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47.「今までもらったプレゼントで一番嬉しかったもの」

こんばんは。くろぎです。家の中なのに相変わらず寒いですね。早く春になってほしい~~~😢春になったら公園でごろごろして一日中天日干しされたい。

本日のお題はこちら。

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プレゼントって、良いよね……選ぶのはめちゃ難しいけど好きだし、貰うのは相手が男女問わず照れちゃいますね。

「自分のことを考えて選んでくれた」ことが伝わるモノの破壊力は半端ない

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太古の昔から説かれていますが、プレゼントってモノがなんであれ、相手が時間を割いて自分のために何かを用意してくれたっていう過程がめちゃくちゃ尊い。相手が自分のことをどう捉えているのか、っていうのが垣間見えるのも良い。

例えば「くろぎといえばイヤリング」なので、イヤリングはいろんな人からもらったことがあるんですが、人によって選んでくれるイヤリングのテイストとか雰囲気が全然違うのが面白い。私の好みに寄せたものを選んでくれる人に対しては「え~~~~私の好みばっちり理解してくれてるのやばすぎる最高……」ってなるし、こういうの似合いそうだから、と普段の自分では買わないようなデザインのものをくれる人に対しては「え~~~~あの人にとって私ってこういうのが似合うイメージなんだ、なんだか照れるな~~~最高……」ってなるんですよね。マジで優しい世界(私がちょろすぎる)。

逆に、私が人にあげるプレゼントを選ぶときは「相手の趣味とか好みから感じられる世界観と相性の良さそうなもので、なおかつ私自身も気に入ったものをあげよう」って思うことが多いです。

だから、事前にヒアリングしたものをあげるとかではない限り、結構私があげるものは相手に対するイメージとかが色濃く反映されていると思うので結構恥ずかしかったりする。そして選ぶのにめっちゃ時間かけてしまうのよな。

本当はプレゼントと一緒に手紙を添えて、なんでそれを選んだのかっていう部分を含めて相手に伝えたいなという気持ちがある(むしろそこが私の中ではメインですらある)んですが、照れるし押しつけがましいかな、と思うので毎回それは我慢して、受け取った相手に解釈を全て委ねています。

プレゼントの嬉しさを初めて感じたのが人生初のバレンタイン・ホワイトデーだったという思い出話

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こういう、「自分のためだけに用意してくれたんだ!」みたいな出来事に初めて遭遇してめちゃくちゃハピネスヒューマンになったのが中3の時のバレンタイン・ホワイトデーでしたね。ちょっと本題とズレるけど淡い初恋の思い出でも語るか。

何がきっかけだったか忘れたんですが、中3の秋くらいに、別クラスで全く接点がなかったメンズから仲良くしたい~って話しかけられてから、メールで毎日やりとりをしていたことがあったんですね。

中学の頃(正確には高校の時もだが)の私は異性の友達が一切いなくてクラスメイトの異性相手に気軽な雑談をするとかありえなかったし、業務連絡でも話しかけるのに極度に緊張するタイプのヒューマンでした。

なので、そのメンズがクラスでは空気のような存在だった私に興味を持ってわざわざ声をかけてくれたっていう事実でめちゃくちゃ相手に興味がわいたし、毎日放課後になるとメールでハマってる漫画とかお互いのクラスの話を楽しく出来て、それだけで結構相手のことを好きになってしまうようなウブガールでした…………てか、中3の時はまだLINEではなくメールが主要連絡ツールだったの結構やばいな。時代を感じる。ガラケー使ってたもんな。

で、ちょうどそのメールでのやり取りを始めてから2か月くらい経ったタイミングに””バレンタインデー””とかいう中学生の男女にとっては浮き足立つ一大イベントが迫っていたんですね。

その時期もメールで相変わらずやりとりを続けていて、さりげなく向こうが「バレンタイン誰かにチョコあげるの?」みたいなことを聞いてきたんですよね確か。
で、お察しの通りチョロQな私は完全に相手のことが好きになっていたものの、素直になれないし(相手と自分は釣り合わないからな……)みたいな意識があり、相手に好意が伝わるのは申し訳ないなと思い「女友達にあげる予定しかない」みたいなくそつまらん返しをした覚えがある。
あぁ~~~何してるんだ私……って頭を抱えていたら、相手から「余ったらでいいから俺にちょうだいよ、チョコ好きだし」って逆転優勝の返信が返ってきたんですよね。まぁそういうことを年頃のメンズが堂々と言える時点で女の子との会話に慣れてるんだな……っていうのを感じて自分の異性に対する不慣れさを痛感してまた自信を無くすみたいな謎落ち込みもあったんですが、「別にいいけど、私からもらわなくても同じ部活の子とか後輩からたくさんもらえるでしょ!」って可愛くない返信をしつつも舞い上がるような気持ちで手作りブラウニーを用意しましたね。若い。

