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包まれる幸福と勝利、時々は支配、気がつけば儚く消え

目を開ければ、瞬く間にまばやく広がる。
魔法の力でも帯びたかのように力強く確実に白く。
あまりの眩さに、私は何も抵抗できずに包み込まれる。

夢と幻が混じり合う朧げな部屋
浮かれるのは無知
怯えるのは恥
硬直したその体はマネキンのダンス

衝撃で弾け飛んだその瞳は多幸感でさりげなく瞬くジュエル

 

知らないうちに絡みつき締まりつける愛
打ち過ぎた薬のように酔いしれてまとわりつくようにハイ
あまりにも朦朧に、私は何も考えずに服従する

現実と虚構が織りなす曖昧な恥部
生まれるのは誰
焦るのは初
硬直したその頭は電磁波で汚染

光源に浮き沈むのは怪しげで誘惑するように微笑む救世主

 

振り上げたその逞しい右腕は血と羨望に塗れた支配
握りしめれば灰
限りなく廃
霧散したその塵は諦めと嘆き

 

深海の淵へ沈むその光は嘘と欲望に塗れたライオン

 

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蒲田にあるホテルの外壁を撮って、露出を上げたりなど加工した写真です。

この文章を書く前に、眼底検査のため瞳孔を開いたため日の光があまりにも眩しい思いをしたのですが、その眩さからもインスピレーションを得ました。

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