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【J2第8節 vs鹿児島 雑感】高木監督、圧倒的修正力…!!

鹿児島 0-2(0-0/0-2) 大宮 得点者:畑尾、バブンスキー

勝ったーーー!!イェーーイヤッフゥーーー!!
決して内容が良いとは言えませんが、この九州→大宮→九州のキツイ3連戦を3連勝出来たのは本当に大きいと思います。チームの調子も上向きになりつつありますしね。

両チームのスカッド

今節のスタメンです。河本を菊地に、フアンマをシモヴィッチに替えてきました。疲労を考慮しての交代だと思います。

67分に小島、71分にフアンマ、86分にバブンスキーをそれぞれ茨田、フアンマ、大前に替えて投入しました。
小島を投入した際に石川をシャドーの位置に置いて小島をボランチにしました。
恐らくですが、石川・フアンマを前に置くことでプレスの強度を上げる事を目的としていました。
バブンスキーの投入はスタミナが殆ど切れていた大前と替えることで、こちらもまたプレスの強度をあげ、あわよくば追加点を狙っていたと思います。

鹿児島のスタメンです。メンバーを4人入れ替えて前節までの4-1-4-1ではなく、4-2-3-1に変更してきました。
私が試合前にツイートしたアンカー脇使って勝つ作戦が水の泡ですよ全く。

67分に薗田、78分に八反田、萱沼をそれぞれハンヨンテ、酒本、中原に替えて投入しました。
その際に五領がボランチに入り、萱沼が右サイドに出ました。

鹿児島の狙い

鹿児島は前節金沢にアンカー脇を使われまくり、3失点を喫しました。ですので今節はツーボランチにして、基本的には4-4のブロックを敷いて、プラストップ下の選手が状況によって2列目のブロックラインに入るという形をとってきました。
ボールを奪取した後はGKも含めて後ろから勇気を持ってポゼッションをしてきました。後ろから繋いでマークが空きがちになっていたトップ下を使ったり、逆にロングボールで簡単にハンヨンテを使ったりしながらサイドからの攻撃を多く仕掛けてきました。

それに対して大宮は

前半は鹿児島の攻撃が鹿児島の思う通りにハマりました。恐らく大宮は鹿児島のことを4-1-4-1を使ってくるチームとしてスカウティングをしていたため、対応が少し後手に回ってしまいました。
琉球戦の大量失点で痛いほど身に染みましたが、4-2-3-1に対して3-4-2-1だと、トップ下の所に大きくマークのズレが出来てしまいます。前半はそこを使われピンチを多く招いてしまいます。
しかし!後半はそのピンチはかなり減っていきました。後半の序盤に畑尾が2戦連続ゴールを挙げかなり有利に試合を進められたのも1つの要因ですが、最も大きな要因は「逆サイドを捨てた」ことです。
単純な話、マークにズレが出ているならそこに人を付ければ良いのですが、そこに付きにいった人がいたスペースを使われてしまいます。しかし、相手がボールを保持しているサイドの逆サイドからスライドをして人を余らせることをすれば、その人がいたスペース(この場合相手がボールを保持している反対側のサイド)が空いてしまっても、ほぼ問題なく対応は可能です。
こうしたことにより、支配率は6:4で負けていても、シュート数は7対11、枠内シュート数は1対5という数字が示す通り、相手に大きなチャンスを作らせることはありませんでした。

最後に

冒頭にも書きましたがこの3連勝はマジでデカいです。しかも、なんとなく偶然勝っちゃったというものではなく、こちらの意図したことがきっちりハマった上で結果がついてきました。これは相当自信が深まると思います。
まだまだ連勝の勢いを留めずにひたすら勝ち進んでいきましょう!!!

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コルク
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