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2024年下半期よく聴いたアルバム、EPなど

上半期に比べると、まとまった音源でハマったものが少なかったかも。

ま、上半期6枚、下半期4枚で、年間10枚でちょうどいいかもです。

ほぼ洋楽を聴かないワタシですら、めちゃめちゃ聴きましたよ、流石にこれは。フォロワーさんや好きな音楽家さんが聴いてて、チェックしたらめちゃめちゃよい。少しレトロでメロウなところが好き。特に好きなのは「Second Nature」 と「Slow Dance」 と「Add Up My Love」  です。夏のお供にぴったりだったな。

最初の出会いがピンとこなくて、スルーしてたものが、僅かな目鼻立ちと輪郭を携えて別方向から改めてもたらされた結果、その時のメンタルや気候なども相まってパズルがハマる、という事象が、昨年から幾つかあった。FUJI もその1つだと思う。(後はライブに行くたびにFUJI サポメンに1人ずつハマっていったというのがあるけど、その話はまた後日。)
そんななかでリリースされたアルバム、 ただただ、ありがとうの気持ち。柴田将吾のヤバいギターの曲で始まり、高橋直希のヤバいドラムの曲で終わるんだよ。ありがたすぎるだろ。先行曲の「bad eyes」 のMV や、アルバムジャケに写されてる青空が印象的で、そういうこともあってか、パキッと晴れた秋冬に戸外で聴くのがしっくりくる感じ。「欠伸をした神様」は特に。
こないだの幡ヶ谷のライブでFUJI ちゃま、もっと表に外に出ていきたい的な(意訳)話をしていたけれど、その気持ちを応援していきたいと思ってます。


utariやGirl and Shipwreck で活動中の小原幹哉さんのボカロ名義曲。3曲だけどEP扱いしていいよね?小原さんはcolormal ガチ勢なので、それで知ったんだと思う。(因みに小原さんソロ曲も私は好きです)
ワタシ、ボカロの曲は殆ど聴かないんですが、これはめっちゃハマってですね。メロもバンドサウンドっぽい編曲もめっちゃよくて、ちょうどいい感じの脱力感、お気楽感、おとぼけ感が堪らない。何でボカロにしたのよ?!みたいな、でもボカロだからいいのか?みたいな。多分、No busesとスピッツを混合してボカロ作ったらこんなだよ。「札幌」の1サビ終わりで「フー!」言うところがめちゃくちゃ可愛い。そのあとの気まぐれっぽいハミングも可愛い。「宮島」のギターの浮遊感にうっとりしちゃう。
仕事で追い込まれた時、気楽に聴けるものが聴きたくて、ずっとこれ聴いてたなあ。

せだいを聴くようになったのは、ベースのリクさんが、前述のFUJI のサポートをしているところから端を発してる。
去年23年の12月だったか、リクさんが弾き語りをするというので、冬の千歳烏山に遠出した。そこに来ていたさくまさんが、バンドメンバーの弾き語り演奏を、一見無愛想に、でも絶対にうれしそうにスマホで撮る様子が印象に残り、そこから3日後、起市さん、さくまさん、ザカのさってぃさんの引き語り企画で、起市さんとさくまさんの函館の思い出話を聞いて和んだりしてるうちに、年を越し、春を待つなかで、寒くてしんどくて、辛い冬をいつのまにか「tomoran」とか「春のまなざし」が支えてくれるようになった。今年2月、夜中の下北に初めてせだいを観に行って、楽しかった。正太郎さんの余裕ありまくりな感じのギター弾き姿も、実はめちゃくちゃ好きです。(本当に、なんで塩顔のジャズマス弾きにハズレはないんだろ?)
アルバムの話をしないうちに長文になってしまったけど、そんな中、今年11月にリリースされた、2nd full album「Underground」。リクさんがdemoを作った「feel again 」と、めちゃめちゃ心に沁みる「ひととせ」が特に好き。勤労感謝の日のリリパイベントのライブでも凄く良かった。「ひととせ」の「出来ればどうか 身軽な姿で 誰かの夢を乗せないで欲しいよ」という歌詞を聴くたびに見るたびに、何故か泣きそうになってしまう。kurayamisaka バージョンとまたひと味違う「seasons」や、みんな大好き「ゼロクラビティ」 も入ってて、曲順もまた丁度いい感じで、アルバムとしての完成度が高いと思う。フィジカルに着いてるブックレットも良いので皆さん、買いです。


そんな感じで24年下半期の振り返りでした。
今年は春以降は諸般の事情であまりライブに行けず(とか言ってるわりに行ってますよね、て言われそうだけど)、自分のプライオリティは何なのかということをだいぶ自問自答し、泣く泣く取捨選択しながら過ごした1年でした。それはそれで貴重だったと思いたいかな。

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