で、バレンタイン当日の放課後に別フロアにある相手のクラスに出向いて、めっちゃくちゃぶっきらぼうに「はい、これ」とだけ言って渡し、そそくさと逃げるように帰るムーブをかましてしまった。ほんと、そういうとこなんだよな。わかる。

なんで私はあんなに不自然な接し方しかできないんだと内心しくしくしながら落ち込んで電車に乗りつつ、案の定相手がたくさんチョコをもらっている様子も視認していたので「チョコばっか食べて飽きちゃうと思うから、マジで私のやつは弟にあげちゃっていいからね!」みたいな強がりメールを送ったら、相手から「マジでチョコありがとう、嬉しくて最初に食べた、ホワイトデーちゃんとお返しする」って返事が来て、ウブガールの心は完全に射止められるわけですよ。それと同時に、初めて(え~~~~………これ相手は私のことどう思ってるんだろう……もし両思いなら付き合う、みたいなことになるのかな……)っていう意識が芽生えた気がする。今思うとこの時の片思いが一番少女漫画チックで王道な乙女だったな私。

で、あっという間に一か月が経ってホワイトデーなんですが、その頃には相手と同じクラスだった友達に私が片思いしていることやらこれまでのいきさつを打ち明けていたので、相手から何が返ってくるかな~っていうのを友達と前日にメールで話して盛り上がってた。で、当日はずっとそわそわしてた。可愛すぎるな私。。。

確か放課後かな。相手がめちゃくちゃ大きい袋をもっていろんなクラスを巡回し、お返しを女の子に渡して談笑しつつ、廊下を練り歩いている姿を教室の中から見つけたんですが、

(いや、あいつマジで何個チョコ貰ったんだよ……私のチョコ絶対いらんかったやん……)

って委縮してしまったんですよね。相手にとって私へのお返しって大勢の中の一つに過ぎないだろうに、私はめっちゃ楽しみに待っているっていう構図がめっちゃ恥ずかしいことのように感じた瞬間、すごく虚しくなって早く帰りたい……ってなってしまったのよな。自分に自信がない片思いガールあるあるの落ち込み。

で、なかなか自分のクラスに顔を出しに来ないから、(いろんな子たちと話してるししょうがないか、もう帰るか)と思ってたタイミングでようやく相手が来たんですよね。

「マジで遅くなってごめん!これバレンタインのお返し」
って言って渡されたお菓子が他の女の子たちにも渡してたのと同じお菓子であることを認識したと同時に(あぁ~やっぱり心のどこかで私は期待してたんだな……そんなわけないのに……)って悲しくなったんですが、相手が声を潜めて「……あと、これは他の人には内緒な」っていたずらっぽく笑いながら一緒に渡されたのが抹茶のチョコのお菓子でした。

ほんと、それはコンビニで買えるような、ありふれたお菓子なんですよ。ただ、抹茶のチョコが好きっていう話を以前相手とのメールのやり取りの中で話していたんですよね。それを相手が覚えていて、私へのお返しにだけ抹茶のお菓子を買ってくれたんだ、っていうのが理解できた瞬間の嬉しさは、数少ない胸キュンエピソードとして私の中に印象強く残っていますね。

マジで、プレゼントの価値ってモノの価格とかで決まるものじゃないよなって思う根源にある出来事かもしれない。

ちなみにこの相手はめでたく私の初彼氏になったとさ。おしまい。

一番嬉しかったのはこの間の誕生日にもらったライダースです

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で、お題に対する回答をやっとここでする。

これまでのプレゼント論をベースに考えると、優劣はまじでつけられないのでアレなんですが、あえて一つに絞るのであればやっぱりこの間の自分の誕生日プレゼントに彼氏からもらったライダースが死ぬほど嬉しかったです。春になったらまた毎日着る未来が見える。

そもそも服のプレゼントって相手が同性異性関係なくレベル高いな~っていうイメージがあったのでそれをさらっとこなしてしまうのが強い。ありがたいことにライダースをもらう前からもいくつか服を譲ってもらっていたんですが、ライダースについては私が安物の合皮ライダースを着倒してボロボロにしているのを相手から指摘されてたんですよね。

合皮じゃなくてちゃんとしたやつを着たほうがいい、と言われたと思ったら私の体格にぴったり合う本革ライダースを誕プレに用意してくれるの、洒落てるし古着が好きな彼氏らしいチョイスだな~っていうのがめっちゃ感じられて嬉しかったです。ライダースってぴったりめに着るのがカッコ良いと思うんですが、そのサイズ感の確認ってやっぱり本人が試着しないとなかなか難しいと思うんですよね。私自身肩幅がいくつあるのか把握してなかったのにミスなく選んできたの、プロか????

そして、これは自画自賛にもなるんですが、めちゃくちゃそのライダースが私に似合ってるんですよね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!私が理想とするライダースでしかない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
服とかに関しては自分のセンスに全く自信が持てないので、そこの領域に長けている彼氏チョイスで私に合うものをくれるのはニコニコしますねやっぱり。

私もそういう、センスを感じさせるようなプレゼントを選ぶ力が欲しい……

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