シャニマスへの思いを吐き出してみる（【THE（CoMETIK）EPISODE】）
どうも皆さん！
お世話になっております。黒椿です。
2018年4月~2019年3月→原始時代
2019年4月~2020年3月→古代
2020年4月~2021年7月（ベリソ）→中世
2021年8月~2023年8月（バイ・スパイラル）→近代
2023年9月~ 現代
今回は現代史。CoMETIKの2回目のシナリオイベント【THE（CoMETIK）EPISODE】の感想記事になります。
さも歴史の授業かのような入りになっておりますが、私は私の解釈を押し付ける気は毛頭ございません。ご自身のアイドル・シャニマスに対する見解を尊重していただきつつ、「こういう見方もあるんだなぁ」という風にニヤニヤしていただければ幸いです。
（『ライターは変わっていない』とか『新ライターも旧ライターと同等以上の表現力を持っている』みたいなご意見は烈火のごとく糾弾しますが。）
考察の種もあるにはあるんですけど（タイトルとかドーナツとかドーナツとか）それ以上にご都合主義臭さ・雑さが漂う迷コミュでした。
読後の虚無感はワースト1では？（【バイ・スパイラル】はもう殿堂入りなので…）
それではいきましょう…！
あらすじ
少しずつルカが283プロに馴染み始めていたある日、ライブイベントで予期せぬ遭遇が起こりかける。
反発し、逃避するルカ。
―果たしてルカは、CoMETIKは、どの道をどう歩いて行くのだろうか―
スクショでダダダ
開幕1分で「あっ、今回もダメだな…」と感じ取れるの凄まじいよなホント…
ポッと出のモブに"ライターの脳内設定"を復唱させるのやめろ！？
まったく説得力ねえんだよ！！！
ルカが人に頼まれたら（相手が努やシャニPでない限り）断れない性格なのは読者も業界人もみんな知ってるんだよ！
「やっぱり斑鳩さんは優しいね」って言葉は出てきても「ユニットらしいね」って感想が出てくるわけないんだよ！！！
"空気感"を出せるか否かは結局ライターの表現力次第なんだよなぁ…
臭いよぉ…！！！
気持ち悪いよぉ！！！
後で改めて語りますけど…
「描きたい場面を先に描いてあとから合間合間を肉付けする」というのは「超絶優秀な第三者が校閲してくれる」という条件でのみ許される創作術であり、金も人手もケチっている今のシャニマスではやってはいけない禁じ手なんだよ…！
『どうせオタクどもはルカが曇れば満足なんだろ？』
『ルカにもう一度美琴ぶつけるべｗｗｗ』というライターの浅はかな魂胆が見え見え。
そもそも中世・近代のコミュにおいて"ルカが曇る"度に読者が奇声・嬌声を上げていたのは
・「斑鳩ルカの哲学・行動原理を紐解くきっかけになっていた」こと
および
・「紐解かれたルカの哲学がそれまでの仮説と真逆だった」こと
が要因です。
既にルカのキャラクターを99%解き明かした状態であり、露骨で、追加の考察の余地もない。今回のような"ルカが曇る"イベントには一切の価値はありません。
はい。
ストレイ・シーズライター恒例のクソ無能シャニPです。
シーズ（にちか）とルカの確執に気付かないのは283億歩譲っていいとして、なぜ大事な仕事の相談を「夜遅くに」「電話越しで」「美琴だけに」するのか。
お前が持ってきた仕事なら美琴はストリップバーでも受けるだろ…！
無意味で冗長な電話越しのすれ違いを延々と垂れ流した。
凛世Gradから何も成長していないシャニP。
万が一美琴の様子に変化があったとしても電話越しじゃ機微が読み取れないだろ…！
癒し（？）パート。
まあこのあとルカが無意味に曇らされるって知ってるんで…
子持ちのシングルマザーが育児に悪戦苦闘する中で、近所の無口な青年に心惹かれてく育児エッセイ漫画かな？
それにしては子も青年も台詞がワンパターンで魅力がないのよね…普通の雑誌なら打ち切られそう。
まーたはるきの株が上がって鈴木の株が下がる展開だよ…
なんで鈴木は同じユニットのメンバーのこと一切調べてないの？
愉快な友達としか思ってないの？
