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その仕事は、“自分ごと” か
三月から四月にかけて職場内は来るひと去るひとで、てんやわんやだ。新しく自分に回って来る仕事も少なからずある時期だったりもする。そんな仕事の中でも、
「こんな仕事、誰でもいいじゃないか。」
「わざわざ、自分がやる必要はどこにあるんだろう。」
「もっと他に、やりたいことがあるのに。」
などと感じてしまうことも、事実ある。
大きなシステムの中の一部としての自分、考えなくとも、決められた枠の中でみんなが同じ方向を向いて動く。僕が違和感を感じる部分はこのあたりだと思う。
自分がした仕事のはずなのに「自分」が出ない。仕事の中で自分が死んでいるような感覚。もちろん、全ての仕事がそうじゃないというのもわかっている。でもそこで感じていること、内側のぐるぐるとしたものとちゃんと向き合う必要はあると思う。
そんな仕事に対して、問いをたてる。
何でもいい。
「この仕事は自分にとって、どんな意味があるのか。」
「自分が本当に大切にしたいことは何か。」
そういったことを通じて、少しずつ仕事を“自分ごと”にしていきたい。
システム化、合理化されていく社会の中で発せられる「替えのきく存在」という、暗黙のメッセージは心に沈殿して溜まっていく。「一人一人が、かけがえのない存在」と感じられるためにも、仕事に人をつけるのではなく、人に仕事がつくように。
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