ものすごく「溜めていた」ので、「リリースする」必要があった。

人間って、本当にうまく造られているなと思います。
入れたら、出す。そういう「循環」がきちんと行われないと
こころも身体も「支障をきたす」ようになっている。

家族で「入れたもの、溜めたもの」は
家族に「リリース」する。

わたしは「母親」から与えられた「イヤなもの」を
直接返すことになりました。

ずっと溜めていたもの。
言いたいのに言えなかったもの。
その、中1のときに「わかってもらえなかった」時の
絶望だったり。それ以降の自分の「イヤだった」全て。

母親に「吐き」ました。

自分1人だったら無理だったし、
思いもつかなくて。許可がおろせなくて。
たぶん、ずっとまだ「溜め込んだ」状態で

わたしの子育ては「悲惨なもの」になっていたと思います。

母親に「返さない」分
こどもたちや、身近な大切なひとたちに「ぶちまけてしまう」ことになる。

事実、わたしは「母親に返すべきもの」を
全く関係ないのに、元夫にぶつけてしまっていたし。
無自覚なところで、こどもたちにも迷惑がかかってしまっていた。

わたしが母親のことで「我慢」「イヤな思い」を
すればするだけ、わたしの周りの大切なひとたちに迷惑がいく。

そういう状態に陥ってしまっていたので

「本人に返す」

ということが、
いかに大事なことか、思い知りました。

親から受け取った、与えられた「イヤな気持ち」を
わたしたちは「別の人」で精算しようとしてしまいます。

それって、ものすごく「迷惑な話」です。

その別の人
というのは大概

・ 自分よりも「弱い」立場の人
・ 自分が気を緩められる、甘えられるような関係性の人

こういう人が対象になります。

学校や職場で「いじめ」が起きることも
夫から妻に、妻から夫に、「八つ当たり」することも。

実は、その相手からのものではなく
過去の「自分の親」が起因になって発動している
「イヤな気持ち」だったりするのです。

八つ当たりの連鎖は、どんどん派生していきます。

だんだん、「誰のもの」か、わからなくなって
だんだん、「目の前の相手のせいだ」ということになってしまう。

ちゃんと「本人に返す」ことが
ものすごく重要なことで。

そうすることでやっと「平穏」や「安心」に繋がります。

本人に返せば「気がすむ」のです。

ちゃんと
自分の「気持ち」に寄り添って。

勇気を持って「本人に」返すこと。

わたしは
ものすごく溜めていたので
ものすごく長い期間、
ものすごく激しく、
リリースしました。


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