シャニマスへの思いを吐き出してみる(恋鐘/透 感謝祭まとめ)
どうも皆さん!
お世話になっております。黒椿です。
今回は、恒常シナリオイベント<ファン感謝祭>の個別シナリオのまとめとなります。
gradへの伏線となるものも含まれていますので、一つ一つおさらいしていきましょう。
ネタバレが含まれますので可能な限りご自身でプレイしてからお読みいただけると幸いです。
はじめに
アンティーカのシナリオは咲耶が主役でした。
咲耶は、素質こそ高いもののメンタルが脆いです。
まあアンティーカにメンタル弱い人しかいませんけど。
(恋鐘はタフですが、問題を自力で解決できたケースがほぼありません。)
父子家庭という境遇も相まって、特に人とのつながり・孤独への耐性が低いです。アンティーカが大ブレイクし、ピンが増え、ユニットが減ったことで咲耶が後ろ向きになってしまいました。しかし、摩美々のパス→恋鐘のシュートでなんとか救われました。個人的には、結華が咲耶の深層心理を読めていたとは思いません。恋鐘が到着していなかったら結華と咲耶のぶつかり合いは平行線のままだったでしょう。
で、ファン感謝祭の演出・セトリはどうなったの…?
ノクチルのシナリオは小糸が主体でした。
1大イベントを閃いた小糸でしたが、ファンからの期待がかえって自分の実力不足を重く受け止めさせてしまい、中々口に出せません。
シーズン4でようやく「感謝の手紙」を読むことを提案します。
一方、やる気のなさそうな雛菜はしっかりプランを練っていましたが、口に出さず、透の家にノートを置き忘れたことで巡り巡ってシャニPのもとに渡り、実現します。
わざと置いていった説もありますが、個人的には最初から実現する気もない夢物語だったから放置しただけだと思います。
時系列的にwingより後なので、叶えようと少しでも思ったのならシャニPに相談しているはずでしょう。小糸と違って自分を過小評価して黙り込むこともないので。
なお、小糸は本番では手紙を読まずにその場の勢いで話しています。セリフから『』が外れていますので…
皆さんご存じかと思いますが、6ユニット中ノクチルと放クラを除く4ユニットは感謝祭の中身に触れません。誰かの決意の表層化がメインテーマで、感謝祭はおまけでした。
恋鐘
恋鐘 固有「ろまん、ど~ぞ♡」
海でいちゃつく恋鐘とシャニP
海はそのまま世界あるいは将来のビジョンの比喩であると考えてよいでしょう。シャニPのおかげで可能性が広がったと礼を言っています。
ロマンは夢・憧れ・冒険譚のことです。恋愛物語のことを指しはじめたのは案外近年からだったりします。
リハ前後。
夢や理想を平然と、当然と口に出します。
それがすさまじいことであると意識すらせず。
いやらしか~!!!
アンティーカの(咲耶の)障害に薄々気づいていた恋鐘。ただし行動に移るのは摩美々からのパス待ちでした。
本番前。
【娘・娘・金・魚】かな?
1万年前…恋鐘gradで283に入る前の話をする伏線だったかもしれません。
この辺りの言い回しは恋鐘の強さ・壮大さをうかがえます。
ロマン・海・出発…キーワードがポンポン出てきますね。
恋鐘はアンティーカという名前を気に入っているようです。
個別エンド「宇宙、ど~ぞ♡」
なんかちらつくんですよねぇ…ジャングルジムの影が…
かわいい。
普段のプロデュースカードがいちゃついてるだけということもありますが、恋鐘らしくない知性的な終わり方になりましたね…
透
透 固有「遅刻」
おそらくここが初出の歩行者信号くん。意味深な赤。
シャニPスーツなのに現役アイドル(天才肌)よりもずっと速いんですね。
若々しい。
照れ隠しとかでなく、本当に"知らない"んですよね。
自分の中の情熱・衝動を言語化できない。
アウトプットの下手さ加減はやはり透の弱点でしょう。
この顔すき
【途方もない午後】コミュ午後1の「風」おさらいですね。
リハ前後。
言うまでもないですが、ノクチルのコミュはアンティーカのコミュをかなり意識してつくられています。
恋鐘の「客席をいっぱいにしなければいけない」と期待・願望を込めてイメトレをしているのに対し、透は「客席がいっぱいになるはずだ」と予測のイメトレをしていました。透本人がどの程度の情熱を抱えているかはこの段階では不明です。
ファンへの意識云々、というよりは自分がアイドルであるという意識がないんですね。gradへの伏線です。
透の中でのいいもの=自分たちらしいもの、でしょう。雛菜と小糸が感謝祭に本気で取り組んでいることを察したうえでの発言です。
本番前
イメージ論ですが。恋鐘の「ざっぷーん」は自分たちの船が波をかき分ける様子を表現しているのに対し、透の「ざざーん」は自分たちが浅瀬から煌めく海を眺めている感じで、まだ海に入っていない気がしますね。
あくまでイメージ論ですが。
めっちゃリーダーみたいだぁ…
ノクチルのテーマは『誰かになる必要なんてない』
ありのままの自分たち。「大体、合ってるから」という透のセリフは心を揺さぶられますね。
共通 「ライク ザ シー」
【天塵】でもそうでしたが、雛菜が爪を塗るときは、透になにか重要な質問を投げかけるときです。逃げられないよう抑え込んでます。
「っぽいし」
一見ややこしく、答えのなさそうな透哲学ですが、恋鐘とセットだとわかりやすいですね。透はファン感謝祭の"人"に新しい世界を見ていました。
透は自分たちが歩み出した新しい世界に人たちがついてきてくれる
(=社会が全うな評価をしてくれる)ことを喜んでいます。
雛菜や小糸がついていけない哲学でも円香はある程度理解しているようです。
透 固有エンド「遅刻ならず」
届ける(並走)
イケメンにのみ許されたムーブ
この辺りの関係性・解釈はファン感謝祭ノクチルシナリオと同時実装された【まわるものについて】をプロデュースしていただければわかると思います。
以前書いた記事もよろしければお読みください。
感想
リーダーにとって統率力・牽引力はやはり必須条件でしょう。
二人とも適任です。器がでかいですね。
類似する表現・言い回しも多くみられました。
恋鐘の「宇宙、ど~ぞ♡」はまさに、
透の【10個、光】【ハウ・アー・UFO】の内容にリンクするものでした。
二人の明白な差として、透の人生観にはぼんやりとした上昇志向(未知・ときめきへの探求心)しかありませんが、恋鐘はアイドルという道筋をしっかり抱えています。
最たる例は、恋鐘は「アンティーカ」と何度も口にしていましたが、透は自分たちのことを「ノクチル」とは言いません。本番前の掛け声すらシャニPが促すまでしないくらいですし。
どっちも好きですし、今後の成長が楽しみです。
おまけ
ダブル無能。
敬語を使うのが下手な人に共通する点として、単に教養がない…というパターンもありますが、自分と世界の境界がまだついていないというパターンもあります。ざっくりいうと軸がない・自信がないというお話。
締めの挨拶
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もアンティーカ/ノクチルの感謝祭まとめ…ですが、放クラLPに刺さるものがあればそちらを先に書くやも。
ではまた!