仕事の先輩であり同胞だぞ？
第3話はルカが"美琴の成長"を見て曇るシーンなのですが、何の面白みも考察要素もないのでバッサリカットで。
前々から言ってますけど、ルカやシャニPが"美琴の成長"だと思い込んでいるものは、成長ではなく"環境に合わせた変化"に過ぎないので。ルカと2~3週間過ごせば以前の"ルカ好みの美琴"に戻る可能性は極めて高いんですよね。
独り相撲で勝手に気に入って勝手に幻滅して勝手に傷つくルカちゃんまじカワイイ♡
あとこれイラスト班にどう発注かけたのか知らないけど、ルカひとり版の方は虹エフェクトのせいで"孤独"や"絶望"が薄まってますよね？エフェクトoffにしなきゃダメだろ…
283プロの幼稚さ・愚かしさで言ったら
鈴木＜＜＜＜美琴＜＜＜＜＜＜＜＜＜あさひ＜＜＜果穂、ですからね。
ドベやドベ２を基準に物事を考えるな。
つーか加害者と被害者で意識に差があるのは当たり前だろ…！
至極当然であり、一般的な感想言いますね？
ルカは別に変わる必要ないだろ。
変わるべきは283プロであり、シャニPだろ。
もちろん【バイ・スパイラル】のように、己の見解「私は幸せにはなれないしならない」を固辞し、周りまで傷つけるルカの立ち回りは病的で、大人げない態度だと思います。
ただ、シャニPの「誰だって幸せになれるし、なっていい」という見解に基づいた、一切根拠も正統性もない強引な治療だって大人げない態度だと断言できるわけで。
大人げない態度と大人げない態度がぶつかったのなら、先に巻き込んだ方・きっかけを作った方が妥協し、変化するべきです。
部屋の中で一人静かに朽ちようとしていた患者を無理やり外に連れ出した挙句、本人の意向をすべて無視して嵐のようなリハビリを推し進めるサイコパス。
本気で治療したいなら診察からやり直せ。
診察が終わるまで他の患者と距離を取らせろ。
なぜごく一部の断片的な情報だけで他人を救えると思っているんだ。
鈴木羽那能面みたいで怖い。
でもこのシーンはちょっとすき。
「判断力が一切養われていないため目についたものをとりあえず食べようとする」という乳児の危険性を「思い切りのよさ」と言い換えるの、最高に詭弁でしてよ。
現在進行形で苦しんでいる病人に「きっと○○なはずだ！」と科学的根拠なき民間療法を推し進める一般人…
怖いなぁ…
ここ全然何言ってるか分かんないんで誰か翻訳してください。
（はるきの発言に影響されて「アイドルになる＝CoMETIKになる」と思い込んでる？）
あはっ、怖いよねー
ここまで空気読めないの…。
背景班はちゃんと「おやつありますよー」に変更して♡
今まで水しか飲んでなかった美琴が、にちかの差し入れたレモンティーを飲んでいることに「NTRかよ…」と発狂、逃避したルカ。
まあだろうね、としか言えない。
で？この後なんかそれっぽい哲学投げかけたらルカの精神が 突 然 安 定 して帰ってくるんでしょ？
ワンパターンすぎる。驚きや伏線回収のカタルシスが一切ないのよね…
選択肢が雑でダサいんだよなぁ…（シーズライターのお家芸）
手前の「そんなルカが、（選択肢）素敵だと思う――」で設定した方が圧倒的にカッコよくない？
シャニPがはじめて斑鳩ルカという人間を理解し、ルカに直接的でわかりやすい評価の言葉をかけた場面なのよ？
まさか選択肢設定は日雇いの外国人とかにやらせてる？
…これ次回以降もまったく同じこと起きるぞ。
ルカが成長したわけでも鈴木が努力したわけでもシャニPが奮戦したわけでもなくて、ルカの弱みにつけ込んで利用しただけなんだもん。
元々のルカのパフォーマンスがどうだったのか。
今の鈴木・はるきのパフォーマンスになにが足りないのか。
完成形CoMETIKのライブがどういう様子だったのか。
シーズのライブはどうだったのか。結局コラボはしたのか。
鈴木の部屋はどういう企画・尺でどういう層をターゲットにやっているのか。
全部画面の前の我々に丸投げして終わるんだよなぁ…
もうちょっと表現頑張れよ…
