入れてしまう。とにかく周りの人と対話してほしい。一人一人身近な所からやっていくしかない。」

1:20:16 [質問]80歳 選挙時の野党共闘について

「選挙の時だけ野党共闘って何なんですかと思ってます。国会で戦いもしないで選挙の時だけ議席を守るために話もしたことない人が馴れ馴れしく近づいてきて、選挙が終わって国会に戻ると目も合わさない。2021年に消費税5%に減税を飲むなら共闘してもいい、と候補者を4割下ろした。しかし、選挙が終わると枝野氏は消費税減税言ったのは間違い、この国をハイパーインフレに導くと。とてつもない経済オンチ。」

れいわ以外の野党は能登半島のために補正予算を求めず*、裏金のことばかり。それだけでなく、立憲は自民党より先に国内武器輸出の緩和、国内での武器製造、完成品をアメリカに流せる法案に賛成した戦争はビジネス。米国は遠くから武器を送ってアメリカ人を1人も殺さず軍事景気を享受しつづけている」


*立憲新代表は9月26日、衆院選を目前にして急に補正予選を要求すると言いだしました。選挙対策でしょうが、山本太郎代表が発災当初からずっと国会で訴えてきたことがやっと動き始めたなら良いのですが。


(オフショアバランシング 1:27:17 ブリンケン国務長官がウクライナ戦争を続ける理由を自白 https://www.youtube.com/live/Ka1lvLHUAQ0?feature=shared&t=5229)。

1:31:00 「軍拡ではなく外交をする必要がある。アメリカにも中国にもどちらにもつかない、というアジアの他の国のように外交をするべき」シンガポール外相『誰だって属国や猫の手にはなりたくないものだ』など、直スライドでアジア各国の首相や要人のどちらにも与しない姿勢の表明の数々を紹介。

43兆円もの巨額の軍事予算が財源や内容に関する議論もなく、全く内容が決まってないまま通ってしまっていること、軍拡が中国やロシアを刺激し、死文化していない旧敵国条項によって日本が再び侵略しようとしていると判断されれば国際法に裁かれることなく自由に攻撃して良いという危険があることなどの詳細な説明。

1:40:00 「どうしてこういうことをメディアが言わないか。戦争はビジネスだから。戦争によって旧財閥は中途半端にしか解体されず、朝鮮戦争で息を吹き返した。太平洋戦争の間に、4大財閥は日本の全企業の資産のうち4分の1のを占めるくらいまで成長した。戦争はそのくらい儲かる。」

「アメリカの基幹産業は軍事。戦争にならなくても緊張が高まるだけで株価が上がる(1:41:08 米軍需産業株価爆上がりのスライド)。日本でも、重工業系はもうすでに思いっきりここから儲けられるぞと大きく来年の儲け予測を修正していってる。絶対これ以上火遊びさせてはダメ。止めなきゃダメ。国会で体張って止めようとしてるのはたった八人しかいないれいわだけ

「この予算を止めようと体を張ったれいわのくしぶち議員と大石議員は懲罰にかけられた。その時懲罰にしようと先頭に立ったのは自民党だけじゃなくて立憲も。クソ喰らえです。悪夢の民主党の原因を作った者たちも自民党と一緒に倒さなきゃこの国は変われない。野党共闘?そんな話にはならない。国会で戦わない者たちが何を共闘とか言ってんだ。

2:02:02 [一問一答]消費税減税・廃止、将来世代に負担にならないか

売上高が伸びないのに経常利益4倍、配当金8倍。何かを削らなければこうはならない。削られたのは人件費、研究費や設備投資。そりゃ貧しくなるわ、の図

「ものが売れない、だったら投資してもしょうがない、人件費も削減して株主に配当。ずっとそんなことを続けてきた。そりゃ貧しくなる。経営者が儲けたいのは否定しない、悪いのは資本家とは言いたくない。政治家が票欲しさに社会的ルールとか社会構造を変えてしまうのは犯罪的。資本が暴走しないようにルールを決めるのが政治、政治家はその番人なのに、政治家が魂を売ったからこんなことになった。そう言ったものを当選させる社会情勢を作ってきたのは誰かー全く興味を持っていなかった自分。でも原発が爆発して気づいてしまった。」

