iluxionとの出会い 【HBCラジオ「タイトル未定の日曜の予定は未定」presentsプレミアムアイドルLIVE】
札幌市を拠点に活動しているアイドル・iluxion(イルシオン)
私がiluxionと出会ったのは今年の夏、2024年7月14日のことでした。
その日、私は娘と一緒に札幌市アカプラで行われたイベント【HBCラジオ「タイトル未定の日曜の予定は未定」presentsプレミアムアイドル】を観覧するために十勝から札幌市へ高速道路を使わずに移動していました。
私が住んでいる十勝から札幌までは高速道路を使うと3時間半で着くのですが、この2日後に東京遠征を控えていた私は節約のために一般道で移動していました。
お目当てはWACKに所属するKiSS KiSSとGANG PARADE。私と娘がこの2グループを推しているということもありますが、この日から2日後の7月16日に両グループに所属するメンバー【カ能セイ】さんが脱退するため、北海道で最後に会える姿を見るために来たというのが一番の理由でした。
特に私の娘は【カ能セイ】さんをとても推しており、6月20日に脱退発表がされた際はとても強いショックを受けていました。正直、仕事が忙しい時期で、私のためと言うよりも「娘のため」に来たというのが本音でした。
【カ能セイ】さんに北海道で会える最後の日、神様が味方したのかこの日の札幌市は天気が良く、気温は高いものの屋外ステージは太陽が明るく照らしていました。
プレミアムアイドルライブのスタートは15時20分からですが、11時に会場に到着。
札幌や道東の遊び人(GANG PARADEのファンの名称)との交流や観光を楽しみながらライブの始まりを待っていました。
15時20分 プレミアムアイドルライブがスタートしました。そのトップバッターがiluxionでした。
「札幌のアイドルってどんなのかな?私の苦手な可愛い系かな」なんて思っていたらガラスの割れるような音が響きSEが流れたあと現れた3人。
白と紫を基調とした衣装に身を包み、クールな表情から「クラップ」の掛け声。全く知識がない中でしたが、手を叩いていました。
そして始まったステージ。堂々とした3人の佇まい、パフォーマンス、そして楽曲の良さに引き込まれました。これは好きな音楽だと。
KiSS KiSS、GANG PARADEを写すために用意していたカメラを急遽構えて夢中でシャッターを切っていました。
あっという間の20分。高温の中全力で歌い、踊り3人はステージを去っていきました。
隣でカメラを構えていた遊び人のMさんに「この子達良いかも」と興奮しながら話かけた記憶があります。
特に、長身でスタイルの良い笑顔が印象的なメンバーのことが気になっていました。
ただ、この時には「札幌のアイドルだからもう二度と会えることはないだろうな」と思っていました。
何よりiluxionという名前の読み方がわからず・・・イクシオン?イリュージョン?なんて読むんだろうと悩んでいました。読み方がわからないグループ、名前がわからないアイドル達。
ただ、頭の中に残ったメロディーと歌詞がありました。
「さあ笑って、舞って、リズムに合わせて 繋いだ音で心掴んで 夜が明ける時までは私だけを見ててね」。
それを口ずさみながらKiSS KiSSの登場を待つのでした。
これがiluxionと初めて出会った、たった20分間のお話です。