今回が曖昧で退屈な内容なのは勿論腹立たしいのですが、土台となるべき1回2回がどちらも雑だと、次回以降の長編シナリオでのアイドルたちの"成長具合の描写"も読み取れなくなってしまうので…
ほんとにライターは反省しろ？
これ自分で読み返しても面白くないでしょ？
感想
拭えない既視感
CoMETIKに対して実装当初からSNS上で囁かれていた懸念、私自身も感じていた不安要素が的中してしまったコミュでした。
『これストレイライトの完全下位互換にしかならなくね？』
CoMETIK
・気持ち悪いモブの発言
・突発的で回避不可能な障害
・ルカが曇る壊れる暴れる
・後ろでなんかぼやいてるシャニP
・状況を理解せずなんとなくで行動し、事態をわずかに好転（または悪化）させる鈴木
・気持ち悪いモブの発言（今回は美琴）
・めっちゃ頑張るはるき
Ending~友達でも仲間でもないけどそこにはきっと絆があるよね？~
ストレイライト
・突発的で回避不可能な障害
・狂うあさひ
・ちょっと頑張る愛依んちゃ
・気持ち悪いモブの発言
・めっちゃ頑張る冬優子
Ending~友達でも仲間でもないけどそこにはきっと絆があるよね？~
ストレイ・シーズに関しては、導入や合間合間のつなぎこそ憤死するレベルで雑な仕上がりではありましたが、"ライターくんが描きたかった部分"は趣深さがあったので「総合的には楽しかった！許せる！」という人が多かったです。（私は＋－でマイナスの方が大きいと感じるのでそっちも許してませんが。）
ただ、CoMETIKはライター渾身の盛り上がりパートすら弱い、キャラの掛け合いが薄い、しかも上述のようなごまかしようのない既視感が画面の前の我々を襲ってくるので…誰が楽しめるの？誰が納得するの？
丸被り、なんなら共倒れ一歩手前だよねコレ…
早急に差別化が必要であり、そのためにはCoMETIK独自の空気感（）なるものを描写しなければなりません。
一番手っ取り早いのは育児エッセイ路線にシフトすることであり、"ルカを曇らせる"描写は最小限に抑えて"鈴木の人格形成をみんなで見守る"みたいな描写を多く入れることなんですけど…
（果穂を見守る放クラとの差別化は気にしなくていいでしょう。ルカのツンデレ属性を強調したりはるきの眩しい哲学を強調したりすればたぶんなんとかなります。）
なぜかシャニPもはるきも「鈴木羽那は独り立ちしたまともな人間である。」という現実と乖離した情報を刷り込まれているので…路線変更は無理っぽいですね。
かといってストレイと限りなく近い今の路線のままでストレイ以上の魅力が出せるのか、というと…
ストレイの関係性って"百合恋愛スポ根"なんですよね。（諸説あり）
恋愛スポ根に乳児が割り込めるタイミングってないんで。
そもそもシャニマスは
―個性豊かなキャラクターが他者との交流の中で様々な感情を発露させ、成長していく様子を眺める人間ドラマ―
なんですよ。
個性がないキャラはともかく、
「自発的な思考・行動ができない」
「人格形成が完了しておらず、何を見ても笑う・驚く・真顔になるの3択」
「他者との交流が無意味、事実上成長不可能」な乳児の存在はノイズでしかありません。
ライターは鈴木のキャラ練ってるときに「この子、私の表現力じゃ後々持て余すな…」って気づかなかったんかな…
単体評価
「これストレイの劣化じゃん」
という印象を無理やり脇に置いて頭をリセットして考えましょう。
どうにも手抜き臭いんだよな…
ライブイベントで欠員が出た時に、
"運営が一切細かい指定をせずに「そちらの都合最優先で！」「オタクのアイドルならだれでもいいですよ（笑）」とオファーを出す"っていうのがありえるのか？？？
①スポンサーに説明し、意向をお伺いする。
②欠員を出したアイドルグループの所属する事務所と複数回折衝する。
それらで代役が決定できなかった場合、
③欠席するグループとパフォーマンスの方向性が同じで、ターゲット層の近いユニットに限定してオファーを出す。
④近いユニットが見つからなければ潔く諦めて「○○グループ欠席のお知らせ」を公式サイトなどに掲示する。
