大谷、ガシマン
渋谷に散歩しに行くとスクランブルスクエアのデジタルサイネージが大谷翔平だった。というかここ半年くらいは大谷翔平の顔が映っている。
どこにいっても大谷翔平で大谷翔平にあらずんば人にあらずという感じである。
寝具の横に立つ大谷翔平、イヤホンをしている大谷翔平、お~いお茶を薦める大谷翔平、転職を促す大谷翔平、カリフォルニアから俳句を開陳する大谷翔平。
大谷翔平しか見ない国になってしまった。大谷翔平にそんな購買意欲をもたせる効果あるのか?
このさき、どこにどんな大谷翔平が出てくるのか?
一平、戻ってこい。このサブリミナルを止めてくれ
渋谷にいてもやることもないので、後ろの男女の話を盗み聞いていた。
男はボクシングをやってるらしく女にスパーリングについて語っていた。
スパーリングの表現が「ビンビン、ガシガシ」というオノマトペで表現されていた。
ガシガシなんてガシマンの時にしか聞かないぞ。ビンビンもおかしいけど。
世の中には変わったオノマトペを使う人がいる。シコシコ感がすごい!とか
オノマトペもあらゆる人が表現した結果、収斂されたものが生き残ってきたと思っていたがそうではないらしい。
でも別にオノマトペにルールはないので。この文章もドバドバ書いてる。