築地魚河岸の創業と場内市場 豊洲移転の10月。
今週土曜まで築地魚河岸では「築地魚河岸 創業祭」としてイベントを実施してました。10月は築地魚河岸の創業の月なんですね。それと同時に築地場内が閉場、豊洲へ移転、開業した月でもあります。
ちょうど4年前、2018年10月6日(土)に築地市場が最終日を迎え閉場しました。4日間の休市日をはさみ10月11日(木)より豊洲市場開業。でもお客様から「ここができてまだそんなもんだったけ?」と時々聞かれることがあります。実際、その通りで実は、築地魚河岸はそこから遡ること2年前、2016年11月19日から営業を開始しているんですね。もともとは、豊洲市場への移転に合わせて開業する予定だった築地魚河岸。ところが、当時小池知事の指示で豊洲市場の開業が2年間延期になり、築地魚河岸は予定通り開業はしたものの、豊洲市場への移転がされないため、“プレオープン”という形態で営業を続け、2018年10月1日に“グランド”オープン”となりました。なので、公式には2018年10月が創業、今年で4周年となっているわけです。
でも栗辰築地魚河岸店の開店は2016年11月ですし、“プレオープン”からは6周年になるわけで、個人的にはあまりピンとこないのが正直なところです。2018年当時は、築地魚河岸の“グランドオープン”よりは、豊洲移転の作業でバタバタしていたことが強く記憶に残ってます。(豊洲移転の日の顛末はいずれ別の機会で述べたいと思います。)
思えば築地市場の跡地もオリンピックの駐車場やワクチン接種会場など時代に翻弄され続けてますね。
そして今ふたたび、更地へ戻る工事が進んでいます。
築地魚河岸の屋上からもよく見えます。