シャニマスへの思いを吐き出してみる(線たちの12月)
どうも皆さん!
お世話になっております。黒椿です。
今回は2022Xmas越境シナリオ【線たちの12月】のまとめ・感想記事になります。今年の他の越境よりは断然よかったのですが…
例によってネタバレにはご注意ください。
早速いきましょう!!!
あらすじ
火の用心のボランティアに臨むことになった咲耶・凛世・透・小糸。
凛世・小糸ペアはどことなく他人行儀な態度を取り続けてしまう。
一方、咲耶・透ペアは図書館で偶然クリスマスカードを見つけ…
時を同じくして「冬季集中講座」という普段と違うスタジオで行われる本格的ダンスレッスンに精を出す灯織は、予想外の人物と交流し、刺激を得ていた。3組の"線"はどういった未来を描き出すのだろうか…
総括
良かった点
・雰囲気
ある意味冬らしい、"暖かさ"と"寒さ"を感じられるシナリオコミュでした。
・ルカが可愛い
可愛い。灯織にダンスを教えるルカ。優しい。
単に才能に頼り切ったアイドルではなく、技術もしっかり身につけていますし、教え方・気持ちの伝え方も上手。
メンタルが不安定なときでも目下の練習生にきちんと挨拶を返す懐の深さもあり…これにちかの完全上位互換ですよね?
(出た瞬間から曇りがちらついてしまうのはメタ的にマイナスですけど…)(まあシーズ関係はいつでもそうか)
・大きなキャラ崩壊/空気化がなかった
【#283をひろげよう】や【ロング・ログ・エンドロール】では誰かしら犠牲者が出ていましたが、今回は5(+1)名がしっかりそれぞれの個性を生かせていたと感じました。若干咲耶の影が薄かった気もしますが、そこはsSSRで補完していましたので◎
悪かった点
・オチが酷い
これのせいでこのシナリオを「好き」と言えなくなりました。
社長室アップ→ノイズという"孤独"や"後悔"、"絶望"を印象づけるオチ。
何の必要もなく、重要性もない。蛇足。なんで付けたの?
まさかライターは
「大半のユーザーは天井努とルカの関係に気づいてないだろwww」という前提で「特別に大ヒント出しますねwww」みたいなノリでこのオチにしたんでしょうか。ふざけないでください。もう皆気づいてますから。
(気づいた上で「信じたくない」「努は男色家だもん」と言い張っている派閥はあるけど)
シーズとルカの宣伝のためにシナリオコミュの後味をまずくするなんて…
論外です。せめて天井努が一言呟く→ノイズとかにしてくれたら許せたんですけど…津田健次郎さんのスケジュールが合わなかったんでしょうか?
・ポエムを詠む灯織
ルカに突き放された灯織がポエムを詠む場面。
いや…あまりに突拍子もないでしょ…
灯織は共働きで多少寂しいこともあるとはいえ、比較的〈家〉はしっかりしてます。(=無から家を描き出すという発想が浮かびにくい)
また、【明るい部屋】の際、灯織はキャロル隊の練習でほとんど寮には来てないですし、283プロならではの"繋がり"、"温もり"もそれほど強くないはずです。
これ、「凛世とルカ」、「灯織と小糸」の方が絶対良かったよね!?
凛世はLP編でハイレベルなダンスレッスンに取り組んでいたので「冬季集中講座」の参加にもしっくり来ますし、【明るい部屋】で"世界の繋がり・広がり"を知っているので〈家〉を絡めたポエムを詠んでも納得です。
咀嚼しきれていない点
・認知症の「おばば」と死んだ「孫」、もう作れない「シュトレン」
2022年のシャニマスのテーマは※『つながりの中で生きる』であり、登場したモブは必ずメッセージ性・哲学を帯びたキャラでした。
※個人の見解です。
今回の老いた女性、というキャラクターを通してライターが何を表現したいのか現時点でピンときていません。
「おばば」と「孫」でなく、「母」と「子」なら、八雲なみとルカの関係になぞらえつつ、「生きることの難しさ」を伝えようとしたことになります。
また、「シュトレン」(シュトーレン、ドイツの果物入り菓子パン)が「和菓子」「和食」「おむすび」なら咲耶や凛世の過去のコミュを踏まえつつ、「夢をかたちにすることの難しさ」を伝えようとしたことになります。
どうにも中途半端なんですよね…
深い考えもなく、「透がそのカリスマ性を咲耶・凛世に見せつけるための舞台装置」として準備したモブなんじゃないか、という邪推もはたらいてしまいます。
・シャニPの目的
これは越境なので細かく突っ込むのも無粋かもしれませんが…
ノクチルと他アイドルを絡ませることで得をするのは画面の前の我々だけであって、283プロにもアイドルにも明確なメリットはなくない?