「この社会を壊したのは自民党、民主党、そして自分のような政治に無関心だった自分だと思った。申し訳ない思いになり、この状況を少しでも変えられるような動きがしたいと思った。原発はいらんと言っただけで仕事がなくなって政治家になったが、政界に入って6年やって色々勉強して、政界がどんなに腐っているか知って、衝撃を受けた。このまま同じようなことをやってもガス抜きにしかならない、意味がないと思った。だからほんとに世の中を変えるなら自分で旗揚げしてこのだらけた国会に緊張感を与えるようなグループを作って、この国のオーナーである皆さんと一緒にひっくり返そうと思って旗揚げした。5年で8議席。バックに宗教もない、大企業もない。バックはあなた。この社会おかしい、この社会変わればいいと思っているあなた。それでここまできたんですよ、もう少し力を貸してほしい。大暴れしたい。」

れいわのバックはあなた。この社会おかしい、この社会変わればいいと思っているあなた

2:18:26 [一問一答]野党共闘あり得ないと理解したが小選挙区制で野党同士がいがみ合って自公政権を利するのではないか

能登半島地震の補正予算を組ませるために徹底抗戦しなかった野党。政府は予算の成立が遅れることを何より嫌がる。予算を成立させないように体張って徹底抗戦するべきだった。事実上与党側をアシストし続けて世の中を壊すことに加担し続ける者たちのバケの皮をはがさなければ。選挙区で勝ってきた人たちが比例じゃないと当選できなくなったら力は弱まる。」

一見自民党と立憲の戦いのように見えるが、自民も民主も維新も同じ。自民の一部、民主の一部が流れて維新になっている。「身を切る改革」というのはもともと民主党のもの。同じ奴らがバラけているだけ。自民党でまとまると一気に(選挙で)処分されてしまうから。」

「(共産党は?の声)既存の政党では社会を変えることは難しい。30年の中で誰がブレーキをかけたの?社会は壊れるまま。別の選択肢を提供するしかない。だから1人で旗揚げをした。」

「景気が悪い時に消費税を上げるバカな国家は日本だけ。立憲にはいい議員もいる。だが「悪夢の民主党」を構成していた議員が今もトップになろうと選挙に出ようとしている。そういうところを倒していかないと話にならない。いつまで今の体制を温存するのか。どこかで変わらないと無理。」

「(悪夢の自民党なんて安倍晋三が言っただけ)民主党にいい部分があったのは鳩山政権まで。それ以降は日本を壊してきた。TPPに道をつけたのも、武器輸出緩和に最初に踏み込んだのも民主党。消費税に関しても道筋をつけた。そして今も自民党の法案が通りやすいようにアシストしている。能登半島で困っている人たちのために補正予算をつけないのもその一例。武器輸出を緩和して戦闘機を共同開発、その武器で人が死ぬかもしれないことにも賛成している。時代遅れのG7と足並みを揃えて日本を危ない立場に追い込んでいる。バランスを取らなくてはだめ。自分の国が一番なんだから。でも日本を差し出してまでこういうことを続けている。許せるはずがないでしょう。責任を取らせなければ。そこからしか始められない。」

数が少ないということで諦めてしまえば、悪法は通ってしまう。事実、悪法は全部通ってしまっている。1人でも牛歩やってでも最後まで抵抗する者がいなければ、永田町の事実上与党側をアシストし続けて世の中を壊すことに加担し続ける者たちのバケの皮をはがすことはできない

立憲はれいわを利用はしても、本当の意味の野党共闘をするつもりはない 自民党の法案には反対するふりだけ

「野党共闘ということでこちらも一定譲ってやってきた。でも2021年の選挙のあと*、彼らが国民のために諦めずに戦い続けたことはない。反対するふりをして精一杯やったというふりをしているだけ。外国人労働者が大量にこの国に入ってくることになった時、実質の移民法にも反対はしていたが採決に応じた。どうして採決に応じるのか(徹底抗戦して採決に応じなければ廃案に持ち込むことも可能なのに)」

