UTAU音源制作時に使ったものまとめ（スマホで録音編）

2024年2月28日 22:22

はじめに

この記事は筆者がまだUTAUを始めたばかりの頃、極力金を使いたくなくて家にあるものをかき集めて録音していた頃の話を元にしている。
…ので音質は保証出来ない。

⑴この記事はあくまで筆者個人の環境であり、必ずしも同等のスペックを揃える必要はありません。個人の用途、活動の程度や頻度に合うものを用意してください。
⑵金銭的に余裕のある方はさらに良い環境を揃えることが出来ます。
⑶出来れば他の音源提供者の方の記事等も参考にしてください。

スマホ
マイクの代替品
自分はiPhoneだが、機種はどれでも大丈夫だと思う

タブレット
録音リスト表示用
たまたまあったから使っただけで、録音リストを表示できるならなんでもいい
紙でもいい（音が鳴らないよう注意）

音楽プレーヤー
ガイドBGMを流す用
筆者はたまたまウォークマンを持っていたので使った
スマホ複数持ちならそれでも可
とりあえずヘッドホンに繋げられて1曲をリピート再生出来ればなんでもいい

ヘッドホン
当時愛用していたオーテクのワイヤレスヘッドホンを使った
使い慣れたものか、耳に優しいものを使おう
音漏れ厳禁

PC
後の工程で使用
10年以上前のデスクトップでもなんとかできる
無ければ収録から先は誰かに依頼しよう

PCM録音
スマホで「44100Hz 16bit wav形式」で収録できるアプリ
今はRecStarというUTAU音源収録用アプリが存在するのでそれでもいい
対応形式で30分以上録音出来ればなんでもいい

Sound Engine Free
無料の波形編集ソフト
ざっくりしたノイズ除去ができる
機能が多いので他にもいろいろできる

wavDivider
通称・わぶでば
スマホでまとめて収録するため、後からこれで切り取っている
パワーで自動ラベリングすると使いやすい

setParam
原音設定時に使う

Audacity
筆者は無知が故に、最初期はこれを使って手動でラベリングを行っていた。
正直時間の無駄である。

Excel
Audacityでラベリングした後、リネームを行う際に使用。
やはり時間の無駄なので良い子のみんなはちゃんと調べてから音源を録ろう。

収録形式による。
普通の単独音なら無くてもなんとかなる。

れんたんじゅつや連続音、CVVC等の収録方法や多音階化する場合は使わないと後で地獄を見る羽目になるので、余程のことが無い限りは必須。

機材にコストを掛けた方が良いものが録れるに越したことはないが、安いマイクやスマホでも工夫することでノイズを抑えることはできる。
以下、工夫例

家で録るのが難しい場合はスタジオなどを借りるのも有効だ(有料)。
特に学生の場合、学校に収録環境がある場合は利用するのも手だ。
ちなみに偶に見かける「段ボールを被る」や「風呂場で収録する」はおすすめしない。かえって反響音を強める原因となる。

ここまで読んでくれてありがとう。
今回紹介したアイテムを使って音源を録っても正直メリットがあまりないので、お金があるならちゃんとしたマイクを購入することを強く勧める。
あくまで、最低限の環境が整えばできるという一例として参考にしていただければ幸いだ。

PCで録音編はこちらからどうぞ。

実際に出来上がったものはこちら。
（どちらも同じ音源でgフラグを弄っています）