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思い出は唐突に?
「思い出をかたちに」というnoteを
大体4年前にアップしている。
そこにある、同じ生徒会の先輩とあれから会う機会があった。
4年前のnoteを見ていると少々こっぱずかしい気持ちになるのだが
彼の話まで書いているとは、覚えていなかった。
この話を見てふわっと母校である中学校の廊下のにおいを感じた。
あれはなかなかいいシチュエーションだったなあ。
そんな第三者目線の感想だけが出てきた。
そう、そんな彼と去年会う機会があった。3回も。
多分4年前は会うなんて思ってなかっただろうな。
4年前の君に最後会った日の話だけ教えようか。
まあ、ドライブで海まで行って、夜ご飯をその辺のチェーン店で食べて、
中学生だった時の話、もう名前もうろ覚えな先輩の名前、最近飲むようになったお酒の話、私が年上しか好きになれない話、
あの日の告白、いろいろ話した。
今となってはなんともない話、ただ彼は気持ちよく酔っていた。
帰りの電車、終電の一歩手前でほぼ貸し切り状態。
彼はなんとも思ってない様子で私の肩にもたれてきた。
そして手を握って
「付き合ってるときに、
こうしてあげられたらよかったな、ってずっと後悔してた」
私も少しお酒が入っていたから、
「お前は昔から雰囲気づくりの天才なのか?」と
一瞬思ってしまったが
一度別れたら付き合わない、そう決めている私はその日
「またね」じゃなくて「じゃあね」と言った
彼は一つ年上で大手の企業から内定をもらっている。
どうか、どうか私より可愛くない女の子と付き合って
幸せになりあがれ!!と思ってそれから連絡はしていない。
…そんな5年も6年も前に付き合った人とも、
もう会わないだろう、と思った人とも、
偶然、タイミングで会う時があるのだなあ。と。
これもまた運命なのか。
恋愛が人を狂わせているだけなのか。
後者であってほしい。そのほうが言い訳らしい。