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【IVRyインターン】今までで一番成長できた3ヶ月

初めまして、株式会社IVRyでインターンをしている黒﨑 伊織(@kuro)です。IVRyでは2024年の6月からインターン生として働いています。

長期インターンをしていると就活で有利になるなどの理由から、今大学生で長期インターンをしたいと思う方は多いと思いますが、なかなか良いインターン先を探すのは難しいと思います。(よくあるインターンだと、社員の方々が手が回っていない雑務を行うことが多く、成長といった観点からはあまり良い経験が得られない場合が多いような気がします。)

そんな方にとって、このnoteを通して大学生で長期インターンをする楽しさやメリット、IVRyのインターンってこういうところが良いよ!成長できるよ!ということが伝えられれば嬉しいです。


自己紹介

まず初めに、インターンを始めた理由とこれまでの経歴について簡単に書きたいと思います。

これまでのインターン経歴

大学1年生の春休みからインターンを始めて、IVRyは4社目のインターンになります。
これまでのざっくりとした経歴についてまとめます。

1社目:株式会社Planbase
    コンサル業務を担当。
            ものづくり補助金の事業計画書作成並びに支援を行った。

2社目:アンカー・ジャパン株式会社(以下アンカー)
    デジタルマーケティングを担当。
    メールマーケティング、自社サイトの記事執筆、SNS画像作成、
    shopifyでの製品登録などを行った。

3社目:株式会社メルカリ
    PdM、マーケティングを担当。
    主にCRMを担当し、CategoryGrowthチームでLPの作成に携わり、
    リサーチ業務から施策の仮説検証までを行った。

大学生になるまでは、まさかこんなにインターンを行うとは思ってもいなかったため、書いていて自分でも驚きました。

インターンを大学1年生という比較的早い時期から始めた理由は、私自身法学部で周りの学生は法曹や公務員を目指す人が多かったものの、ビジネス分野でのキャリアに私は進みたいと考えており、なかなか大学に通うだけではそのイメージがつけるのが難しい環境だったからです。

そのため、インターンをすることによって自分がやりたいことや社会人になる際のイメージをつけることができるのではないかと思い始めたことがきっかけです。

インターン先を選ぶ基準

「自分自身が好きなプロダクトやサービスのもとで働きたい」という軸があったため、好きなプロダクトやサービスのある会社でインターンを探していました。

この軸ができた背景として、コンサルでのインターン経験があります。1社目のコンサルのインターンをしていた際、コンサルは自社プロダクトがなく自分自身の手触り感をあまり感じられない環境でした。

同時期にセブンイレブンでも並行して働いていたのですが、セブンイレブンではスイーツやお弁当などといった自社の製品があり、自分自身は製品開発やマーケティングに全く関わっていないのにも関わらず、周りの友人にセブンイレブンの製品を褒められると、とても嬉しい気持ちになりました。そこで初めて自分は好きなプロダクトのもとで働くことが楽しいんだということに気づくことができ、それからはこの軸でインターン先を探すようになりました。

プロダクトがある会社でインターンするまでの道のり

それからはこの軸でインターン先を探していたものの、なかなか自社プロダクトを持った会社のインターンがない状況でした。

そんな中で、モバイルバッテリーやオーディオ製品を扱っているアンカーがデジタルマーケティングのインターンを1年前に募集していた履歴をインターン募集サイトで見つけました。

すでにポジションはクローズしていたものの、アンカーは業界では一定信頼があり、私自身も製品を使っていたため、なんとかして働けないかと考えました。

当時のアンカーでは美大生大歓迎!と記載のあるデザイナーの求人しかなく、法学部の私には明らかにミスマッチなポジションでしたが、とにかくアンカーで働きたかった私は、セブンイレブンで新製品が出るたびに手書きPOP描いてます!という経験をゴリ押しすれば大丈夫なのでは?と思い応募しました。

とは言ってもあまりにミスマッチなポジションだったため、過去に募集していたデジタルマーケティングでのポジションでも応募したいと思い、ダメもとで探していたところ、おそらく消し忘れであろうアンカーのサイトの応募フォームを見つけたので、そこでもレジュメと働きたいですというメッセージを送ってみました。

そうすると、なぜかどちらのポジションもレジュメが通り、デザイナーとデジタルマーケティングの2つのポジションで同時面接をすることになりました。それぞれのポジションの経験がなかったため面接では、プロダクトが好きだという熱意と何でもやります!というやる気をアピールし、奇跡的にどちらのポジションでも合格することができました。経験も何もなかった中で採用し、働かせてくれたアンカーには今でも感謝しています。

