【まとめ】神谷vs逆佐亭 大喜利対決【呑み書き番外編】
◇はじめに◇
先日の事である。noteのタイムライン上に、このような記事が立て続けに投稿された。
マリナ油森さん、あきらとさんによる大人気企画である「呑みながら書きました」の第五回目が開催されるという事だ。
「今回はどんな感じで参加しようかなぁ」なんて呑気に考えていたら、Twitterに一通のDMが届いた。
「おや?誰だろう…」
おもむろにスマホを手に取り、画面を覗き込んだ瞬間、僕は思わず息を呑む。
はい、出た。
ある意味、お馴染みのこの方。
神谷京介さんである。
前回の呑み書きでも散々辛酸を舐めさせられた、いや、お互いに辛酸をガブ飲みしあった仲だ。以下参照。
リアルに「懲りねぇ人だな…」と声が漏れたが、DMの通知は鳴り止まない。
「いかがですか?」とは書いてあるが、ハッキリ言ってこちらに拒否権などない。こうなると逃げることはほぼ不可能である。
(※これより以下のスクショにある右側からの青色の発言はすべて僕によるものである)
この場合、被害を最小限に減らす為には、ある程度流れに身を任せつつも、要所要所で防衛策を張るのが賢明だ。僕は前回同様、神谷さんの誘いに乗ることにした。口は災いの元。反論は命取り。「絶対服従」のポーズをもってして相手の油断を生み、隙を突いて逃げるのが得策である。余計は事はしない。余計は事は絶対にしない。それが鉄則なのだ。
余計な事すんなっつーの。
◇いざ決戦◇
そうこうしているうちに週末がやってきた。決戦の時である。
この一週間の間に僕も戦いに対する覚悟が出来た。もう逃げようだなんて考えない。目指すは勝利、それのみだ。絶対に勝ってやる。そう心に決めた。
此処に至るまでに運営チームなるものも発足され(こんなものの為に)、TwitterのDM欄には特設ステージが設けられた。あとは僕と神谷さんの、血で血を洗う抗争(大喜利)を繰り広げるだけである。
会場では既に閲覧希望者の皆様も集まり、徐々に熱気が増してきているように思える。
司会はすーさんである。すごくしっかりした方で、数々の企画の運営を任されているような方だ。こんなものの為に駆り出されていいような方ではない。
……ん?ちょ、待って。
この絵は…一体…?
トップ画像に目が惹きつけられる。
これは僕と神谷さんということなんだろうか。なんかヒール履いてるけど。
しかし、見たことあるタッチだな…。まぁいいか。あまり気にしても仕方が無い。今は目の前の勝負に集中するのだ。
司会、すーさんから対決のルール説明が行われる。
・「呑みながら書きました」のルールに則り、両者とも飲酒状態で大喜利に挑む。
・一つのお題につき制限時間があり、それは大会が進むにつれて徐々に短くなっていく。
・時間切れになった時点でジャッジが行われる。その際の審議は、い~のさん、uraraさんによって行われる。審査基準としては、「瞬発力」「手数」「クオリティ」と様々な要素を加味する。
・審査員の意見が割れた場合はオーディエンスの投票によって決着をつける。
・お題ごとに勝ったらポイントが与えられ、最終的に多くのポイントを会得した方が勝利とする。
・勝った方には栄誉が与えられ、負けた方には「まとめ記事を書く」というペナルティが負わされる。これは前回同様である。
・オーディエンスはいくらでも応援の声、または野次を飛ばしてもいい。
説明の後、双方の控室に突撃し意気込みを聞く司会すーさん。
なんだか見たことある(しかもちょっとアレンジされている)やり取りが繰り広げられ、会場は更に盛り上がりを見せる。
さぁ、いよいよ選手入場である。
酷い言われようである。しかし、この対決が終わる頃にはそれも称賛の声に変わる。一瞬だけ我に返ったけど、どうでもいい。気にしない。オーケイ。今のうちに言わせておけ。僕は出来る。僕は出来る奴だ。絶対に勝つぞ。誰が童貞だ。
以下、激闘の記録をダイジェストでお送りする。
【1.親切設計が過ぎて逆に鬱陶しいnoteの新機能とは?】
いきなり噛んでしまった。幸先が不安である。「アカウント名の最後に社長って付けてくる」って言いたかったのだが、もう時すでに遅し。
やりたい放題か。
初っ端からざわつく会場。もはやボケの無法地帯である。早くも企画倒れの予感が渦巻く中、一問目終了。
気になる審査結果は。
惜しくも先制点を取られてしまう。圧倒的な手数で翻弄する神谷さんに気圧され気味になってしまった。しかしまだ勝負はまだ始まったばかりである。ここからいくらでも取り返せる。僕はさらに闘志を燃やしつつ次のお題を待つ。
!?
