#001 「勝ち」とは?
はじめに
おはこんにちばんわ
クロです。
今回から連載を始めます。
テーマは「○○とは?」というちょっと哲学的なことを
お話ししていこうと思います。
第1回は「勝ち」についてです。
勝ちの辞書的意味
1 戦ったり競い合ったりした結果、相手より優位な立場を占める。競争相手を負かす。勝利を得る。
2 比べてみて、相手よりまさる。
3 利益を得る。もうける。
4 全体の中で、その要素・傾向が他より強く認められる。まさっている。
これを読んで勝ちの評価が相対的なもので判断され決定されていることに気付けた人はもうこの先はあまり読まなくてもいいかもしれません。
勝ちにこだわる
「勝ちにこだわる」「勝ち続ける」ということは難しいことです。
勝ち自体が相対的なものですので大会などでは誰が見ても
「誰より勝っている」と思われなくてはならないからです。
陸上競技やサッカーなら「点差」「タイム差」で勝敗がわかりますが
ダンスやダブルダッチなんてものは審査によって勝敗が分かれるものです。
これで勝ち続けるのはかなりの至難の技。
もちろん穿った見方をする人もいるのでそれらの人を取り込めるほどのものを作らねばなりません。
勝つのは実は簡単!?
勝ちの定義によっては勝つとは簡単にも難しくもなります。
勝ち=1位になること
これは1位を取るしかありません。
勝ち=負けないこと
これは「負けた」と思うかという精神論
勝ち=誰かより上位になること
これは最下位以外はみんな勝ち。
勝ち=利益を生むこと
これは資本主義の社会。大会の主催者が勝ち。
勝ち=何かを得ること
これも気持ちの問題。景品を指すのか思い出を指すのか。
5分くらい考えてもこんだけ出てきます。
勝ちの価値は千差万別と言えるでしょう。
まとめ
さて、大した思考もせず「勝ちたい」と叫んでいた自分が
さぞ恥ずかしくなったことでしょう。
ちなみに「常勝」を掲げているような大学が強いのは
「勝つ」ということを統一化しているからです。
ブレがないから一体感が出て、
目標が決まっているから皆で向かえる。
勝ちを統一することから「勝利」に一歩近づけるかもしれないです。
もう一つ伝えたいのは「順位を競う」なんてのはすごく狭い定義ですので、ダブルダッチをとことん楽しんで欲しいです。
次回は「楽しい」とは?を書きますので、お楽しみに!