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【2020年8月】Music Note vol.02

長い長い梅雨が明けたと思ったら、いきなり夏が本気を出してきた。

夏といえば「夏ソング」。時には爽快感を求め、時には甘酸っぱい青春を求め、また時にはノスタルジーを求める。
そんな夏ソングの中から、個人的に毎年聴きたくなる曲を5曲紹介しようと思う。

お分かりの通り、完全に#ktmrで言うところの「Tomori Selection」のパクr…ではなくインスパイアされている。
ということで今回のテーマは「この曲を聞かないと、私の夏は始まらない」(©楠木ともり The Music Reverie 第16回)

01. 夏空 / Galileo Galilei

作詞・作曲:尾崎雄貴、編曲:Galileo Galilei

『おお振り』のOPにもなっていたので知っている人も多いはず。雲ひとつ無い夏空の下で街を歩きながら聴きたすぎる。この曲はGalileo Galileiのデビューシングルで、ボーカルの尾崎くんはこの頃まだ19歳。歌声に初々しさが残ってて良いな。Galileo Galileiはこういう爽やかソング以外にも、虚無感や葛藤といった負の感情を描いた曲も良曲揃いなのでまた紹介したい。

02. BREEEEZE GIRL / Base Ball Bear

作詞・作曲:小出祐介、編曲:Base Ball Bear

ベボベは学生時代に死ぬほど聴いてたけどこの曲は夏になると絶対にリピートしてた。いや、夏じゃなくてもリピートしてた。「涼風ガール」「ディスティニー感覚」「薄荷の味の午後」「レモンスカッシュ感覚」「過度刹那ってるんだよ」「夏いね」等々、小出祐介節が遺憾なく発揮された歌詞が特徴的。瑞々しさが半端なく、そりゃシーブリーズのCMソングにもなる。

03. 八月の夜 / SILENT SIREN

作詞・作曲:すぅ、編曲:クボナオキ

もはやサイサイの代表曲と言っても過言ではない夏の名チューン。BPM190近いアップテンポに乗る歌詞はどこか切なく情緒的。なんというか、カラッと晴れた夏というよりは湿度90%くらいのジメジメした夏の夜、それも花火大会終わりの帰り道の情景を呼び起こすような、そんな曲。PVも歌詞も甘酸っぺぇな!(孫悟空)

04. しおり / Aqua Timez

作詞・作曲:太志、編曲:Aqua Timez

Aqua Timezは最高なんだよ。青春そのものって感じ。三ツ矢サイダーのCMソングに起用されていたので三ツ矢サイダーの曲として認知されている気がするが、歌詞の内容は失恋ソングそのもの。基本的にAqua Timezの曲は立ち止まることや悩むことをすべて受け容れて、ありのままの自分でいることを全肯定してくれる歌詞が多いので、これから何かを始めようというときに聴くのがオススメ。

05. 夏の大三角形 / NICO Touches the Walls

作詞・作曲:光村龍哉、編曲:NICO Touches the Walls / 岡野ハジメ

この曲はカルピスウォーターのCMソング。気づいたらCMソング多めになってたけど特に意図はない。NICO Touches the Wallsは個人的に「夏フェスが似合うバンド」上位に食い込むバンドで、この曲も夏フェスで聴きたい曲の一つなのだが、昨年の活動終了によりもうそれが叶わなくなってしまったのが悲しい。ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019思い出の一曲。

次回は「夏の終わりに聴きたい曲」あたりかな。今年は夏フェスもライブも軒並み吹っ飛んでしまったので、夏ソングを聴いて気分だけでも高めていきたい。

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