Ankerのオフィスの雰囲気

メルカリで働くことになった経緯

アンカーで働いている中で、LinkedIn経由でメルカリの人事の方からインターンのスカウトがきました。長期インターンを始める前の私にとって、まさかメルカリからスカウトが来ると思わず何度も携帯を見返してしまったのを覚えています。笑 まだインターンに合格もしていないのにメルカリからスカウトが来た!と喜んでいました。

元々、中学生の頃からメルカリを使っていたため働く前から「地方にいながらも都市部に住む人と同じような体験ができる画期的なサービスだ!」と感じ、大好きなプロダクトでした。

また、高校生の時推し活をしていたため、被ってしまった商品などを売ったり、反対に地方には売っていない商品を買ったりしてかなりのヘビーユーザーだったと思います。

そんな大好きなプロダクトがある会社で働ける機会はないと思い、面接をすぐに希望し、奇跡的にメルカリのインターンに合格することができました。大好きなメルカリで働けた経験は私の人生の中で宝物です。

メルカリのインターン最終日に撮った写真

IVRyのインターンに参加した経緯

IVRyのインターンに参加したきっかけは、IVRyで働かれていた方からのご紹介でした。ちょうどメルカリでのインターンが終わり、新しいインターン先を探していた中で、IVRyの中にいらっしゃった方にIVRyのインターンしてみない?とありがたいことに声をかけていただきました。

インターンに参加する決め手となった理由はたくさんありますが、主に下記2点の理由が大きかったです。

①メルカリでのインターンで関わった、優秀な方々がIVRyに入社されているのをみて、すごく良い会社なんだろうなと感じたこと。

メルカリのインターン時代にお世話になった方々が現在のIVRyにいらっしゃり、ご縁を感じ、飛び込むにあたって心強いと感じました。

②面接前の会社説明の際、日本が抱えている社会課題を解決できるような素晴らしいプロダクトだと感じ、そのようなプロダクトのもとで経験を積める機会は貴重だと感じたこと。

自分自身2年間セブンイレブンでコンビニのアルバイトをしており、電話対応に追われた経験があったので、それを解決できる素晴らしい製品だとも感じました。

元々長崎の田舎育ちのため、日本が抱えている「労働人口の減少問題」や「中小企業の人手不足の問題」などをなんとなく感じながら、18年間地元で暮らしていました。

そのため、将来的にそのような問題を解決できるようなことをやりたいと思っていた中で、IVRyという日本の社会課題を電話というインフラを通して解決できる画期的なサービスに出会い、まさしく自分がやりたいと思っていたことをやっている会社だ!となりました。

また、通常のインターン募集サイト(Infraインターン、ゼロワンインターンなど)では、コンサルや営業、広告代理店などの募集が多く、なかなか自社プロダクトを持った会社でインターンができる機会が少ないのが現状です(私も探すのにとても苦労しました)。

良いと思ったプロダクトのもとでインターンできる経験はなかなかないため、このチャンスを逃すまいとすぐに面談希望を出したのを今でも覚えています笑

仕事内容

私がこの3ヶ月で経験した仕事は大きく下記2つです。

①メールマーケティング
②LPO


メールマーケティング業務について

メールマーケティング業務では主に、ハウスリストと呼ばれる見込み顧客のリストに対して、メールを配信することで、サービスへの興味・関心を高めCVにつなげるかについて取り組みました。

その中で私は、メールの開封率やCVRを上げるための施策を考え、ABテストの実施を行うところまで担当しました。

施策の案出しからスケジューリング、配信設定、配信後の効果測定、定例での報告までを一貫して任せていただけたので、とても良い経験になりました。

LPO業務について

LPO(Landing Page Optimization)業務に関しては、現在進行形で主にTOP LPの改善に取り組んでいます。

TOP LPに関しても、施策の案出しから、ABテスト設定、ABテストの効果測定、分析・改善、定例での報告までを一貫して任せていただけているため、とても学びが多く楽しく働いています。

