UTAU音源制作時に使ったものまとめ(PCで録音編)
※2024年2月28日追記
はじめに
⑴この記事はあくまで筆者個人の環境であり、必ずしも同等のスペックを揃える必要はありません。個人の用途、活動の程度や頻度に合うものを用意してください。
⑵金銭的に余裕のある方はさらに良い環境を揃えることが出来ます。
⑶出来れば他の音源提供者の方の記事等も参考にしてください。
使ったもの(電子機器)
ノートPC
CPUがCorei7、メモリ16GBだったと思う
正直UTAUやるだけならCorei5、メモリ8GBでもいけると思う
ただし他の工程、特にMMD等の3Dを扱う予定ならGPUが必要
動画編集ガッツリやる人はゲーミングPCとかのがいい
コンデンサーマイク
筆者はポップガード、マイクスタンド、接続端子、その他備品付きのセットを購入した(バラで買うのがめんどくさいから)
メーカーはオーテク
オーディオインターフェース
PCと、マイクやヘッドホンの中継地点になるやつ
よく分からなかったのでおすすめ検索の常連・UR22Cを購入
中にはマイクセット付きの商品もあるらしい
ヘッドホン
セミオープン型を買ったけど録音時は多分音漏れしないタイプのがいい
長期作業時に備えて耳に優しいやつを買おう
スマホ
録音リスト表示用
※筆者はOREMOではなくDAWで録音している
使ったもの(ソフト)
Studio One Prime
Studio Oneのフリー版
録音他、簡易的なMIXにも使える
24bit収録してる(効果はよくわからん)
RX 9 Standard
有料のノイズ除去ソフト
あった方が楽なので購入おすすめ
DAW上でプラグインとしても使える
買う際は新しいものを選ぼう
wavDivider
通称・わぶでば
筆者はOREMOを使わずにまとめて収録するため、後からこれで切り取っている
パワーで自動ラベリングすると使いやすい
setParam
原音設定時に使う
Q:必ずしも綺麗な音源を録らないといけないの?
結論から言えばそうでは無い。
特に自分で使う程度ならそこまで気にすることはない。
ただし、人に音源を提供したいと思ったり多くの人に使ってもらいたいと思う場合はやはり綺麗な音源が好まれる(望まれる)ので目指した方がいい。
特にノイズはノイズ除去作業でも改善不可能な場合があるので、ノイズ除去の依頼をする場合は特に気を付けて収録した方がいい。
また使用時に、音源の品質状態によって適正エンジンが変わる場合もあるので注意。
Q:お金が無くても綺麗な音源は録れるの?
機材にコストを掛けた方が良いものが録れるに越したことはないが、安いマイクやスマホでも工夫することでノイズを抑えることはできる。
以下、工夫例
収録前にリップクリームを塗る
エアコンなど音の出る家電は極力消す(夏場の収録は諦めろ)
クローゼット内で録る
PCの場合、マイクをファンから遠ざける
ポップガードを自作する
マイクに直接息を吹き込まないように録る
家で録るのが難しい場合はスタジオなどを借りるのも有効だ(有料)。
特に学生の場合、学校に収録環境がある場合は利用するのも手だ。
ちなみに偶に見かける「段ボールを被る」や「風呂場で収録する」はおすすめしない。かえって反響音を強める原因となる。
最後に
ここまで読んでくれてありがとう。
とりあえず用意できる環境でやってみて、納得がいかないなら環境を改善する、で問題無いと思う。
最初はそこまで深く考えなくても大丈夫。
気楽に録音してみよう。
おまけ
出来上がったものはこちら。
一応スマホ編も書いてみたので合わせてどうぞ。