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とうもろこし色のステンドグラスに潜む能無しの骸に気をつけたまへ!

かくいう私も、とりもなおさず忍辱の日々をナスのゴマスリのように甘んじているようなものであるが、そこは一旦バベルのように鑿を超えた坂道の果てに、茶色のスープ、溶解を超えて何もなかったっけな?

あぁ、果たして果たされずにはためく鳥は側から見たら傍迷惑な話だというのだろうか?それもそのはず痛みを忘れたカカシはカラスさえ同情を禁じ得ない黒帯地獄の歩いても歩ききれない空間を課せられるという賞与体系を取るのだった。

なぜいったいこんなにも空は炭酸と調和し、カステラは火山の遊びと胸を踊らせ灰を飲み尽くした日に我に帰るのだろうか?蓋しそこには何もないように見えて、一才を詰めた45周年コンプリートエディションのようなカラクリが潜んでいるのであり、それには含羞の念さえ揮発する有様なのである。

見損なった!見損なった!と叫ぶ町役場の奴隷たち。彼らには何も匂わない、狼さえその目を邪なものに変え力士のような耳たぶに海の陽炎を投射するであろう。それもそのはず、扉は何もないメタファーとしての抽象具体の架け橋を担っており、その隙間に住み着く埃のようなハムスターには何も与えてはならないのだから。

苦渋の決断の末に館を売り払い、一本のバラを飲み込んだ白髪混じりのボディビルダーに、あの日私はなんと声をかければよかったのだろう。360の牢獄に囚われ、90の視界を恣にする哀れなアントローポス達よ、今こそ決起の時だ。台所に潜む土煙を孕んだ原典を読み漁り、そこから緑色とは縁のゆかりもない静かな茶畑を探しに行こう!

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