IVRyで働いて感じた仕事の面白さ

IVRyで働いていて面白いと感じる瞬間は、主に2つあります。

①チームとして1つの物事に対して取り組んでいるとき
②展示会でお客さんと実際に話したとき

①チームとして1つの物事に対して取んでいるとき
今までは、1つの大きなプロジェクトをチームとして進めていく経験がなかったためとても勉強になりました。

具体的には、自分が苦手だと思うところをチームの方が補ってくださったり、反対に自分が出した仮説やアイデアをチームの方が肉付けしてくださったりと、1人ではできなかったような施策をチームだからこそ達成することができたことはとても学びになりました。

その中で、仮説を立て考えた施策が当たった時は自分自身何よりも嬉しかったですし、何より自分以上にチームの皆さんがとても喜んでくれたことが嬉しかったです。

IVRy入社前のインターンではエンドユーザーの満足度を意識し個人としてどれだけパフォーマンスを出していくかに注力していましたが、The Modelの形式をとっているIVRyでは、セールスの方やその他の部署の方からもLPOチームが出した成果を喜んでもらえる経験を業務の中でできました。

エンドユーザーや顧客の方だけではなく、社内の方にも喜ばれることはとても嬉しかったですし、もっと頑張ろうというモチベーションにも繋がりました。その結果、LPOにおいて、FY24 3クォーターではCVRが1.4倍になるという大きな成果をチームで出すことができました。この経験から1人ではなくチームメンバーと協働して、成果を生み出すことの大切さを学ぶことができました。

②展示会でお客さんと会えた時
入社して1ヶ月間もない頃、展示会に参加してみない?とお誘いしていただき、展示会に1日だけ参加する機会がありました。

お客さんと話す経験はコンビニのアルバイトでしかなかったため、とても緊張し、展示会前日は事前にいただいていた展示会用マニュアルを全部暗記し、自分の言葉で言える状態にして臨みました。

実際にお客さんと話す際はとても緊張しましたが、将来IVRyの顧客となり得る方に製品の紹介をして、商談に繋げるということがとても楽しかったですし、顧客理解にも繋がりました。

また、お客さんの電話業務に対する課題感を直接お伺いし製品の良さを知っていただき、IVRyのプロダクトをすごい!と言っていただけた時がとても嬉しかったです。

今までのインターンでは直接顧客やユーザーの方とお話しする機会がなかったため、顧客やユーザーとの接点が近いのもIVRyで働いて良かったことだなと感じています。

展示会の会場雰囲気
タブレットでIVRyの製品デモを行う様子

IVRyで働いて感じた仕事の大変さ

反対に、仕事を通して大変だなと感じることは主に2つあります。

①足りない知識を学習すること
②顧客理解を深めること

①足りない知識を学習すること
入社直後、これまでに使ったことがないツールや用語が飛び交う環境で、いかに自分で業務外に勉強しキャッチアップすることに苦労しました。

具体的には、これまでto C向けのマーケティングしか行ったことがなかったため、IVRy入社初期はto C観点から施策を考えてしまい、失敗してしまったことが数回ありました。そのため今までの経験で学んだことが使えず、一からto Bの顧客理解を行う必要がありました。

また、基礎的なところになるのですが、SaaS特有の用語を覚えることが大変でした。ミーティング中に飛び交う用語が最初のうちはわからないことが多かったため、メンターの方から送っていただいたサイトを見て、用語をドキュメントにまとめながら必死に暗記したのを今でも覚えています。

そしてGA4やkarteなど今まで使ったことがないツールを用いながら施策のABテストを行っていたためツールの説明動画を見たり、社員の方々にレクチャーしていただきました。分からないことは質問・勉強しキャッチアップする力がインターンを通して身についたと思います。

②顧客理解を深めること
これまでインターンをしてきた企業は、自分自身がそのプロダクトのユーザーであったため、どのような方が顧客となり、どのような気持ちでプロダクトを使っているのかなど、ぼんやりと理解がある中で働くことができていました。

しかしIVRyのインターンでは、私自身to B向けのプロダクトを使用した経験がなかったため、電話課題を持っている企業の課題感やIVRyの顧客となるのはどのような方なのかを理解するのは難しかったです。

顧客理解ができていないと、施策を考える上で何がボトルネックになっていて、そのボトルネックに対して現状何ができていないのかを深くまで考えることができないため、顧客理解を早急にする必要がありました。

しかしそういった際でも、顧客理解が難しいという悩みをチームメンバーや社員の方々に相談すると、商談動画を共有するなどし、どのようにしたら顧客理解をすることができるか議論する機会をいただくこともありました。

