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資格商売

最近は出張も少なく(行かないで済ませているだけw)
休日も余裕が割と出てきているので、
いろいろ、やりたかったがほっぽらかしていたことに手を付ける。

例えばの、
リビングのコンセント、抜き差しが激しいので、
結構傷んでいるはず。

普通に考えると、
経年から考えても、まったく問題ないと思うんだけど、
ソケットの配置変更を兼ねて、交換することにした。
(半分思い付きの、行き当たりばったりの面あり🤣)

ということでコンセント取り替え実行、
となるわけで、いじくりまわしていた。
(注:有資格者です)
ちゃんと100V取れている確認はしたので、問題なし。

この作業自体は単純なんだけど、
資格者でないと、できない。

まあ、素人さんが配線間違えて、
作業中に感電するとか、
処理がまずくて、
後で火事になるとか(100Vでも甘く見てはいけない)
いろいろとありうるので、
これが資格取らないといけないのは、まあ妥当だとは思う。

わりと住宅建築時にプロがやっているので、
と思っていると、案外そうでもないものを見つけてしまったりするw

特に納期がきついとか安値受注したの?、とかいう案件などは、
「おいおい、この施工でいいのか?」には出くわす。
(幸い我が家ではまだ無いw)

この資格自体は、技能認定的要素があるので、
試験もペーパーだけではなく、配線したりの技能試験がある。
ペーパーは正直楽勝だが、技能試験が割としんどい。
試験前には日々練習していた。

んで、この資格なんてのは、全然仕事とは関係がない。
こんなん取るくらいなら、別の資格取れと言われる?
(だから職場では保有者であることは言っていない)

まあ、もともと専門では、それなりの大物資格は持っていて、
地方の責任者になるには必須(でも他の部署では要らない)、
なので、若いころに必死になって取った。

まあ、この業種で食べていくんなら、
この資格があるから、ではないけど
転職「自体」もまあ可能だろう
(給料下がるとか、そういうのはさておき😆)。


というように、ここまで書いたけども、
資格というのは、
技能職系の「ちゃんといじれますよ」の資格と、
「技能もなくはないけど、能力はちゃんとありますよ」
資格と2通りある。

①は持ってないと「手に職」的な仕事にならないけども、
はっきり言って、高スキルの証明とはならない。
業務独占資格だけど、みんな頑張って取るので。

②は「何かできます」の証明には、ちっともならないけども、
「何だか知らないけど優秀?」の証明には一応なる。
でも、業務にフィットするかは別問題。


世の中で高所得を取りたければ、②の資格を目指す、というのが、
今までの(サラリーマン的、もしくは専門職の)生き方だったわけ。

でも、ピラミッド構造が崩れてきている(まだ、そう見えないが)
この現状を考えると、
「無敵の資格持ってるから大丈夫!」とは到底言えない。

だって、今の技術が「絶対の真理」じゃないし、
法律だって、ガラポンになる可能性は十分あるし、
引きずられるように、税制も変わってしまうかもしれない。

そうすると、
②の資格持っているから、
「実務的には使えないけど、その分野では、まあ優秀かもね」の
指標にしかならない、ということにどんどんなっていく。

ましてや、AI様がどんどん攻め込んでいるので、
単純に「この技術どうだっけ」、というだけなら、
専門職の必要性はどんどん下がる。

AIが普及して、どんどん考えない人が増えている。
宿題のコピペじゃないけど、考えなくても課題は片付いてしまう。

こうなると、AIに使われる人は不要となり
(代わりはいくらでもいるよ。)
一方で、AIを使い倒して(あるいは開発して)、
それで更なる高みを目指せる人しかいらない、ということになるんだろう。

※「頭使えよ」と言いたくなる人に出くわすことが、とみに増えている。
 ああ、過干渉、過干渉🤣🤣🤣

ただ、一方で昇進試験の類いも、意味がなくなっていく。
これって
「会社のこと、ちゃんと理解して、方針に文句も言わず、従事していく」
ための試験だからね、という部分があるので。

いま、人不足。
優秀な人は、特に取れない。

(きつい書き方であるけど)
優秀な人を取れなくても、人数でカバー、
その分、教育で何とかする、で
何とかしてきたのが、企業だった、はずが、
「教育してもダメだな」という、
「本当に考えない人」が増えている気が。

こういう人は、AIにとってかわられるので、
人の需給としては、いいのかもしれないけど、
人が出かけて行ってしないと片付かない仕事も、一方で確実に残る。
こういうのは、「能力不足に目をつぶって」やってもらうしかない。

ただ、こうやって企業なりのピラミッド構造は崩壊していく、
と考えると、悪い話ではないのかもしれない。
やっぱり「上意下達」がおかしい、と思う人も増えているようなので、
このまま、今の企業システムが持続できるとは到底思えない。

こうなると「みんなで助け合い」←スローガンじゃなくて なのかな。
持っているスキルを提供して、それでこちらのほしいものを対価でもらう。
広い意味での物々交換。

そこで必要なのは①の単純スキル系の資格であって
②の能力値資格ではない、のかも。

※ただ②の人は、仕組みを作るのはできるので、
「あーすれば対応可能、こーすれば対応可能」という指示はできるので、
そのスキルをみえる形にすれば、物々交換にも載るだろう。
能力値自体を試されるけどね。

いろいろと考えてしまったなぁ。
ではまた。

2222文字を狙ったが、うまくいかずw

haru_lifelogさん、画像ありがとうございます。