*2021年の衆院選。れいわは立憲が消費税を5%に減税することに同意したことから、立憲などと競合する選挙区から予定候補者のうち4割を下ろした。山本代表自身は当初野党の統一候補として杉並8区から立候補することになっていたが、立憲の裏切りによって選挙の直前に比例区からの出馬に変更することになり、苦戦したが当選した。その後、当時立憲の代表だった枝野氏は「消費税減税を言ったのは間違いだった」「れいわなんて野党じゃない」などの発言で物議を醸している。以下は立憲の裏切りを公表できる範囲で街宣で説明した動画。【東京8区から下りる理由 9:23~】山本太郎 れいわ新選組代表 神奈川県 日吉駅前 街宣(2021年10月11日):https://www.youtube.com/live/DBNRn_JDudQ?feature=shared&t=563

山本太郎は立憲の裏切りにも関わらず、杉並8区を吉田はるみ氏に譲った後、自分も候補者なのに吉田はるみを含む立憲の候補者を応援して回った。吉田氏はこの件に関して選挙の後に説明すると言っていたが、現在に至るまで説明はしていない。

「2:30:00あたり 2015年、集団的自衛権、日本のありかたが180度変わるもの、アメリカが攻撃を受ける時、日本も攻撃ができるという権利。日本は過去の失敗からこれを憲法で許さないことを決めたのに。(この違憲立法を)自民党は憲法を変えずにやってしまった。自分はその審議の委員だった。3分の発言時間のところ40分発言した。申し合わせなのでそれはやっていいこと。それで審議を伸ばそうとしたが、立憲の議員に妨害された。」

立憲は一応反対の立場は取っても「数が少ないからしょうがない」といつも流してしまう。その結果どうなったか。武器輸出緩和まで行ってしまっている。43兆円の軍拡まで行ってしまっている。これ誰のため?経団連とアメリカの軍産複合体のビジネスのため。日本が食われる、という計画の先頭にあるようなこと、自分は2015年から体張って止めようとしてきたけど、それをやることも止められ、咎められる。」

立憲は一応反対の立場は取っても「数が少ないからしょうがない」といつも流してしまう。その結果どうなったか。武器輸出緩和まで行ってしまっている。43兆円の軍拡まで行ってしまっている。これ誰のため?経団連とアメリカの軍産複合体のビジネスのため。

 野党共闘せずにいかに戦うのか 2:32:00〜

「金のために魂を売るようなものが野党の中にたくさんいるとしたら、それでは話にならない。『今ヤバい状況にある、皆さんどうか気づいてください』という気持ちでたった1人でも牛歩でも何でもやってきた。2015年からずっと毎年同じようなことを繰り広げてきた、という彼らに『野党共闘』とか言われても『はい?』という話でしかない。」

「(れいわを)大きくしてよ。そういう者たちを潰せるような力を持たせてよ。自分の人生横においてでもやるんだから、当然覚悟は決まってますよ。芸能人やってるのより国会議員の方が給料は安い。褒めて欲しいわけじゃない。たとえ昔の仕事より給料が減ったとしてもこれは絶対やらなきゃいけないことだし、ひっくり返せる話なんですよ。選挙という制度がある限りは逆転できる。だって50%票を捨てているんだから。政治家を職安みたいにして使ってきた奴らを(選挙で)追い出すしかないんですよ。それを始めていけば、変えられると私は思っている。」

「(ある選挙区で)自民党もいけてない、民主党側にも日本を壊してきた奴が立っている、そこにれいわが入ってきて(そいつらが)小選挙区で落ちたら、比例復活しても党の中での力を失う。そっちの方向に力を合わせていくべき。野党共闘せずに、私たちは独自の力を増やしていきながら、彼らに対する発言力を高め、本当に強い野党をつくるために経済政策と、国会の中での本気のケンカ、数が少なくても最後の最後まで抵抗していく、という勢力を拡大していくしかない。」

立憲やれいわ以外の野党が徹底抗戦せずにするっと通してしまった日本の在り方を変えるようなヤバい法案、今回の街宣で出てきたもののリストと参考リンク ⇩

9月に参院で可決、成立した安保法案。国民の多くが反対しているにもかかわらず、安倍政権は聞く耳持たずに強行採決した。
法案に反対する野党は、本会議の採決で“牛歩戦術”を取るのではないかと思われたが、そんなことは全然なく、実行したのは山本太郎議員ただひとりだった。

日刊ゲンダイ 2015/10/11

おまけ 便利な裏金議員リスト。対抗馬に投票して全員落とそう自民党