【最新！】2024年11月現在、音楽制作用Macを選ぶならこの3択！
先日Macの新機種が連続的に発表されたということで、noteやYouTubeでも以前から評判の良いこのトピックの2024年末最新版をお届けいたします。
同様の内容をYouTube版もありますのでご参考までによろしくお願いいたします。
結論を先に書くと、オススメはズバリこちらの3機種です。
iMac
Apple M4（10コアCPU、10コアGPU、16コアNeural Engine搭載）
32GBユニファイドメモリ
512GB SSDストレージ
324,800円（税込）
Mac Studio
Apple M4 Pro（14コアCPU、20コアGPU、16コアNeural Engine搭載）
64GBユニファイドメモリ
512GB SSDストレージ
338,800円（税込）
14インチMacBook Pro
Apple M4 Max（16コアCPU、40コアGPU、16コアNeural Engine搭載）
64GBユニファイドメモリ
1TB SSDストレージ
633,800円（税込）
以下が詳しい解説です。
重視すべきポイント
以前の記事と重複しますが、まずは音楽制作マシンとして優先したいポイントをご紹介します。
RAM
まず、DAWソフト本体とは別で購入するサンプリングソフトはどれも大容量で、それらを鳴らすために一時的にRAMに読み込ませる必要があります。
どのくらいのRAMが必要かを下記の通りざっくり分類してみました。
・16GB：ライトユーザー。別売りの音源を使う予定が無い。
・32GB：ミドルユーザー。バンド系などでギターやベースの生録音がメインだが、ドラムやストリングスなど要所でいくつか別売りの音源を使いたい。
・64GB：ヘビーユーザー。フルオーケストラ、民族音楽など別売り音源をメインとして何十トラックも同時に鳴らしたい。
・96GB以上：上記のさらにパート数の多い楽曲を鳴らしたい。ガチプロ。
人やジャンルによりけりですので、あくまで個人的な肌感ですが、総括すると32GB〜64GBが適当だと思っています。
後からの改造は不可
現在主流となっているMacは、メモリ、CPU、内蔵SSDの後からの増設は不可となっています。あとから足りないと感じたら買い換えるしか無いので、求めるギリギリのスペックにはしない方が無難です。
CPUは最高スペックを選ぶ
前述の理由からCPUは一番上のグレードにしておいた方が良いです。機種によっては一番上にしておかないとメモリが32GBを選択できない、などもあります。CPUは最低でメモリは96GBとかはできないようになっています。
本体内蔵のSSDの容量はそこそこで良い
大容量のサンプリング音源のデータは、ものにもよりますが、一つの楽器で数百GBになることもざらにあります。それを複数持っている場合はあっという間に数TB埋まってしまうので、別売りの外付けSSDに入れておくのが一般的です。したがって内蔵のSSDはそんなに大きくなくても大丈夫です。
感覚としては512GBあれば十分だと思っています。しかし昨今、それなりに容量があるデータを外付けではなく強制的にシステムディスクにインストールしてくるアプリケーションも増えているので、自分は外仕事が増えたのもあってちょっとギリギリになりつつあるので、1TBでも良いかなと思っています。
これに関して「内蔵SSDの方が読み込みが早いから内蔵は容量が大きい方良い！」というコメントをいただいたことがあるのですが、それはそうです。しかし、1TBから4TBにすると+18万円です。お金に余裕があるなら一番高いフルスペックを買えば良いのですが、ここではあくまで一般の金銭感覚としてその費用対効果があるかないかの話を書いています。
既出機種は値下げはされない
新機種が出ても過去の機種は値下げされません。つまりベストな買い時は「新しい機種が発表された直後」です。つまり今。
機種選び
新発表の３機種に限定
まず以前の記事同様Mac Proは除外します。100万超えからスタートは高すぎます（笑）ある種スーパーカーのようなもので、2000万円の車が200万円の車の10倍良いと言えるか？という感覚に似ていると思っています。それでも憧れがある、モチベーションが上がる、そういう人は買う。みたいなものかなと。
というわけで必然的に新しい３機種に限定されます。昔より選択肢が増えましたね。
物価の高騰を感じずにはいられませんが、以上がおすすめする音楽制作、DTMに最適なMacのスペックになります。
参考までに昨年バージョンの記事もご覧いただけましたら幸いです。