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【本】病気が嫌なら油を学べ 油の教科書


本を読んだまとめ

内海聡氏の「油の教科書」を拝読した。
さすがうつみん、とても勉強になった。
この本は自費出版とのことで、東京のDDクリニック、または薬害研究センターに行き購入するか、「うつみんのセレクトショップ」でオンライン購入するしかないようだ。
この本を読んで、油の知識めちゃくちゃ必須・・!と思ったので興味ある方はぜひ。
決して回し者ではなく、個人的におすすめ、ということです。

以下、一部の内容をとっても簡単にまとめてみる。


なぜ脂質が重要なのか

体の三大栄養素は、脂質、糖質、タンパク質である。

糖質は、重要なエネルギー源。
タンパク質は、体の組織や筋肉を作る。

では脂質の役割とはなんだろうか。
実は、脂質の働きは多岐にわたるのだ。

  1. 脂質もエネルギー源になる

  2. 体全体を構成する細胞の材料になる

  3. 体を調整するホルモンの材料になる

  4. 脂溶性ビタミンを体に取り込むのに必須


脂質をとると太ってしまうというイメージや、コレステロール値を気にしている人には脂質をを避けたいと思っている人もいるだろう。
もちろん取り過ぎれば肥満や生活習慣病のリスクはあるが、それは脂質に限った話ではない。
脂質は生きていくには必須の栄養素である。
自分に合った適切な量を摂ることが望ましい。
また、当然ながら健康に暮らしていくには良質な脂質を選ぶべきである。


脂質の基礎知識

①コレステロールについて正しく知る
日本におけるコレステロールの基準値は実は低めに設定されている。

また「善玉コレステロール」「悪玉コレステロール」というネーミングだが、これだと『良いコレステロール』『悪いコレステロール』という印象を持ちかねない。
それに実はコレステロール自体は1種類しかないのである。

②飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸
どちらが良い悪いではなく飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸をバランスよく摂取することが大事。

③トランス脂肪酸
人工的に手を加えられたいびつなトランス脂肪酸がある。
このトランス脂肪酸が健康な細胞を作れるはずがなく、肥満や病気の原因になり得る。
身の回りにこのトランス脂肪酸が含まれている食べ物は多いので注意。

④動物性油脂と植物性油脂
動物性油脂は「体に悪い」というイメージをもたれがちだが、古代人たちの暮らしを考えてみよう。
植物性油脂は逆に「体に良い」と思われがちだが、古代人より植物油を多く摂取する現代人の方が血栓症が多いという事実がある。


良質な油を選ぶ

・動物性油脂の場合は、動物たちの飼育環境(飼料やワクチン接種、放射能など。)
・魚も同様だが、海洋汚染など。
・植物性油脂は製造方法や、農薬、遺伝子組み換えなど。脂肪酸の種類も確認。
・日本人の体質に合わないものは控える。

上記の点を注意して選ぼう。


読み終えて

油ってすんごい大事(;´Д`A
オメガ3摂った方が良いっていうことは知ってても理由までは知らなかったし、油についての知識が全て「何となく」だった私には非常に学びになりました。

さっそく不足してそうなオメガ3を含む油を取り入れよう。
もちろん夫のように、ガンなど病気抱えている人も要チェックです。

そして、この手の「体にいいよ!」情報を得るとがっつきがちになるけど、内海氏も仰っているように「ほどほど」を心がけたい。
何でもかんでも意気込んでやると疲れるし、自由がなくなるしね。

特に「食」は楽しみがないと。


ご本人による解説

リンクどん。
この動画で出てくる書籍は「油の教科書」の前身にあたるもののようです。


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