組手什を教わろう 第3回・フルドノタイムと初体験
割引あり
【フルドノタイムと桜街道】
福島県の地域区分として、「浜通り・中通り・山通り」なんて言い方がある。
太平洋に面した地域が浜通り、山に囲まれた会津地方を山通りと呼んで、その間の地域が中通りというわけだ。今回の話の舞台、古殿町は中通りの南東部に位置している。
中通りにだって山は多い。浜通りと中通りの間には阿武隈高地が広がっていて、標高にして300m~500mくらいになる。古殿町が位置しているのもそのあたりで、町の面積の実に8割以上を山林が占めているのだそうだ。
そうなるとやはり林業が盛んで、名産の杉は古殿杉というブランド木材となっている。この古殿杉の活用の一環として組手什が活用されるようになったのは2015年からのことだそうだ。
そのあたり、開発者の一人、長坂洋さんにいただいた資料を調べてみると、こんな文章が見つかった。
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