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気まぐれ日記2022.7.23

【福島県のお祭り】
日本全国には様々なお祭りがある。
ここ数年は中止になったり規模を縮小して行われてきたが、今年は少しずつ戻ってきた気がする。
今回は、福島県のお祭り2つを紹介したいと思う。

①「伊佐須美神社」の『御田植祭』
開催日:7/11~7/13 開催地:福島県会津美里町
こちらは、先日の会津旅行で参拝させていただいた神社。
鎌倉時代から続く五穀豊穣を願うお祭りで、国の重要無形民俗文化財に指定されている。
伊佐須美神社は古事記にも登場する会津最古の神社と言われており、御田植祭で歌われる田植歌「催馬楽さいばら」は県内最古の田植歌とされていることからも歴史あるお祭りであることがわかる。
これからもぜひ残していきたいお祭りだ。

毎年7月12日に催されるこの祭りは伊佐須美神社最大の祭りであると同時に、伊勢神宮の朝田植、熱田神宮の夕田植と並び、伊佐須美神社の昼田植と称され、「日本三田植」の一つと数えられています。
地元の小中学生など町民が町中を掛け声響かせながら練り歩く勇壮な「獅子追い」から始まり、農家の長男が女装して踊る伝統の「早乙女踊り」が奉納され、そのほか「神輿渡御」「田植え式」が繰り広げられます。

伊佐須美神社HP




②『相馬野馬追』
開催日:7/23~7/25 開催地:福島県南相馬市
福島県相馬市中村地区を初めとする同県浜通り北部で行われる相馬中村神社、相馬太田神社、相馬小高神社の三つの妙見社の祭礼で、こちらも千年以上続く歴史あるお祭りで国の重要無形民族文化財に指定されている。

祭礼と言っても、元々は軍事練習を続けることが目的。
千年に渡って受け継がれてきた地元ではとても愛されているお祭りだ。

鎌倉開府前に、相馬氏の遠祖である平将門が、領内の下総国相馬郡小金原(現在の千葉県松戸市)に野生馬を放し、敵兵に見立てて軍事訓練をした事が起源と言われている。
鎌倉幕府成立後はこういった軍事訓練が一切取り締まられたが、この相馬野馬追はあくまで神事という名目でまかり通ったため、脈々と続けられた。
公的行事としての傾向が強くなったのは、江戸時代の相馬忠胤による軍制改革と、相馬昌胤による祭典化以降と考えられる。

Wikipedia

2日目の甲冑競馬、神旗争奪戦はとても迫力がある。
3日目に行われる『野馬懸のまかけ』はこの祭りの中で一番歴史が古い祭事。神前に奉納するため、白装束の男性達が素手で馬を捕らえる。
*冑競馬および神旗争奪戦は、戊辰戦争後の祭事

馬上から矢を射る流鏑馬のような見せ場はないが、どれも気迫あふれる祭事だ。

⬆️過去の映像(5:00)


LIVE配信があるので、リアルタイムで視聴できるのも有難い。




今年は地元でも3年ぶりに「白河関まつり 市民納涼花火大会」、9月には『白河提灯祭り』も行われる。
今まで通りにはいかないかもしれないが、このような伝統文化は後世に引き継いでいくことが大切。
私にできることは少ないが、見て盛り上げることはできる。地元のお祭りには積極的に参加して、どんどん楽しもうと思う。








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