【動画感想文】最後の憲法審査会が流れる 内閣と衆院議長 不信任案を否決(6/10 虎ノ門ニュース)
YouTubeを始め動画を見ながら日本と世界について考える「動画感想文」。最近見た動画について、オススメする意味も込めて感想文を綴ります。
今回の動画はこちら。
一部野党による年中行事のような内閣不信任決議が否決されたのはいいとして、問題は今国会最後の憲法審査会が流れたという解説です。
私とて岸田政権を信任しているわけではありませんが、まったく可決の見込みのない不信任決議で他の法案審議が滞るのは大問題だと思います。
まして、今般のウクライナ情勢に鑑みても日本の行く末を決めかねない憲法論議が止まるなど、あってはなりません。
一部野党がまったく役に立たないのはもう諦めましたが、せめて日本の足を引っ張ることはしないで頂きたいです。
もっとも、彼らとしては議論を止めることが目的のようですから、これはこれで「役に立った」と思っているのかもしれません。
何をどう考えたら今の憲法のままでいいと思えるのか、私にはまったく分かりません。真面目に日本の将来を考えているとはとても思えませんね。むしろ近隣諸国とやらの将来を考えているのでしょう。
ところで、岸田政権も支持は出来ないのですが、実はひそかに期待していることがあります。もしかしたら、こういう政権でこそ、改憲が実現するんじゃないかということです。
もちろん、岸田首相が改憲に前向きなどと、ゆめ思ってはいません。ただ同時に、どうしても憲法を守ると決意しているようにも見えません。
そしてこの政権の最大の特徴は「みんながそう言うならそうする」という無定見な日和見主義です。一度決めたことでも、反対の世論が高まれば簡単に方向転換します。
つまり、改憲の世論が盛り上がれば政権もそちらに向かうのじゃないかと思われるのです。
そして、安部元首相や菅元首相と違って、左派メディアがあんまし批判しない。いや、いざ改憲を主張し始めたらどうなるか分かりませんが、少なくとも今のところ、安倍・菅両元首相とは雲泥の扱いです。
世論さえ高まれば、案外するすると改憲できちゃうのじゃないか。
本当に薄い薄い望みですが、そのためにも何とか世論を高めたいところです。