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ChaosTCG最後の大会へ向けて


はじめに

このnotoは最終環境の傾向と対策についてKuroaiが独断と偏見に考察するものです。
今後いくつかの議題に分けて(気力があれば)投稿予定です。

ChaosTCGのデッキの強さとは

前提としてChaosTCGにおける「強いデッキ」とはなにか?
今回はChaosTCGのデッキを組む上で何が重要かを伝えていけたらと思います。

・自分のメインフェイズ中に相手パートナーを裏にできるか?

パートナーとは非常に強力な効果、そして高い攻撃力&耐久力を持っています。そのため効果によるダメージや耐久力の減少を行い、相手のパートナーを裏にできるタイトルはそれだけで強みとなるでしょう。

・連続アタックが可能か?(再スタンド・キャラが増えるか?)

キャラが1ターンに1面ずつしか増えないゲームの性質上、攻撃回数が増えることは相手にとって脅威となります。再スタンドはパートナーでもフレンドでも強力。エクストラの能力でアタックが終わったキャラでも擬似的な再スタンドが可能なタイトルもあるので要注意。

再スタンドだけが攻撃回数を増やすわけではありません。アリーナにキャラを増やすことができれば攻撃回数を増やすことが可能です。最終環境タイトルであれば強力な効果を持つキャラばかりで盤面が増えればそれだけ強くなります。

・防御札が強い

タイトルの中でも(ほぼ)ゲーム中に2回しか使用できないイベントがあります。これらのカードは「少女互換」や「大きい方から互換」と呼ばれるほど多くのタイトルに配られました。ゆずソフトでは「少女互換」である《やわらかい感触》が3種選抜となっています。

もちろん上記カードの強さは言わずもがなですが、タイトルによっては「特権イベント」と呼ばれるほど強力な防御札も存在します。

対処ができなければこれらを使用されたターンはほとんど相手へダメージを与えることができません。ではこれらのカードをどうやって対策すれば良いのか?それが次の『強さ』に繋がります。

・イベント無効をキャラに付与できるか?

昔からプレイしている人はイベント無効を「チェルミ」と呼ぶ方が多いです。ブシロードTCGの特徴として互換のカードや効果の一部が同じカードを初出のカード名で呼ぶ方が多い傾向です。わかるならそれに越したことはないですが、わからない方や忘れている方もいるので大会などでは効果を言った方が早い場合もあります。

「パートナーにうたたね打ちます」も「パートナーレストしたいです」も変わらないです。
「パートナーにうたたね打ちます」「何ですかそれ」「レストにする効果です」となる方がよっぽど時間がかかります。お互いに制限時間内に終わらせる努力も忘れずに。

話が逸れてしまったため戻しましょう。
先ほど紹介した3種の防御札は全てキャラに影響を与えている効果です。
つまりキャラにイベント無効が付与されていれば効果を受けません。

イベントが利かないということはそれだけ攻めが強くなります。
自身の使用タイトルにイベント無効を付与できるカードがあるなら是非採用したいですね。
…しかし油断は禁物です。キャラやエクストラの能力は効いてしまいますし、先ほどの《その少女の名は_》はキャラに影響を与えるイベントでは無いため防ぐことはできません。


・上昇無効が毎ターン使えるか?

上昇無効とは・・・『ターン終了時まで、目標のキャラ1体が受けている攻撃力や耐久力が上昇する効果すべてを無効にする。』
初出のカード名からこの効果自体を「リベンジ」と呼ぶことが多いです。
ChaosTCGにおいてこの効果を受けるとイベント無効を付与しない限りほぼそのターン中の攻撃力と耐久力は見たままの数値になってしまいます。
この効果は非常に強力で厄介です。毎ターン相手のパートナーに上昇無効を与えることができれば攻めやすく、そして守りやすくなります。

最終環境のほぼ全てのタイトルにエクストラキャラの上昇無効付与が配られています。自分の控え室のカード2枚をバックヤードに置かなければならないため、控え室の枚数には注意しましょう。
《リベンジ》の互換だけでなく上昇無効の効果を持ったイベントカードもよくあります。自身の使用タイトルを確認してみましょう。

・パートナーカードのボトム回避ができるか?

ChaosTCGのゲームの性質上、パートナーカードがデッキの一番下(ボトム)にあることは好ましくありません。
今までと比べて優先度は低くなってしまいますが、これが回避できるデッキもまたデッキの強み直結します。

ChaosTCGはゲーム中デッキをシャッフルすることはありません。
効果で別のカードをデッキの下に送ることでパートナーカードのボトム回避を行うことが可能です。

あとがき

つらつらとChaosTCGのデッキの強さとは~とか書いていますがあくまで私がChaosTCGをプレイしてきて感じた主観となります。(実際たいした結果を残したわけでもないので)

元々プレイしていた方からすると当たり前の事かもしれないですが、なぜか周りにChaosTCGがサービス終了してから新しく始めた方が多くいたため少しでも5月の「ブシロードカードゲーム祭2024」へ向けて役に立てたらと執筆いたしました。

次回からはX(旧Twitter)にユーザーが投稿していたTier表を元にタイトルごとの動きや特徴もまとめていければと思います。

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