今日から始めたい!健康学のススメ
これは、以前薬剤師の方の話を聞いた時のことでした。
“私の家系は薬剤師なのですが、小さい頃から疑問がありました。
それは————なぜ、この人たちは病気を治す為に薬を飲んでいるのに完治せず、通い続けているのだろう?”
確かに僕の祖父・祖母もある頃から薬を飲み始め、今も飲み続けています。
そして———完治はしていません。薬の種類も年々増えています。
”じゃあ、なぜ薬を飲むのか?”という問いに対しての返答は———
“薬はあくまで対処療法。症状を抑えるのがメインであり治癒はしない。治癒の効果が見込めるのは頭に「抗」の文字がつくもの。”という事でした。
つまり、薬を飲んでも病気の根本的な部分は改善されないという事です。
となると、病気を治療する為には投薬以外に他のアプローチ方法が必要という事になります。
□現代日本の食事と健康の矛盾
“ご飯をたくさん食べなさい”はおそらく小さい頃は誰もが一度は言われた事があるかと思います。僕も小〜高校まで野球部だったので親や監督、祖父・祖母から延々と言われ続けました。“じゃあ、1日3食しっかり食べ続ける習慣がある日本人は健康か?”といえばそうではありません。
参照元:https://seniorguide.jp/article/1019204.html
上記の図のように日本人の死因の上位3つが生活習慣病です。現代の食事は昔と比べると洋風化が進み、日本食に不足していたタンパク質・脂質・カルシウムは補填された———が、それと同時に生活習慣病のリスクが増大しました。
また、最近ではカロリーは足りているのにビタミン・ミネラル不足しているという点から、“現代型栄養失調”とも言われています。
栄養失調=飢餓、食事量不足というイメージはありますが——実際、日本人は世界でも珍しい“食べれば食べるほど不健康になっていく不思議な民族”なのです。
□20年前のアメリカから学ぶべき事
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