連続Discord小説 skillme+学園物語(2)
その② 先生とメンターさん
まず初めに先生やスタッフの方の紹介があった。
「わぁぁ。美しい先生…。あっあちらの先生はとても可愛らしい!」
どの先生もスタッフの方もキラキラ活き活きとしている。
初めての授業はとても笑顔の美しい女優のような先生。
「どうも!(女優の)〇〇です!」
!?なんてユーモアセンス抜群でカッコいいのだろう!!
(…女子校で人気になる先生みたい)
周りを見ると、プレの学生さん達はニコニコして聴いている。
(そっか。先生のことご存じだもんな…)
一方私は、緊張でガチガチになりながら必死にメモを取り、理解しようとするばかり。
初日からいっぱいいっぱいだった。
その後学生はグループに分けられて、グループにはメンターさんがついた。
私のメンターさんはとても優しい方だった。お顔は拝見できなかったけれど、いつもメッセージをくださって、その言葉は温かかった。
励ましの言葉もいただいた。時にユーモアを交えながら。
背中をそっと押してくださるメンターさんはとても素敵で、私はこのグループに入れてよかったな、とても居心地よい場所だなと感じた。
そうそう、7月に一度旅に出たとき、クマに遭遇しても先生のマインド講座があったから、ポジティブに考えられたっけ。ポジティブって素敵♪
…あれ?なんか自分変わってきている?
ちょっとびっくりするとともに、嬉しくなった。
これからどうなっていくのだろう。
未来が少し楽しみになった。
毎回の講座はとても面白くてわかりやすかった。
課題を出すのは遅いほうだったけれど
「無理せずできることを少しづつやっていこう」とマイペースに過ごした。
そんな中、キャリアグラム診断のお知らせを受け取る。
入学するときに特別価格で受けられると聞いていた診断。
でも入学後知った。
幼少期のころについての質問項目があって、それに答えなければいけないことを。
迷った。迷って迷って…。すぐに申し込めなかった。
その③へ続く…。