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今日から12月

もともとドラマや映画を観た時、作品にのめり込みすぎて嗚咽混じりにハンカチが絞れるほど泣いたりしてしまう。

昨日今日とおやすみで、アマゾンプライムで映画を三本観た。マスカレードホテル、祈りの幕が下りる時、半世界。どれもよかった。

以前職場で「火花」のチケットをいただき、映画館で見た時、私は主人公にえらく共感してしまいガンガンに泣いて目を腫らして帰った。
その時、同じタイミングでチケットをもらっで見に行った人と話をすると「よく分からなかった」と言われて、え?ってなった。

なんで分からなかったのかがわたしには分からなさすぎてその人と話をしてみた。
火花を見たことある人はわかると思うけど、関西からプロを目指して東京に上京し奮闘する話になっている。で、話をしてて途中でハッと気づいたことが、わたしが話をしていた方は、東京出身だということ。そして自分は大阪出身ということ。

こんなにも、東京という街の見え方が違うんか、、ということに衝撃を受けた。
確かに、自分が今まだ地元で働いてたら、いろんな安心感から気持ちに余裕がもっとあって、ゆるっとしてると思う。
地元にある大きな国立大学に来られてる地方の方や、いろんな国の方々をみて、みんな知らん土地で勉強してえらいなあ大変やなあという気持ちのみで、それ以上でもそれ以下でもない感情で終わってたやろう。


今は、大学生で親元を学業をしながらバイトをしている人たちを心から尊敬するし、地方から出てきた人を見ると勝手に同志な気もする。
やから、職場でゆるっとだらっとしてる人を見ると、東京という土地でそれなりにきちんとした職場で働けてるんやしもっと頑張れよ!努力せえよ!とか思ってしまう。てへぺろ

言葉にするの難しいけど、東京という場所の見え方は関東出身の人と、地方から上京してきた人と全く別物なんやなということが当時はめちゃくちゃ衝撃的やった。
それと、働いてても探究心とかやる気とかに差が生まれたりして、少なからずそういうとこに関係してるなと感じることが結構ある。

今日見た「半世界」も、きっと火花のように色んな目線からの見え方があると思う映画やった。きっと生きてきた環境や、現状で見え方が全く変わるやろうなという作品やった。
すんごく、よかった。

自分一人で見る映画はこういう色んなことを考え込んでしまう映画が自分は好きなんやなあ。

そして感情移入しやすいのはやっぱり日本映画なんやなということにも最近気付いた。


でも、好きな人と見る映画は、自分が選ばんようなひとりでは見ないようなものをチョイスしてもらってあたらしい世界を見せてもらう方が、ワクワクして楽しいし、それがいい。

なにかを目指してがんばっている人
日々、奮闘してる人みんなが報われるてほしい

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