【突撃!となりのフリーランス】繋がる人でまちの見え方は変わる-木津さん
いつの間にかこの企画も第3回になりました!(読んでくださっている方はありがとうございます🙇♂️)
今回突撃してきたフリーランスの方は木津さん(@ayumukizu)です!
◼️「突撃!隣のフリーランス」とは?
仕事が場所から解放された時、人はどうやって場所を選ぶのだろうか
ということをテーマに、コロナ以前からこの問いに向き合ってこられたフリーランスの方へのインタビューを通しての気づきや学びをnoteで紹介する企画です。
リモートワークが広がれば仕事が場所に依存しなくなる人が増えるから田舎がいいなという人が増える可能性が高いです。しかし、受け入れる地域側がその人たちの価値観や課題を知っていないのが現状です。なのでこの企画を通してこれからの地域に求められることのヒントを探っていければと思っています。
*企画のきっかけはこちらから↓
*アイキャッチの画像は津山さん(@tsuyama_sankaku)に作成していただきました🙇♂️
◼️木津さんってどんな人?
地方移住と多拠点居住の人です。一級建築士▶︎国内各地を月一引越しする『居候男子』▶︎フリーのローカルディレクター。映像制作グループの事業開発チーム『Pathfinder』で地方担当を担いつつ、兵庫県香美町と #関係人口契約 を結び企画づくりのお手伝いをしています。さば寿司、たこ唐、きゅうりが好きで、ビールは瓶派です。
もっと詳しく知りたいという方はこちらから↓
◼️誰とつながるかでまちの見え方は変わる
コロナが始まる前は月1でいろんな地域に移動していた木津さんだからこその気づきなんじゃないかと感じたのがまちへのつながり方と見え方の話でした。
初めての地域に訪れる時に地域と繋げてくれる人が行政の人であれば行政的な視点、民間の人だと民間的な視点、NPOの人だとNPO的な視点でまちが見えるらしいです。
自分自身木津さんの訪れたことのあった福井県の鯖江市に2年ほど前に行ったことがあったのですが木津さんは民間のつながりから、自分は行政のつながりから地域に訪れたので同じ地域であっても見たものが違うというのを話していて感じたりしました。鯖江といえば行政主導で都市計画や新しい取り組み(JK課)などをしているという印象だったのですがボトムアップでの取り組みや伝統工芸の文脈での視点は民間のつながりから見えたことなんだろうなと思います。
一方的な見方だけでなくいろんな視点から見ることで本当の意味でまちの姿を知ることができるのかもしれません。
◼️恋愛と教育の壁
いろんな地域を移動しながら暮らす生活というのは誰しもが一度は憧れるライフスタイルではないかと思っています。でも憧れがあるからこそ良いところばかりに目がいって困る部分に気づけていないのかもしれません。
仕事以外にも場所に依存するものがいくつかあり今回あげられたのが「恋愛」と「教育」の話でした。月1で住む場所を変えるので恋人ができてもすぐに遠距離恋愛がスタートしてしまいます。また教育に関しても子供の学校は地域が固定されるので仕事がリモートでできたとしても場所の制約がかかってしまいます。「それはそうでしょ」と思った人も多いかなと思うのですが一度「もし自分がその状況に置かれたとしたらどうか?」を想像してみてください。
想像できましたかね。自分は結構深刻な課題だなと感じました。自分のライフスタイルを優先し切ることが現状の社会だとなかなか難しい部分があるなと。ただ進化している部分もあって例えば教育でいうとすでに中学校以降はオンラインで通える学校が現れています。
今回のコロナウイルスも後押しとなりオンラインでの授業が主流になれば教育自体も場所に縛られなくなるかもしれないので時間が解決してくれる課題ともいえますね。
◼️木津さんからのお知らせ
2020年5月から石川県珠洲市に移住しています。暮らしぶりはTwitterで発信しているので覗いてみてください!!
Twitterはこちら↓
https://twitter.com/ayumukizu?s=20
P.S
興味のある方はこれまでの記事も是非ご覧ください🙇♂️