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TOEIC L&R リスニング満点取るまでにやってきたこと~リスニングパート別対策~
2022年の3月に受けたオンラインIPテストで、遂にリスニング満点を取りました!
思えば2010年ごろには合計300点台だった私が、ここまで来るとは夢にも思いませんでした。
さて、せっかくリスニング満点取れたので、今までパート別にどのような対策を行ってきたのかを綴ってみたいと思います。
これは効いたかも!?というような教材なんかも紹介できればと思います。
パート別対策の前に
パート別対策の前に、リーディング、リスニングに共通してTOEICの基本的な対策として必要なものがあります。
それは語彙力です。つまり、単語をいかに知っているかですが、TOEICで出題される単語はある程度決まっていますので、700点ぐらいまでなら、対策本1冊やれば十分です。
しかし、折角単語学習を行うのであれば、同時にリスニングの対策も行えるよう、音声を聴きながらがオススメ。
これを簡単に行えるのがアプリ学習です。
スマホにアプリを入れれば、いつでもどこでもスキマ時間を単語学習に充てられるので、効率よくスコアアップが目指せます。
また、覚えていない単語だけを洗い出すことも簡単にできるので、自分があとどのぐらい覚える必要があるのか定量的に見えるので、モチベーションアップにもなります。
単語を知ってれば、文構造が理解できないような問題でも、なんとなく答えを予想できてしまうこともあります。
単語は全ての基礎でありながら、重要なポイントです。スコアアップに直結しますので、すぐに取り掛かりましょう!
Part 1
最も簡単と言われているPart1ですが、高得点者でも意外に足をすくわれるPartでもあります。
そして問題数が少ない分、配点も大きいようなので満点を狙うなら絶対に1問たりとも落としてはならないPartです。
落としやすい問題としては、being~(している最中)の区別が落とし穴です。あと、path(小道)とか、awning(日よけ)といった急に使い慣れない単語で攻めてくるときもあります。
うまく消去法を活用しながら解いていきます。
教材としてはこちらの990点攻略がオススメ。Part別対策でPart1の難問も多く掲載されていますので、難関パターンを知るには良い1冊です。
Part2
短文応答ですが、個人的には最も苦手なパート。
問題数が多くて、集中力を保つのが難しいんですよね・・・
ポイントとなるのが「問題文の会話冒頭」
冒頭の5W1Hを聞き漏らすと詰みます。
とにかく冒頭に集中!
後半に行くにつれて、素直じゃない回答になる(Yes/No応答が答えになる問題は減ってきている傾向)
Q: パーティーいつでしたっけ?
→日時を期待して待っていると
A: スーザンが知ってるよ
のような答えや、
Q: レポートはできていますか?
→Yes/Noを期待して待っていると
A: 先ほどメールで送りましたが?
のような答え。問題文と同じ単語が含まれる選択肢はひっかけを疑う(聞き間違いを狙っている可能性!)
このような問題傾向を知るというのも立派な対策です。
それには、やはり数多くの問題に触れる必要がありますね。
Part2には必ずと言っていいほど、癖のある難問が2,3問紛れ込んでいます。
これらはあまり考えこまず、集中力を保つ方にパワーを注ぎましょう。
Part2の対策は、公式問題集を使う方法がおススメです。
TEST1とTEST2で交互に解きます。2周目からは速度を1.2倍速ぐらいに上げます。
文が短いので、ディクテーションするってのも効果的です。
Part3/4
Part3と4は会話か一人しゃべりかの違いなので、対策は同じ。
ペーパーテストの場合は、できれば問題先読みが効果的です。
私はこんな流れで解いています。
説明文の間に、冒頭の3問の設問を先読みして、頭に入れる
→聞かれるのは仕事?場所?人名?などざっくりした情報でOK
→問題文の一部が抜粋されて、"What imply when he says ~ "という設問は難易度が高い傾向があるが、先に会話の一部がわかるので、ある意味ボーナス。Question xx to xx refer to the following "announcement" や"speach"等の最後の部分を聞いて、頭の中に思い浮かべる
特にPart3では最後に"3 speakers"と言ったら3者会話なので難問が予想される!
問題文を聞く
問題文の放送が終ったら素早くマークする
前の3問の設問を読み上げているうちに、次の3問の設問を読む
2~6の繰り返し
また、対策法によっては問題文を頭に入れておいて、聞きながらマークすることで、先読みに余裕ができるという方法を提唱している方もおりますが、恥ずかしながら私はマークしながら聞くという器用なことができないので、このスタイルに落ち着いています。
私のスタイルでは先読みはさらっと行い、選択肢まで目を通すことはしません。
このスタイルにはメリットがあって、実はオンライン版は先読みができないのです。
問題文読み上げと同時に設問が表示されるので、短時間で設問を把握することで、どちらにも対応できる対策になります。
なので先読みは「できれば」という形で表現しています。
図表問題は、図を見ながら問題文を聞かなければならず、なかなか同時にこなすのが難しく感じるのですが、実はこれも対策があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1646979765193-rbpcsyuWVb.png)
100. When will he go to the gym?
A: Monday
B: Tuesday
C: Wednesday
D: Thursday
このような問題がある場合、設問を見ると曜日を答えることがわかります。つまり、会話文の中にはジムのプログラム名が出てくることになります。
ここまで把握しておけば、あとは会話文を聞くことに集中できます。
また、グラフなどでは、もう少し変則的に「一番多い売り上げの月」みたいな表現がされることがありますので、いろいろなパターンに慣れておくのが良いです。
結論としては、自分の解きやすいスタイルが一番ですので、色々試して自分のスタイルを確立して下さい。
Part3/4の対策ですが、圧倒的にオススメなのが鬼変です。Part3/4の問題を高速で聴いて、速度に慣れさせるトレーニングです。
私はこれに取り組んでいるときに、一番スコアの成長が著しかったです。
0.8倍亀速は使わなくてOKです。本番が逆に速く聞こえます(笑)
2周ぐらいしたら、あとは聞き流しで十分に効果が見込めますよ!
おわりに
リスニングはリーディングに比べたら、スコアが取りやすいと言われています。
しかしながら、自分でペースを作ることができないため、速くて聞き取れないという苦手意識を持つ方も少なくないです。
そのため、速度に慣れるというのはかなり効いてくる対策法といえます。
私も受験したての頃は「こんなに怒涛の勢いで流れてくる英語音声を聞き取れるわけないじゃん!」と頭を悩ませていたものです。(200点ぐらいでしたからね)
でも、学習を続けていけば必ず満点は取れます。そのことだけでも希望を持っていただければと思います。
この記事が、皆さんのスコアアップに少しでも役立てることを望みます!