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わたしの読書遍歴/Day 14これまでに夢中になったモノやコト『書く習慣』“1ヶ月チャレンジ”


現在いしかわゆきさん著『書く習慣』にある“1ヶ月チャレンジ”をゆっくり実行中です
「Day 14これまでに夢中になったモノやコト」
特に夢中なった作家さんとその作品について読書遍歴と称して書きたいと思います

読書遍歴はじめます

ほぼ読み始めた順序です


江戸川乱歩さん

怪盗二十面相、小林少年、明智小五郎…
小学校の図書館で出会ったこのシリーズがわたしの本の好みの原点です
大人になってからはじめて買った江戸川作品は『三角館の恐怖』

マイベスト本は新潮社の『江戸川乱歩傑作選』収録作品で好きなのは「心理試験」「屋根裏の散歩者」

赤川次郎さん

初読本『黒い森の記憶』
三毛猫シリーズ、花嫁シリーズ、泥棒と刑事シリーズなどもハマって読みました
でもマイベスト本はやっぱり『黒い森の記憶』

新井素子さん

初読本『星へ行く船』
友人におすすめされたのが読むキッカケ
SF作家さんですが『結婚物語』のようなSF以外の作品も
マイベスト本は『ラビリンス(迷宮)』
“神”が“神”となった理由が哀しかった…

アガサクリスティーさん

初読本『なぜエヴァンズに頼まなかったのか?』
当時『そして誰もいなくなった』を買うつもりで本屋さんに行ったのですが、タイトルに惹かれて予定を変更した思い出が
以来アガサクリスティー作品は中断期もあったものの長い付き合いになります

マイベストは『ナイルに死す』
ほかにも『予告殺人』『ポケットにライ麦を』『五匹の子豚』…たくさんあります。日によって変わることもあります

星新一さん

初読本『白い服の男』
1作品10頁程で完結する“ショートショート”というジャンルの作品をたくさん書かれているSF作家さん。なのですがミステリー調の作品も数多い

マイベスト本は『ノックの音が』
収録作品で好きな作品は「しなやかな手」「唯一の証人」「人形」

太宰治さん

初読本は角川文庫短編集の『女生徒』
出版社によって短編集の作品構成やタイトルが違っていて、女性(または女の子)が主人公の作品を集めたこの角川文庫版が好みです

とにかく太宰作品を読んでみたくて『斜陽』も検討したのですが初読は短編集で読みやすそうな『女生徒』にしました
マイベスト本でもあります
収録作品で好きな作品は「皮膚と心」「きりぎりす」本当にこの2作品は名作だと思います

宮部みゆきさん

初読本『幻色江戸ごよみ』
江戸時代物の短編集。収録作品で好きな作品は「器量のぞみ」他にも好みの収録作品あったのにタイトル忘れちゃったな…残念
宮部みゆき作品は時代物が好みです

海野十三うんの じゅうざさん

初読本『蝿男』
海野十三作品との出会いは青空文庫です。
現在青空文庫はKindle本にもありますが、電子書籍がない頃(あったとしても一般的ではなかったと思うんだ)はインターネット上に青空文庫のサイトがあって、そこから無料で読むことができました(著作権がきれている作品に限る)

あまり期待はしていなくて時間があったから読み始めたのですが、密室あり予告状ありで結構楽しく読めました。そこから〈帆村荘六ほむらそうろくシリーズ〉はほとんど読んだはず
マイベスト本もやはり『蝿男』です

横溝正史さん

初読本『犬神家の一族』
映像化作品も良いですが、原作もやっぱり良い。登場人物の一人が原作とはだいぶ違っています。きっと映像化は難しかったのかも
『獄門島』『悪魔の手毬唄』なども好み
でもマイベスト本はやっぱり『犬神家の一族』

綾辻行人さん

初読本『十角館の殺人』
アガサクリスティーの『そして誰もいなくなった』を再読するために電子書籍を検索していたら関連で引っかかってきて。それが『十角館の殺人』を読むキッカケとなりました
今までスルーしてきたのをすごく後悔したし、“あの一行”は「えーーっ」って声出ました
『十角館の殺人』は〈やかたシリーズ〉の1作目で10作で完結するといわれています。現在9作が出版済みですべて読み終えたので、残り1作の出版が待ち遠しい
マイベスト本は『十角館の殺人』
あと『暗黒館の殺人』も好み

読書遍歴を書いてみて

久しぶりに再読したい作品がまた増えてしまった
これは忙しくなってきたぞ
(なんだかうれしい)

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