この経験から、ユーザー理解及び顧客理解が施策を行う上で何よりも重要な部分であり、ユーザーの課題をどのようにすれば解決できるのかを考え続けることが大切だということを学びました。

IVRyで働いて良かったこと

IVRyではインターン生でも一社員のような形で扱っていただき様々なことを任せていただける環境です。その中で良かったことはたくさんあるのですが、特に下記は働いていて良かったなと感じました。

①失敗を恐れず挑戦できる環境
②分からないことや困っていることを常に相談できる環境があったこと
③これからの日本の社会問題を解決できるような素晴らしいプロダクトのもとで働けたこと

自分自身が良いと思えるプロダクトのもとで、通常のインターンでは任せてもらえないような大きなプロジェクトに参加できていることは、とても幸せなことだと感じています。

今までの経験上、インターン生が大きなプロジェクトに参加させてもらえる機会はなく、こんなにインターン生に裁量を与えるIVRyという会社はとても珍しいと思います。そのため、IVRyで働くことができて本当によかったと思っています。

また、IVRyには1on1をする文化が根付き、分からないことや悩んでいることを相談しやすい環境もあるため、自分自身の成長に繋がりました。

IVRyのボルダリング前で撮った写真

IVRyのインターンを通して身につけられた力

IVRyで働く中で下記3つの力を身につけることができました。

①仮説思考力
②主体的に動く力
③妥協せず物事をやり遂げる力

①仮説思考力
IVRyでは、施策立案からその効果測定に至るまで一貫して携わることができるため、何がユーザーのボトルネックとなっていて、それを解決できる方法は何であるか考える機会が常にあります。そのため施策の振り返りを行った際にその仮説が正しかったのか、その仮説が外れていた場合なぜ間違っていたのかなどを考える機会が多く、仮説思考力を身につけることができました。

②主体的に動く力
IVRyにはインターン生が少なく、社員の方々が働かれている中で一社員のような形でインターン生が参加し、一緒に働いていくという環境でした。

そのため、分からないことややりたいことがあった際、自ら率先して動いたり質問を行う必要がありました。

この経験を通じて、わからないことをそのままにせず、質問をすることや、アイデアや意見があればミーティングで発言することの大切さを学びました。また、自分が出した案に対しては、自ら責任を持って推進していく姿勢とその力も身につけることができました。

IVRyの社員の方々は、インターン生の意見にも耳を傾け、「じゃあやってみよう」と背中を押してくださるので、とてもやりがいがあり、さらに頑張ろうというモチベーションにつながりました。

③妥協せず物事をやり遂げる力
これまでは、施策を考える際に、施策の実現可能性や開始の容易さを重視して、簡単な方法を選ぶことが多かったです。しかし、ボトルネックとなっている部分に対して本当に効果的だと思われる施策が何かを見極め、その施策が実現に時間がかかっても、やるべき価値がある場合には、どのようにして実現するかを考え、周囲の協力を得ながら推進する力が身につきました。

また、チームメンバーの協力を得る際には、単にアイデアを提案するだけでなく、①背景にある課題、②対象となるユーザー、③施策によって解決できる問題の仮説、これらを踏まえて施策の意図を伝える力も養いました。

長期インターンをして良かったこと

長期インターンを早めに始めて良かったこととして、以下の2点があります。

①大学生のうちに会社で働くイメージを持つことができた
②就活する上で、自分が大切にしたい軸が見つかった

インターンを通じて、将来やりたいことや、働く上で大切にしたい価値観を明確にすることができました。その結果、就活では、周りが自己分析や幅広く業界を検討している中、私は初期段階から業界を絞って就活を進めることができました。就活を終えた今でも、その業界を選んだことに後悔はなく、良い選択だったと感じています。

また、一般的に言われるように、インターンの経験は就活でも大いに役立ち、最終的には4社から内定をいただくことができました

最後に

大学生活を通して、様々な会社でインターンをさせていただきましたが、IVRyのインターンが個人的に一番成長できたインターンかつ楽しく働けているため、ぜひこれから長期インターンを検討している方にもIVRyでインターンを行うことをおすすめします!

私自身、IVRyでインターンを始めて3ヶ月ほどしかなく、まだまだ至らないところやできないことも多いのですが、これからもIVRyのインターン生として会社に少しでも貢献できるように精進していきたいと思います。

このnoteを読んで少しでもIVRyに興味にもってくださった方、ぜひIVRyで一緒に働けると嬉しいです!!


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