旗をかかげる ということ②　 自由であるために

旗をかかげる、といってもみんながみな起業したり独立したりしようということが言いたいわけではないんです。会社員として組織に属しいても、自分という旗をかかげる必要がこれからはあるんじゃないかと思う。

自分がどう生きていくのか、何を望んで、何を選択するのか。自らの響きのある方向に向かって、自らの価値観に基づいて行動していくこと。

そういった意味で、本質的な「自由」であるために旗をかかげてはどうか。

ここでいう「自由」は、何をやってもいい、わがまま、束縛されない、好き勝手、気ままさ、、といった意味ではなく。

Wikipediaでも

“自由とは他のものから拘束・支配されないで、自己自身の本性に従うこと。”

とされており、語られ尽くされているようにも思うけど「Free」という英語を訳すときに福沢諭吉が仏教用語であった「自由」をあてはめたという話しもあって。

自由とは、自らを由とすること。すなわち「自らにもとづく」「自らによる」ということ。さらに、僕の言葉で伝えると「自分の価値観から行動を選択すること」なんだと思う。

物と情報で溢れて前が見えなくなったとき、忙しさでこの道はどこに続いているのか不安になったとき、自分じゃない誰かが気になって満たされないとき、求めている自由は、きっと自分の中にしかない。