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2024/9/23 チャンバールーム黒田江草とぼっち

本日はくろぺいです!

今日も選曲テーマは同じく「MVがある曲」
MV=MUSIC VIDEOは昔
PV=PROMOTION VIDEOとよばれてました。
要はレコード会社がCDを売るためのプロモーション用につくるビデオということです。MVとPVはイコールじゃなくて、1曲まるまる音楽をつたえる映像作品としてつくる考え方は昔からあってCDリリースの宣伝目的に30秒や45秒の宣伝映像=PVを作るというように双方の延長上にMVもPVもあったのだと思います。
(MVという呼び方が定着したのでいつごろだったかなー)

クロダが今「MV」っていうけど昔は「PV」って呼んでて、「プロモーションビデオ」って言うのがちょっと違和感だったと発言していました。

PVというとレコード会社主導の印象で、MVはアーティストの作品というイメージの違いもあるかもです。

ちなみに、アルバムツアーもレコード会社側から見ればアルバムの販売促進をするための宣伝ライブツアーという捉え方ができます。アーティストによってはその通りと感じる人もいるかもしれませんが、多くの場合はライブで新曲も含め自分の今を届けるための公演という作品ということになるでしょう。確かに「アルバムツアーの目的はCD売る事だから」とか言われてしまうと「ちょっと違う」と言いたくなりますが、レコード会社にはCDを一枚でも多く売るためにアルバムツアーをサポートするという考え方で同じ方向をみることができるのだと、当時のヤングクロスタは理解したのでした。

クロスタが大好きだったベストヒットUSA(小林克也さんが司会のMVでアメリカのヒットチューンを紹介する番組)はWikipediaによると1981年4月に始まった番組。アメリカのMTVも同年秋から始まったのだそう。まだシングル曲にビデオを撮るのが定着してなくてライブ映像などを駆使して番組作りしたというエピソードが書かれていました。
映像チームのそえぴーこと添野知秋カメラマンや夏野さんの先輩映像マンの坂西伊作さんはエピックソニーの映像セクションのボスでIcemanやT.M.Revolutionはもちろん、TM NETWORKのPVのすべてに関わっている日本のミュージックビデオの第一人者でした。
同時期に、Davide BowieやDURAN DURAN、マイケル・ジャクソン、The Rolling Stones、QUEEN、PRINCE等が音楽を伝えるための見事な映像作品を作り始め、MTVアワードにつながっていったのかな〜。マドンナやシンディー・ローパーのヒットビデオも懐かしい80年代のことです。

話があっちこっち行ってしまいました。

さて本日の黒田江草

↓↓↓セットリスト↓↓↓

9月23日14:30開演
三宿チャンバールーム
出演:黒田倫弘・江草一平
1 太陽の日々
2 CANDY DAYS
3 Rainbow Lovers
4 WATER COLORS(江草pf)
5 Save Our Soul
6 DECADENCE
7 Beginning
8 My Only Super Star
9 life
EN Easy Bazooka

いっぺいちゃん on ピアノは「WATER COLORS」
唄い終えた黒田が「リハで弾いてたのとぜんぜんちゃう」と。
アウトロのピアノ演奏がみんなのこころを奪うのでした。

「ひとりで泣かなくていいように
繋がっているんだ この地球の同じ水に生まれて
果てなき宇宙の 本当に小さい僕らだけど
繋がっているから 誰かを想うんだ
繋がっているから 明日へと歩むんだ」
(WATER COLORS歌詞最終部)
の後に続いて演奏されたピアノのアウトロが「WATER COLORS」という曲の世界というか感情を継いで紡がれていったのでした。

ブラボー!

(ぼっち&ギャラリーにつづく)

RERUNは10/1火20:30から