あの、さっきからちょくちょくサブリミナル的に見覚えのある画風の、破壊力抜群なイラストが差し込まれるんですけど。
まさか…、来ているというのか…?この会場に?
【2.Twitterで「商品を売り付けたい人リスト」に入れられた。何を売り付けられる予定だった?】
誰のとは言わないが、実話を基にしたお題だという。涙を誘う内容だ。しかし、そんな事は気にしてはいられない。打つべし打つべし。
お題を忘れる神谷さん。いかに真剣勝負であるかということを物語っている。そうこうしていると時間切れになり、審議が行われた結果。
二本目を制したのは僕であった。この調子だ。この調子で着実に追い詰めていくのだ。
さぁ、次のお題はなんだ?かかってこい。今の僕は自信に溢れている。何も怖くないぞ!
【3.これは何でしょう?】
怖ぇええええええええ!!!!
先ほどから感じていた不穏な気配は気のせいじゃなかった。
居るね。これは確実に運営側に居る。
“画伯”こと、我らがはるさんです。
突如として投下された爆弾に若干怯みつつも勇猛果敢に挑む神谷さんと僕。
死闘を繰り広げ、もはや満身創痍の神谷さんと僕。
あと、何故かはるさんもそれなりのダメージを負っている、という状況である。
気になる結果は?
(ピロリさんの鋭い指摘を無視しつつ投票システムを開始する運営の図)
三本目を制したのは僕だった。
あと、はるさんがなんか優勝した。
現時点では僕が一歩リード!さぁ、どうなる!
【4.オンラインごぼうしばき合い対決】
ここでオンラインごぼうしばき合い対決が急遽執り行われたのだが、これに関しては諸事情により割愛させて頂く。
諸事情によりというか、まぁ、事故ったからだ。
この辺は当日に実際に会場に来てくださった方々の思い出の中だけで共有してほしい。(見返してみると、ある意味ちょっと面白いけど)
【5.家を出たら急ぎすぎてうっかり身につけてしまっていた。なにを身につけた?】
シンプルなお題である。故に難しい。ましてや、一つ前がアレだったから、余計に。しかし、二人の攻撃の手は止まらない。
ダイソンの苦し紛れ感がすごいけど気にしない。
さぁ、結果はどうなる!?
これで3対1。僕が大きくリードしている。この調子でいけば勝てる。前回のリベンジを果たせるかもしれない。そう考えると力が入る。そうだ、突っ切れ。このまま勝ち抜くのだ。何も怖いものはない!!
【6.これは何でしょう?】
やっぱ怖ぇぇぇええええええ!!
来ると思ったよ。ぼちぼち来ると思ってたんだよ。これを読んでくださっている方も、上の前振りで多分身構えていただろう。すげーな。というか、「これは何でしょう」っていうお題がもう既に失礼な気もするけど、とりあえず頑張れ!神谷さんと僕!
ここで神谷さんに異変が……。
お題の破壊力に負けてしまった神谷さん。しかし無情にも時間は過ぎていく。
さて、時間切れとなったが、結果は如何に?
