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【デュエマ】新環境を生きぬくメタビート

こんにちはクロカタdm研究会のジキと申します。

7月に入りcsが少しづつ開催されていく中、たくさんの方が環境読みに頭を抱えているのではないでしょうか。もちろん私もその1人で、6月末から練り悩んでおりました。今回ご紹介するデッキは新環境でも戦っていけるポテンシャルを持ったメタビートです。似たようなデッキに赤白レッドゾーンというデッキが存在し、すでに7月1週目のcsでは多く結果を残している状況です。これらのデッキとの差別化点もお話し出来たらなと思います。

まず、メタビートって何するデッキ?という人のために簡単に説明いたしますと、環境上位デッキに有利のつくメタカード(妨害カード)を駆使し、相手の行動を遅らせる、止めると言った行為を行った状態で殴りに行くデッキです。言ってしまえば嫌がらせをして殴っていくちょっと性格の悪いデッキですね。ビートダウン系デッキなので比較的簡単に扱うことができるのですが、環境デッキの何にどのカードが有効札になるのかをしっかり把握していなければ、全く強みを発揮できず、いろんなデッキの下位互換になってしまいます。しかし、そこの知識さえ付けてしまえば扱うことは容易ですので、このデッキについて詳しく知りたいと思ってくださった方は是非読んでいって下さい。

私自身7月頭にこのデッキをcsに持ち込み予選2位。結果はプレイミスで勝ち試合を落としてしまいベスト16という結果でした。参加できるcsが少なくデータとしては少し甘いですが、勝率は悪くないポテンシャルの高いデッキだと思います。基盤は赤白レッドゾーンに似ているところもあります。ここで身につけた知識が今後活きる可能性もありますので、よかったら目を通していただけたらと思います。

赤白メタビートまたの名を赤白ザボンバ!?

GOOOSOKU・ザボンバというカードはDMRP-13「十王篇第1弾切札×鬼札キングウォーズ!!!」にて収録されたカードであり、赤白のソニックコマンドということで既存デッキのレッドゾーンの強化と話題になりました。このデッキでもヘブンズフォースを使うことで最速2ターン目に着地させることができ、メタクリーチャーを展開しながらシールドを減らしていくことができます。マジボンバーを複数回使うことを目的としてプレイしますので、早く場面に出せれば出せるほどアドバンデージを多く得ることができるカードとなります。手札を減らさずにクリーチャーを展開するのでこのデッキのリソースでもあり打点にもなるまさに主役といっても過言ではないでしょうか。

赤白レッドゾーンとの差別化

まず、赤白レッドゾーンの強みは爆発力・カウンター力だと考えています。止められにくいホーリーやどんな盤面もひっくり返すドキンダムが強みで前環境でも暴れていました。それに比べ本デッキの強みは対応力の高さ・対策のされにくさです。赤白レッドゾーンと赤白メタビートを対戦させると、レッドゾーン側に押し切られることが多く負けてしまいます。この2デッキを比べると前者の方が強いという結果です。しかし、大会で相手をしなければならないデッキはバーンメアやカリヤドネ、ナウオアネバー等の多種多様に存在しています。赤白メタビートはこれらのデッキに柔軟に立ち回ることが可能です。7月1週目のcsでは、赤白レッドゾーンが上位を独占状態でしたが、レッドゾーンというデッキタイプは何年も前から環境上位に入ったり入らなかったりを繰り返しています。対策されやすいという弱点を持っているので安定したデッキとは言えません。この2デッキの差別化点はここにあると考えています。

新環境を生き抜くメタビート

それでは早速、7月頭のcsで握ったレシピがこちらになります。 

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