というのが一般的じゃない？
最初から
（パターンA）
スタッフ「欠席するのが○○で××なユニットさんなんで…是非シーズさんにお願いしたいです！！！」と簡潔に済ませた方がマシでしょ？
283億歩譲って、「スポンサー・運営会社と283プロが長い付き合いの取引先だった」「だから283さんならだれでもいいと言った」と仮定しても、『なら美琴とルカの確執知ってるよね？』って話になる訳で。
（パターンB）
スタッフ「シーズさんに出ていただけるのは大変ありがたいのですが…共演OKでしたっけ？」あるいは
スタッフ「斑鳩さんの様子はどうでしょう。その…体調とか…」
みたいな一行を導入に入れて、
『モブもモブなりにしっかりと考えて"生きた"発言をしていますよ～』
『都合の良い操り人形じゃないですよ～』とアピールするくらいのことはできないんかな？シーズライターだし、できないんだろうなぁ…
蛇足ですが、（パターンA）に関しては「ライターも思いついていたけど実行に移せなかった」という可能性があります。
というのもシーズの魅力って、神の目線ですべてを見ることができる読者にしか届かないものなんですよね。
シャニマス時空に生きる一般人がシーズというユニットを"推す"きっかけが存在しないんですよ。
歌詞の裏側を細かく吟味しなければ、所詮2000年代前半に流行った"それっぽい英語"と刺激的なダンスで一時的に話題を取るK-POPをリメイクしてるに過ぎないですし。（作曲家の方を愚弄する意図はございません。）
ライターがこれまでシーズの設定・売れ方・ターゲット層を有耶無耶にしてきたせいで「欠席したグループさんと〇〇で××なところが似ているので、是非シーズさんを！！」というシンプルな導入が出来なくなり、ご都合主義臭さが強まった説。
自業自得ば～い！！！
タイトルは【ジ・エピソード】を踏襲している…のですが、別に伏線回収でもなんでもなくその場の思い付きでやってるんですよね。
だって今回はきちんと英語表記だけど【ジ・エピソード】は見ての通りカタカナの方が正規表記なんですもん…最初から長期的展望の元作ってあるならルカの283参加イベントも英語で【THE EPISODE】に統一してるでしょ。
第6話とエンディングのタイトルは考察要素です。
でもしっくりきてません。
"I"と"You"はどっちもルカってことでいいでしょう。
ただ「何を知らなかった」のかが分かりません。
"幸せ"だとしたら「美琴と二人で活動してたときの笑顔は偽物だったんか？」ってなるし。
"CoMETIKの存在価値"だとしたら「いやそれライターの描写が下手過ぎて読者に全く伝わってないからね？」「中身の伴わない感動を押し売りするな？」ってなるし。
"前に進めること"だとしたら、「そりゃ誰かさんのせいでメンタル悪化して意欲ゴリゴリ削られてたんだから知らなくて当たり前だろ？」「加害者サイドが言うな？」って話になるし。
にちかの謝罪パート、シャニPの調査・反省・贖罪パート作るの面倒だからって、今までの因縁・禍根を「誰も悪くないよ。」「不幸な事故だったね…」という風に印象操作すんのやめろ？
転転転滅だよ
作っていればここでもう少し感動できたかもなぁ…
ドーナツは円満の比喩でしょう。
もしかすると「CoMETIKが幸福になれない"欠けた人間"の寄り添い合うユニットだ」みたいなことを表現したいのかもしれません。
ただなぁ…「はるきには"穴"と呼べるほどの欠点はなく、単独でも"幸せ"になれそうな存在だ」というのと、「ドーナツの"穴"は食中毒のリスクを減らすための"知恵"であって別に欠点じゃねえよ？」というのがなぁ…
締めの挨拶
最後までお読みいただきありがとうございました。
やっぱり鈴木の扱いが面倒くさそうだよな…
デ○マスみたいに潤沢な資金があってアイドルが200人近くいる！とかならまだしも、金も時間もないのに、9ヵ月に1回以上の頻度で必ず乳児を物語に絡めなきゃいけないっていうのがな…
自 業 自 得 ば ～ い ！ ！ ！
ではまた！！！