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【三原市】2月7〜9 三原神明市が開催されます
広島県の玄関口と言われることもなくなり、
マイナーな市となりつつある広島県三原市。
三原駅→三原港→因島土生港とショートカットできることを知っている輪行サイクリスト、
佐木島で開かれるサイクルイベントなどでサイクリストには知られた市なのですが…。
そんな三原市ですが、年に2回は“指名して赴く地”になります。
ひとつは8月のやっさ祭り。
城下町三原市を象徴するお祭りで、
地の子どもたちにとっては夏休みの課題の進捗報告の場、裏登校日的な役割。
帰省者と地元に残っている者との同窓会の場的な役割も持っています。
パチンコ屋が回収に入りそうなものですが、なぜかこの日はジャグラーが強くなります。
もうひとつが、2月の第2日曜日を含む全3日間で開催される神明市。
地の方々は「神明さん」と呼んでいるお祭りです。
今年は2月7日(金)、8日(土)、9日(日)。
約500軒の露天商が街の大通りを埋め尽くし、
祭りのシンボルである日本一の大だるまが掲げられます。
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毎年神明市近くになると冷え込んで雪が降り、
そこから徐々に暖かくなっていくことから、
春を告げる祭りとも呼ばれています。
「ええか、今週末ァ神明さんがある。
聞いたことあるンもおるじゃろうけど、
受験生が大だるまの下くぐったら落ちる言われとるけえな。
先生がちさい時から言われとる」
遊んでもいい時期と、
脇目も振らず努力しなければならない時期の見極めをしくじらないように…を伝わりやすくした文言で、
三原市在住の方の間では有名な話です。
ああ、はいはい。
昔のことね。
「で、他誰か呼ぶ?」
「日程これで決定ってことでええん?」
「なんぼ持って行ける?
年玉崩せんのおるか?」
「おいお前、土曜まで無駄遣いすなよ!」
子ども世界は木曜日の放課後まで、神明市の段取りで盛り上がっていることでしょう。
やっさ祭りが裏登校日なら、神明市はグループの結束力を見せる場。
クラスの第何軍とともに歩けるか。
それとも男女混在グループとなるか。
グループではリーダーか、盛り上げ役か、ただのメンバーか。
気になるアイツは、どこに属しているのか。
中高生になると、それに加えカップル公開の場にもなります。
お祭りの場は、ポジティブなエネルギーに溢れています。
こんな時代だからこそ、縁起を取り込んでみませんか?
あ。
Aqoursのフィナーレライブ先行の当落が神明さんの日か。
怖えな大だるまの下くぐるの。
迂回すっかあ。