冬の寄植え -2022-
普段は寄植えをやらないのだが、今年は挑戦してみることにした。
寄植えをやらなかったのは、単純に"植物同士の根が張り、苦しくなりそう"…と、心配があったからである。
この時期の庭は賑わいがなく、閑散としている。
しかし、庭に植物を植えると霜が降り、彼らには厳しい環境となってしまう…。
そんな訳で、今年になってはじめて"寄植え"に手を出すことにした。
選んだのは、"ラナンキュラス"、"アネモネ"、"ビオラ"、"イベリス"の4種。
ラナンキュラスとアネモネは、八重のものを買ってきた。かつ、アネモネはアンティークカラーとなっている。
この2種は長年私の憧れだったのだが、"いざ買おう!"となった時に、私好みのカタチに出会えて、非常に喜ばしく思っている。
ビオラも面白いものを見つけたのだ。
花弁の縁がフリルのようになっている、このビオラは"未完の花"と名付けられ、試験品種なのだそう。
それぞれの苗をポットから取り出す。
どれも根が詰まりすぎず、ゆったりと、柔らかな土の中に入っていた。
いい株だ。
優しくほぐし、鉢へと植えていく。
空いた隙間に土を入れ、最後にたっぷりと水を撒く。
大きな花をつけたアネモネとラナンキュラスが、華やかな空気を生み出し、横のイベリス、ビオラが全体をまとめ上げてくれている。
球根のものは、春を過ぎたあたりで掘り出し、別に保管することとなる。ずっと心配していた"窮屈さ"は、それでおそらく大丈夫だろう。
我ながら、なかなかうまく出来たのでは。と思う。
自画自賛はさて置き、目的の"賑わい"は間違いなく達成された。あとは長く楽しめるよう、日々の手入れを怠らずにいればよし!
…という訳で、次回は春頃に続報を作ろうと思う。
乞う、ご期待!
アネモネもラナンキュラスも次々と花を咲かせてくれています。
縁の色味は落ちてきたものの、鉢は賑やかです。
ビオラもイベリスも元気に花数を増やし、花を切らすことがありません。
寄植えって楽しいですね!
お花が終わったら、球根を引き上げて仕立て直しです。
まだまだ楽しめそうなので、また次回も更新しますね。