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Kuroi Black Recommended 関西インディーミュージック ~ On Situ

今回紹介するのは、大阪在住の鍵盤奏者 Sota Suzuki によるダブアンビエントユニットのOn Situ です。

Chillwave, Ambient Pop,Vapor Wave,etc... と、この10年くらいのポップサウンドを通過したようなスタイルながら、亜流ではない表現と精度の高い楽曲に一聴して惹き込まれました。


今年リリースした新作「Twister Dub」では、上記の曲のような前作にみられたDubスタイルをより前面に出した作品になっており、より方向性が定まってきた感が出てきました。


2021年より作品を発表しながらもソロのライブ活動はまだ殆どしてないようですが、ヒップホップやレゲエ/スカのバンドに参加したり、ジャズセッションしたりなど多岐に活動し、特にヴィンテージジャマイカ音楽をバックグラウンドに持ったプレイによる楽曲は、現在進行形のエレクトロミュージックのフォーマットに乗りつつ単なるトレンドには収まらない独自の表現を聴かせてくれます。



手前味噌ながら先日開催した当方Kuroi Blackの企画に出演して頂きましたが、既出の楽曲音源に感じた以上に印象深い表現の機微や流麗さもあり、今後の活躍が期待される要注目のアクトです。

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