だるい元知り合いの話(愚痴)前編


今自分には、あまりにも見てて目に毒な、嫌な知り合いがいる。もう知り合いとも言いたくないので”元”と言っているが。
それが何故そう思うに至ったのか、なら何故距離を置くというか切ってしまおうとしないのかも含めてここに全部吐き出そうと思う。



知り合うまで

あれはコロナ禍が始まって少し経ってからの事。多分、自分が作ったキャラクターメーカーを遊んでくれてこちらに興味を持ってくれたのがきっかけなのかな?と思う。そういう相手にフォローされた。

こちらの第一印象としては恐らくとても若い異性のオタク。まぁそれだけなら普通なのだが、相互になって観察するうちどうも「性同一性障害で中身は男である」らしい。少し難しい時期なのか分からないが、会話の中に地雷を踏む可能性を感じてやり辛さを覚えた。

しかしどうもやり取りをするうちに明らかに自分宛てとしか思えない空リプを繰り返し、次第に眠れなくなるほど詳細が気になり、問い質してみるとどうやら好意を抱いてる事が分かった。

正直、この瞬間脳みそが頭蓋骨の中で2回転くらいして、どうしたもんかと死ぬほど悩んだ。
なにせ相手は十数個下の、中身男。
別にどっちでもいいよと思うのは簡単だし、自分でも恐ろしく舞い上がっていたと思う。
しかし確実に「俺じゃ絶対このコを不幸にしてしまう」という確信があった。
歳の差、遠距離は経験があり、挫折も味わった。しかも心の傷が癒えていない。もう二度と誰も好きにならないと決めて10年生きてきた。だから絶対に上手くいくわけもないし、応じるつもりは無かった。

でも、傷付けたくも無かった。キッパリ断って相手を苦しめるくらいなら少しは自分がもうちょっと傷付いてもしゃあない。良いところに落ち着かせてやるのが大人の務めだろうと思い、応じる事にした。(これね、後から考えたら最大の間違いでした)

その後やり取り用として実名でのLINEやdiscordのアカウントの作成等を促され、いろんなメッセージ手段を構築した。
何かちょっと人とこんな事するの久しぶりだなって思って浮かれてたし、悪い気はしなかった。
ただ年齢に関しては明らかに開きがあったので何度も確認をした。「本当にいいの?」と。
ただ大丈夫といった返答しか返ってこなかったのでそれ以上は追求しなかった。

なんか振られる

数日が経ち、通話をする事になった。
あまり会話は弾まなかったが、お互い打ち解けてるわけではないし今後の事もあるから別にいいかと思っていたら「親に通話を聞かれて問い詰められて、歳が上すぎるからやめなさいと言われた」らしい。

正直、真偽は分からない。通話の時に少しバタバタしていたし、本当に親フラしたのかも不明。やっぱ無理だったのなら正直にそう言えばいいし、何より「俺悪くなくない?」と思う。

まぁ元からいつか諦めさせるのが目的だったとはいえ「別にこちらから求めた訳でもないのにこちらの年齢を理由に振られる」というのは正直少し釈然としなかった。
ハッキリ言って信じようとした矢先に裏切られたのでとても傷付いた。

受難はここから続く

こちらのほうが大人なので当然「一旦この関係は落ち着かせよう」とは言った。
本人は良くて親が納得いってないだけの場合は別に一旦静かにして後で再開させればいい。
なので相手の改めての返事待ちという事で一旦の解消にはなった。
まぁ以降この話は相手から二度とする事は無かったのだが。

その後他に好きな人が出来たようで熱量をどんどんそちらへ傾けていくのが分かった。
人には「おいたん」などという、年齢差を理由に一方的に関係ブッチしといてすごいあだ名をつけるもんだと驚いたものだ。

それでも無関係というわけではなく、あちらも創作活動を行っていたので絵や小説を作るオタク友達としての関係は続いていた。

1500文字超えたんで一旦この辺で前編終わりにしますかね。

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