【竹原市】「たまゆら」のまち竹原市① 福井裕佳梨さん結婚式&憧憬の路2023/10/28-29
先週末は広島県竹原市へ。
アニメ「たまゆら」にてももねこ様声優をされていた福井裕佳梨さんの結婚イベントを、
竹原最大のお祭りである憧憬の路に合わせるというビッグイベントがある…と聞き、
両日参加してきました。
たまゆら全盛期は12年前。
当時アニメヲタクの最前線にいた層は、今では中高年。
白髪混じりの髪の夫婦が、上着を脱いでたまゆら法被に着替えペンライトを出す様は、
元軍人が再び戦士に戻って戦地に赴くようで、
カッコ良
…くはありませんでしたが、
サブカルチャーを取り巻く構図もだいぶ変わってきたんだな、と。
旧い時代での中高年は、若者文化には否定的でしたからね。
さて、アニメ「たまゆら」。
未視聴の方々はカメラ女子の物語と思われている方が多いのですが、
実はカメラは“キーアイテム”であり、
物語の軸である
今までと、これから
思い出と、夢
を彩るために組み込まれたもの。
カメラ好きじゃないと楽しめない、といったことはありません。
実際は、どこにでもいそうな普通の少女たちの成長を追った物語です。
特殊な能力もなければ、尖ったものも持っていない。
そんなキャラたちがメインキャラなので、アニメあるあるな超展開もない。
そこが実に良いんです。
リアルな物語に、舞台は架空の場所ではなく実在の竹原市。
現実から離れていない空気感は、NHKの朝ドラをも凌ぎます。
4文字タイトルのアニメが流行った2000年初期。
萌え要素に振った作品ばかりで食傷気味だったヲタクには、刺さったみたいですね。
僕はラブライバー転身後に観たのですが、
「全盛期に観ていたら毎週竹原通っていただろうな」と思うような良作でした。
高校がこのエリアだったこともあり、
飽きるほど長い時間を過ごした竹原市。
20数年ぶりに歩きで回るといろいろ変わっていて、知らない街に来たかのような新しさがありました。
おかえりなさい、か。
ぽってたちと、まだ夢を語っていた頃の自分が見える街。
「うーん。俺にはそんなもの見えんぞ」って?
ももねこ様みたいなもの、なので。
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