何故か無効試合に。しかし、すーさんの無慈悲な続行の合図に我々はまた構える。
【7.これは何でしょう?】
怒涛の展開である。
まさか二連続で画伯、はるさんの作品がお題になるとは思わなかった。油断していたが、なんとか立て直す二人。
噛んだのに、まるで何事もなかったかのように言い直す僕の姿勢を見習ってほしい。
もはや、審議を待たずに次のお題に移るという暴挙に出る司会すーさん。
いちいちつっこんでいたら出遅れる為、矢継ぎ早に回答を重ねていく二人。いや、二人というか、この辺から我慢しきれなくなったオーディエンスも回答を始め、最終的に全員参加型の大喜利大会になっていく。みんなボケたがりか。
次々と更新されるお題。そして、これはマジで今でも正解がわからん。なにこれ。はるさん、これ、何?とりあえず、すごく怖いんですけど。
あまりのペースの早さに音を上げる僕。しかし、お題は、司会すーさんは待ってはくれない。とにかく捌いていくしかないのだ。
いや、ワシやないかぃ。
(それからuraraさんの「気持ち悪すぎ」は一つ前のはるさんの絵の事です。そうに決まっています)
ちなみに、僕からはるさんに「なんで毎回花描くの?」という質問に対する回答がこの「お花かわいいじゃん」です。お花、かわいいです。すみませんでした。
怒涛の「画像で一言シリーズ」の連戦が終了。かなり回答は入り乱れていたが、勝敗は……?
もう決まりである。4対1で、尚且つ次が最終問題。これはもう僕の勝利は約束されたも同然である。
そんな逸る気持ちを抑えきれずに、つい先走った発言をした直後に、バラエティ番組でよく見る「お約束展開」を察してしまった。
やっぱあんのかい……。まぁでも、そうだよね。言っても対決である前にショーである。盛り上げてなんぼだ。仕方が無い。次も勝てば良いだけである。気を取り直して最終問題に挑む二人なのであった。
【8.桃太郎が「こんな鬼退治やってられるか!」何があった?】
……あれ?神谷さん??
会場でも「あれ?神谷さんいなくね?」とざわつき始めるも、またもや司会すーさんが暴走。審議を待たずに最終問題まで駆け抜ける。巻いているのだろうか。しかし、考えようによってはチャンスだ。神谷さんがいないうちにポイントを稼げるだけ稼ぐのだ。勝負とは時として無慈悲なものなのだ。でもほんと何やってんだろ?トイレか?
司会すーさんの暴走、ここに極まれり。
とうとう公式が認め、神谷さんと僕の一騎打ちですらなくなった会場は閲覧者も運営も巻き込んだ大乱闘となった。もはや全員が敵である。
無双系のゲームか。
とうとうガチの最終問題
【無人島に持って行きたいもの第132位って何?】
が出た瞬間に神谷さん復活。まさに最終局面を迎える。どうなる、大喜利対決。
タイムアップである。
皆様はどう思うだろうか。
これが数日かけて運営チームを募り、閲覧希望者も募って、前日からシャドー大喜利でコンディションを整え、当日は二時間にも渡って大人達が真剣に遊んだ結末である。
なんか知らんが負けた。
でもまぁ、言っても元々3点差あったワケだし。これで多少ボーナスポイントが付与されたとしても、引き分けとかになって、サドンデス突入とかそんな感じでしょ。どうせ。
とんだ茶番だよ!!!!!!
なんだこれ!!俺の4点がかわいそうだよ!!
マジでなんだったんだ、この二時間。
さっさと帰る神谷さん。オネムか?オネムなのか?
頑張ってオチを付けるも、全員から「ひどい」「これはひどい」「最後がうんこて」などと言われる始末。なんだなんだ。上手いこと言えただろうが。
クソが。うんこだけに。つって。違うか。つって。
なんだこの結末。
御後が宜しい様で。
【おまけ】
【SPECIAL THANKS】
(敬称略・順不同)
マリナ油森・あきらと
はる・小川牧乃・すー/SuzukiAyu・い~の・urara
杉本しほ・安野ニツカ・ぴぴぷる・椎名トキ・ピロリ・あゆみ / ayumimu・嶋田 智駄伽・おだりょ・しき@判定の研修してる人・カノン・遊行剣禅・千羽はる@あわいの小説家・こんきち・篭田雪江・おもち
神谷京介
and you!!