アウェイ讃岐戦
今年のアウェイ讃岐戦は、屋島のレクザムフィールド開催。
まあいろいろX上は賑やかですが、讃岐さん側はこの会場でのホームゲーム開催を、“歴史的”意義からも肯定的に捉えられてて、来年以降も開催を希望されているそうなので、参考になるか分かりませんが、アウェイ側からの感想でも書いてみます。
①声出し音出し不可
バックスタンドのすぐ後ろにマンション。そして周辺に広がる住宅街。
奈良のロードフィールドも夜20時以降はトラメガや太鼓は禁止だし、広島の新スタジアムも太鼓の数が制限されているなど、近隣に住宅がある以上、これはやむを得ない措置だと思います。
(因みになんの制限もない鳥取も、テレビには電光掲示板後ろの田んぼとバックスタンド向こうの山しか映ってませんが、メインスタンド真後ろは住宅です)
ただ、やはりゴール裏の立場とするとフラストレーションは溜まりますね。
何列かでまとまって密集すれば声の圧も高まるんですけど、構造上横一列にならざるを得ないので、声がばらけてしまったのが残念。(実際、右と左で時差が笑)
あ、あとやっぱり太鼓が無いので、チャントのスピードが途中右と左でズレたりも。
途中から普段太鼓叩いてるメンバーが“ボイパ”やったりして、意外となんとかなってたのは笑いましたが。
(鳥取サポならボイパでも“ドンドンドン、ドンドンドドン”でなんのチャントが始まるか分かるはず)
②立ち見席?
アウェイ応援席として販売されたのは、メインスタンドからバックスタンドを繋ぐ通路。
鍵カッコ無しで、まさに、紛うことなく、ただの通路。
よく陸スタなどで見られる緩い傾斜のある芝生席…ではなく、通路。
ここがせんごひゃ…
まあ金額は置いといて。
やはり元々、観客がフィールドを見るためとしては想定されていない(であろう)場所。
(陸上大会など中高生が学校ごとに荷物置く場所兼待機場所的なとこ?)
成人男性の自分は難なく顔は出せましたが、あの柵の高さだと、女性や子供は目の前に柵があって視界を遮るだろうなあ。
本当にアウェイ席はここじゃないといけなかったのかな。
ただ見た目ではメインバックとも讃岐サポでほぼ埋まってたことを考えたたら、バックスタンドのワンブロックだけでもアウェイ側に設定するのは難しかったのかもしれません。
まあ昨日通路とバックスタンドの間に設けられていた結構幅広い緩衝帯を見たら、かなりのバックスタンド座席を潰すことになるからかもしれませんな。
(実際、試合後に緩衝帯を挟んでちょっとした言い争いも)
ただ、通路に結構な高さがあったのと、トラックのレーンがスタンドギリギリに設置されていてピッチまでの距離も近かったので、陸スタとしては過去一見やすかったと、フォローしておきます。
③スタグル
スタジアムについたのが10時すぎだったのと、それまでにうどんを2杯食べてきたこともあってお客さんが空いてる時間帯には何も食べず。
そろそろお腹が…と思った頃にはもう凄い人が並んでで結局コロッケだけ買いました。
スタグル4店舗?5店舗?があの狭いエリアに押し込められたのも、おそらく火を使う関係で補助競技場やスタジアム敷地内には店舗を設置できなかったからじゃないかと思いますが、もし来年も屋島で開催されるのであれば、スタジアム敷地内の入退場スロープの下とかでやれたら良いですね。
良いなと思ったのは、試合終了後も販売されてたこと。(鳥取はハーフタイム終了時に撤収されます)
試合後、まんまと策略にハマって唐揚げ買って帰りましたよ。
讃岐サポさんの陣取るバックスタンドからスタグルエリアが遠いという讃岐サポさん側のツイートもありましたが、鳥取には“ヤジンスタジアム”といって、会場入り口やスタグルエリア、トイレ、喫煙コーナーに一番近いのがアウェイゴール裏というアウェイに超優しい(ホームゴール裏は反対に全てのエリアから一番遠い)スタジアムもありますので、めげずに推してあげてください。
④その他
駐車場。
讃岐公式アプリをインストールしないといけないのはなんだかなぁ…と思いますが、自分は近場で無料だったのでありがたかったです。
あと、自分は使ってないので分かりませんでしたかが、なにやら琴電の駅も近かったそうで。
そして歴史的にも有名な屋島の麓という立地。
去年の丸亀開催の際は高松に前泊して屋島観光してたので今年は行きませんでしたが、歴史的価値を感じる方は堪らないでしょう。
総じて、立地や環境は良かったと思いますよ。
⑤結論
声出しの仕切り用の“何か”一つだけOKにするとか、アウェイの位置とスタグルエリアの同線的な問題さえクリアになれば、来年も屋島開催はアリだと思いますよ。
ただまあその際は、是非、鳥取以外のクラブでお願いしたいですが。