市民ランナーは、ランニングクラブ(教室)に入った方がいい
これは、2016年にアールビーズさんが出した「ランナー世論調査」の結果です。
クラブチームへの所属についてという事で、
①興味があるけど所属していない
②興味がない
が約7割になります。
ランネット使用者に向けての調査ですから、健康目的に走っているような人を除いてもこの数字には、凄く驚きました。
ちなみに、これはロンドンマラソン2013を走った時の沿道写真です。
ロンドンマラソンは、世界一のチャリティマラソンという事で認知されていると思いますが、こんな感じで沿道にはチャリティ団体やクラブチームの応援が途切れる事なく続きます。
いやマジで凄いですよ。
オラがチームの代表を応援するその姿勢は、本当に凄い光景で私もびっくりしたのを覚えています。
地域スポーツが盛んな欧米と、部活文化の日本。どちらが良いか悪いかという議論はここでは避けますが、東京マラソンでもこんな雰囲気の場所は見た事ないので、
日本人の7割がどのチームにも属さずに個人で走っている。
というのは事実としてありそうです。
確かに、陸上・ランニングという競技の特性上、「いつどこでも1人で取り組む事ができる」というのがこの時代に合ったのもあると思います。
ただ、私は初回のnoteにも書いたように「QOLをあげる」という目的で走っているような方には、自分にあったランニングチームや教室に是非入って欲しいです。
さて、ここから本題ですが、ランニングクラブにはいくつかの分類があると思っています。
①ランニングチーム型
地域、会社、部活など、同じ目的や経歴を元に組織化されて作られたもの。基本的には会費とかも無く、集まりたい時に集まって練習をしたり、レースに出たり。ランニングを起点に仲間を作ったりするにはもってこいです。ちなみに私が所属している「GRlab」もこの分類になると思います。
②ランニングクラブ型
監督やコーチと呼ばれる人がいて、スキルを教えてくれます。定期的に練習会やイベントがありますが、会費制なのでお金は月額数千円単位で発生すると見た方がいいでしょう。①の機能もある場合が多く、仲間作りにも向いているでしょう。
③アカデミー型
完全にスキルを身につける場所です。監督やコーチの指示に従い決められた所に来てひたすら練習。マンツーマンなどもここに分類してもいいかもしれません。中には横のつながりができるクラブもあるかもしれませんが、基本的にみんな「速くなりたい、上手くなりたい」が目的です。
ちなみに私の場合、こんな感じで3年前から③に通っています。
ラダー、ミニハードル、ドリルなど(動きづくり」という基礎を徹底的に時間内でやります。
私も実は群れるのが苦手だったのですが、大学まで野球部で、陸上の基礎がない事でケガを良くしていましたので、結果良い人間関係も出来ましたし、やっぱり入って良かったと思っています(感謝)
野球で言えば素振りもキャッチボールも上手くできないのに、フリーバッティングや試合ばっかりやっている状態でしたから、、、
(そりゃケガしますよね)
でもそんな市民ランナーは、意外に多いのではないでしょうか?
そして去年から①に入り、本格的にチームとして陸連登録をさせて貰い、お揃いのウェアも着てレースに出ています。
もちろん、
・人間関係が合わない
・男女問題に発展して草ww
・コーチの奪い合い
などなど、、、ランニングクラブトラブルのあるあるは、どのクラブでもある事です。
まぁでもそんな物は、どんな会社や組織にもある事なので、悩んだら別の合いそうなクラブに行けばいいだけですから。
今のチームは、本当に陸上が好きでシリアスに努力している社会人が多いので、みんな個人ごとに多少の考えは違えど、自然と同じ方向を見ている感じがして私は凄く楽しいです。
昨日も、代表の外村(ラボ)や尼崎ナイトランナーズさん中心に開催している、ATT(アマガサキタイムトライアル)というイベントがありました。
私も、何回か前からボランティアでちょこっとお手伝いさせて貰っているのですが、今回は凄い人気で、当日受付で走れないランナーさんも出る程。
何事もそうですが、楽しんで何かに突き進んでる人達には、自然とそういう人達が集まっていきますよね。でも別に誰かに依存している訳でも無かったりします。
まずは、自分がどう楽しみたいかを考えて、そこに合うクラブをうまく活用する事が出来れば、更に楽しいランニングライフが作っていけるのでは無いでしょうか。
ランニングクラブ、是非入ってみてください!!
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