米国債による金融不安
たまには、違うネタで書きたいと思います。
なんか、すっきりしないんですよね。
いま、アメリカとかスイスとか、金融危機(寸前?)になってます。
まだアメリカは、超大手には行ってませんが、
クレディスイスがこけ、まあ大きいところが消えました、となります。
もともとは、
米国債の持ちすぎにより、金利上昇で、債券価格低下、ということで
時価会計的には、大赤字になりました。
よって信用力が暴落し、取り付け騒ぎにもなり、
つぶれるということになります。
ここですっきりしないのは、
「時価会計ってバーチャルですよね?」との疑問。
債券ですので、満期まで持てば、
(支払主が倒産しない限りは)元本ともに満額戻ります。
なので、それが原因で、ってところがひっかかります。
※そりゃ、金融機関なんだから、
10年債とか、買って10年ほっぽらかしなんて
ビジネスはないだろうというのもあるんでしょう。
※もひとつ、満期までにインフレで大きく下がったら、
元本保証、満額の意味なんてないですけどね。
かれこれ、時価会計になって、もう20年ぐらいにはなるでしょうか。
なんでも時価評価、売るつもりがなくても時価評価。
時価会計に振り回されていませんかね。
とはいえ、米国債たくさん持っている日本勢
(政府セクターも銀行も)、大丈夫ですかね?
※投資は自己責任(←とってつけたように、書いてみる)
★noranekopochiさん、画像お借りします。ありがとうございます。