カレーの玉ねぎを炒めることから、
クリタ オサムです。
突然ですが、カレーが好きです。カレールーから作る家のカレーも、スパイス効いてて汗をだくだくかきながら食べるスリランカカレーも、インドカレーも。
旅先で美味しいカレー屋があれば何とも幸せなことです。
自分でも家でカレーを作ることはあるけど、レシピ本も見ながら作っても「何か物足りない」感が抜けない。材料も、工程もその通りに作っているつもりなのになぁってことがよくありました。
「何が足りないんだろう」と、スパイスを色々買ってみるけど思うようにいかない。。そんなときに出会った水野仁輔さんのカレーの本。
タイトルもキャッチーながら、内容もとにかくわかりやすい!
今まで読んできたレシピ本となんか違う!!
はっきり言って自分にはけっこうな衝撃で、このままカレー屋でも始めようかっていう勢いでした。
どうやら僕は今まで、「作り方」にしか焦点があたっていなくって、たとえばその行程が「なぜ、それをやる必要があるのか」ということを全く考えていなかったことを痛感しました。
玉ねぎはなぜアメ色になるまで炒める必要があるのか、肉のうまみを閉じ込めることはできるのか、など「何となく、そうした方がいい」と思ってることって以外と自分の中の料理に多かったんだなぁって。
その料理の「プロセス」や「意図」を理解した上で行うことで、そのコトに対する解像度がぜんぜん違うから、やっぱり結果(味)も違ってくる。
そして巻末の問いも本質的でした。
おいしいカレーが作れるようになったら、あなたは何がしたいですか?
(色々言ったけど、本当はもっとシンプルで。カレーが美味しく作れて嬉しかったのを誰かに話したかった、そんな話し。)
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