どういう動機のもとに交流させようと思ったの?
打算なしで、純粋に仲良くなってほしいんだとしたら【PiCNiC BASKET!】みたいにアイドル主催でレクリエーション開くよう促せばいいんじゃない?
ノクチルメンバーを1か月間寮に泊めるとか…
小糸そのまま摩美々みたいに半定住しそうだな…自分の部屋くそ狭いしな…
恋鐘がいれば2週間くらいで懐柔できるかもしれません。
閑話休題。
シャニPの目的・動機が曖昧で、ちょっと引っかかってました。
ボランティアってのも、う~ん…ならもう少し人数増やせば?
ボランティア→町内会→放クラ、なのに凛世しかいないのも不自然です。
・【悲報】とおこい全否定
凛世が透にアドバイスを求める場面。
えぇ…
こういう受け答えしたのが円香なら分かるんですよね。
自分の言葉にどれだけの"価値"があるか。自信がないからはぐらかして「飴」だけ教える、みたいな。
でも透でしょ?思いついたのに誤魔化すなんてそういう面倒なことは滅多にしないでしょ?ということは本当に何も思いついてないでしょ?
円香と同じかそれ以上にきちんと周りを見てるのが透ですし、小糸のことも高く評価している、そう思ってたんですけど…どうやら記憶に残らないレベルの存在だったみたいです。
無理矢理好意的に読み解くなら、「小糸ちゃん」は「ひぐち」と同じく空気のような存在で、今後「まどか」のように覚醒したら、「小糸」呼びになり、記憶に残る存在に…いやないな。
あとは「そんくらいしか」の中身が283個くらいあるとか…?ないな。
筆者としても解釈違いで無念ではありますが、公式からとおこい派に対する死刑宣告が出されたのかもしれません。
やっぱりここも灯織と凛世の配置逆の方が「【For Your Eyes Only】で相互理解の大切さを確かめた灯織」を絡めてもっと味わい深い物語に仕上がった気がするなぁ…
締めの挨拶
最後までお読みいただきありがとうございました。
アイドルも性能も予想通りでした。時期が早すぎた。
予想外な出費が…
凸のために追う真似はしません。皆さんも無理して追う必要はないと思いますよ。Daクチルの完成がいつ頃になるか分かりませんし、3人組ユニットに出張するような性能でもありません。
真乃がぶっ壊れすぎたせいでそれ以降のトワコレが全部霞む悲劇よ…
あさひの方は上級者向けではありますが、4凸すればどこのダンス育成でも入るスペックはしています。強いて言えば微々たるダンマス上限要らないからダンマス体力をMax8にしてくれって感じ。
(グレフェスは初級者・中級者の混ざるゲームじゃない。)
(そもそもトワコレは初級者・中級者が回していいガシャじゃない。)
ロシ甘奈と同じくそのままでも強いがGradスキル<ダンスマスター>を付けるとぶっ壊れるってやつです。
―ダンスマスター高レベルノウハウブックなんて…周回したくないな―
総じて今までのトワコレの中ではまだ金をかける意味のあるガシャだと思いました。
円香のガシャポエムは他のアイドルより凝ってたんですが…新フォーマットで廃止されたのが寂しいなぁ…
前回の答え合わせ。【オイサラバエル】実装時のガシャポエム「見えるの?何が。」は美意識、特に透への評価で円香と雛菜/小糸/シャニPの意見が大きく分かれる、そんなイベントが来ることの伏線かと思っていました。
しかし、単純にシャニPが円香の、円香がシャニPの存在理由を見つけられるか否か。というニュアンスだったみたいです。
途中までめちゃくちゃ頭使って読んでたんですが(良い意味で)拍子抜けしました。そのうち記事にします。
次回は【かいぶつのうた】。雨竜さんと御子柴監督の関係性を黒椿なりの解釈で語ります。
ではまた!