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【素材の話】繊維をイメージした金属の織物の壁面
2024年 大阪メトロ御堂筋線からつながる 北大阪急行が延伸した。
その延伸区間にできた新駅「箕面船場阪大前駅」近くにある建物。
金属の織物のような壁面が特徴的な 箕面市立文化芸能劇場だ。
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箕面「船場」は、もともと大阪の中央区にある「船場」を由来とする。
船場は繊維の街。
高度成長期時代に大阪の中心地である船場で、荷下ろしトラックの渋滞が問題になった。それを解消するために候補地としてあがったのがいまの箕面船場地区。
当時の箕面船場地区は「竹林」。
1970年の大阪万博に向けて道路が整備された時期と同時期に街びらきされた。当時は多くの繊維問屋があつまり活気ある街だった…そうだ。
50年たちすこし寂しげになった街。
その、かつての繊維団地は、大学が移転し、駅周辺はマンションが立ち並ぶ地域にかわってきている。
そんな新駅近くに
図書館などの施設とともにできたのが 箕面市立文化芸能劇場。
この土地の歴史と地名に由来する繊維のイメージを壁面にあらわしたそうだ。
金属のパンチング板をあんだような壁面が特徴的。
みたときに、平織だ!とわかるぐらいある意味めだつ独特の壁面。とても印象的
この建物はグッドデザイン賞も受賞している
街がどのように変わっていくのか楽しみだ。
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