連続Discord小説 skillme+学園物語(4)

その④ 決意とWemakeとの出会い


キャリアグラム診断を終えて、マインド講座を改めて視聴したら愕然とした。
(私何もわかっていなかった…)
先生へお手紙を出して、お返事をいただいてまた泣いた。
そして自分と向き合うために、いざ、ギバーさんのお部屋へ。

【ギバーさんのプラスの部屋については別noteにて…】
※記事が出るまでこちらでお楽しみください



時を同じくして、Wemakeを知った。
クラスメイトの中にはskillme+学園へ入学すると共に入っていた子もいたらしい。
メンターさんにWemakeはどんな場所か伺ったら

・いろんなお部屋がある
・みんなが好きな場所で思い思いに過ごす
・安心安全な場所

と教えていただいた。
(なんだかとってもワクワクするような場所みたい)
また憧れのお姉さまに「学校が残り1ヶ月で終わってしまうのですが、何をしたらいいですか?」という質問の手紙を送った。
そうしたら
・先生方に小さなことでもいいから質問すること
・Wemakeという場所があって、skillmeの卒業生やskillme+の同級生が切磋琢磨していること
を教えていただいた。

(メンターさんもお姉さまもWemakeにいらっしゃる…よし!)

しばらくしてお届け物を受け取る。
Kサーンオトドケモノデース!
Wemakeノカギデース!

「ありがとうございます!」

「…よし。」
鍵を手に扉の前に立つ。

「ガチャ。」



扉の向こうに広がっていたのは、都会の大きな学校。
(わぁぁ…)
音を立てないよう門をくぐり、こっそり潜入してみると、そこには広い空間とたくさんのお部屋があった。
そしてたくさんの書庫に本が綺麗に並べられていた。

圧倒されながらもお部屋のネームプレートを探す。
「あっ!憧れのお姉さまのお部屋がある!!」
そっと開けるとそこは…アウトプットの嵐だった。
「!!!!????」
バタン!!
「ッッッッゼーハー!!」
(ビックリした…。お姉さまは陰でこんなにも動いていらっしゃったんだ…。)
気を取り直して進むとメンターさんのお部屋を見つけた。
そーっとのぞくと…
「!!!!!!??????」
(…と、溶けている???)
原型をとどめていないメンターさんに困惑しながらそっと部屋を後にした。

「不思議な世界に入り込んでしまった…。」
でもとっても楽しくてワクワクする場所だった。


次の日の朝、改めて玄関の呼び鈴を押して挨拶した。
「skillme+学園3期生のKです。
よろしくお願いします!」
頭を下げるとどこからともなく…ドドド…という音がした。
(…ドドド?)
ドドドドドドドドド
「!?」
「キャー新入生よ!!」「私〇〇!よろしくね!!」「私は同じ3期生だよー!!」
「えっあっはっはい!!」
…挨拶するだけで1日が終わりました。
「何かよくわからないけど、一度学校に戻ろう」

戻った先は凪でした。
(あー落ち着くなぁ。でも)
湖を見ながら、心に少し寂しさを感じた。
「楽しかったな。Wemakeのお姉さま方。
そして心地よかったな。」


その⑤へ続く…。

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