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出会いと別れの季節が来たけど、相変わらず問題は山積み。

せっかく桜が咲いたのに。
ずっと曇り空のまま桜が散ってしまった。

春が来たのに、まだまだ寒い日が続いていて、一体いつになったらダウンをクリーニングに出せるんだろう。なんて考える毎日。

気づけば4月になって、私は社会人5年目になった。社会人2年目になる時に、絶対こんな会社辞めてやるなんて言っておきながら、あれから3年が経とうとしてるなんて月日が流れるのは早すぎる。

4/1に会社で初々しい新入社員の姿を見たらなんだかホッコリした気持ちになった。しかしそんな4/1よりも、私は3/31の方が胸に来るものがあった。
行きの電車では、大きな百貨店の紙袋を持った人達が沢山いて、帰りの電車には花束を持った人が沢山いた。新たな場所に旅立つ人。働き続けた毎日が終わる人。そしてその人達を見送る人。春は出会いと別れの季節だと言うけれど本当にそう思う。

私が転職を決めたという記事を過去に書いたが、マイペースに転職活動をしすぎて、私よりも2ヶ月ほど遅く転職活動を始めた直属の上司が私よりも先に退職を発表した。その先輩は会社に務めて10年以上になる人だったこともあり、まさか辞めるなんてと部長や課長も目を丸くしていた。私自身も、仲の良い先輩だったこともあり、とても悲しい気持ちになった。しかしそれよりも私が会社を辞めにくくなった問題が脳裏をよぎり、悲しんでいられたのは本当に一瞬だった。
どう考えてものんびり転職活動をしていた私が悪い。けれど、毎日引き継がれる膨大な業務を前に、会社なんてどうでもいいと思いながらも前よりも数倍辞めることを言い出しにくくなってしまった。

正直、先輩の退職を聞いた時、残される人たちのことも考えて欲しい。と思った。10年目にもなると持っている業務量も多いし、属人化している業務も沢山ある。それを引き継ぐ先にも余裕がないのに、無理矢理の引き継ぎが始まって、なんでこのタイミングかぁー。なんて少しだけ先輩を恨んだりした。
でも、冷静になれば。ずっとその人が会社にいる保証なんてどこにも無いし。それを強要することもできない。当たり前にずっと居るだろうなんてのは、勝手な考えで、常にいつその人が居なくなっても大丈夫なようにしておくべきなのだ。つまり、退職する先輩を恨むのはお門違いということに気がついて心の中で先輩に謝罪をした。

そんな感じで始まった4月。
ただでさえ憂鬱な月曜日なのに生憎の雨で、さらに私は鍵を閉め忘れたのでは?!と不安になり駅まで2往復もしてしまった。

スタートトダッシュは最悪だけど、いつか雨の日も好きになれる日が来ることを願って今週も頑張りましょう。




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