0221-0228

寒さが落ち着いてきたと思ったら今度は花粉がやってきた。毎年のことながら嫌になる。戦争も始まった。家から出ない生活がまた加速する。

1:  RACE:Bubba Wallace/Netflix

NASCAR唯一(歴代4人目)の黒人ドライバー、ブッバウォレスのドキュメンタリー。作中と日本語表記はババウォレスだけど、ずっとブッバウォレスで認識してきたのでブッバで。2020年のシーズン中にヘイトクライムに遭遇したため、その問題が中心のドキュメンタリーかな、と思いきや、NASCARの魅力やレースの仕組みについてシンプルだけどかなりわかりやすく説明していて、NASCARの魅力について非常に良く伝えられていたので、かなり見ごたえがあった。撮影時期の関係か、レースについてはシーズンの前半が多く、FOXの映像と音声が多く使われておりマイクジョイとジェフゴードン/ラリーマクレイノルズの掛け合いが作中によく出て来る。マイクジョイは長らくNASCARの実況を続けている名アナウンサーで、こんなまとめのクリップも存在している。

クラッシュが起きた時のTroubuleコールも良い

デイトナの実況が多いのは、現在のNASCARの放送枠が前半戦と後半戦で別れていて、彼が実況しているFOXは前半戦の放送担当局のため。

そういえば、このRACEというタイトル、人種のRACEにも掛かってるのかな?白人が圧倒的マジョリティのNASCARにおいては人種という単語は多様化が進む現代においても大きいのかもしれないね。90点。

2:オグシゲ・チャンネル/YouTube

日本におけるF1関連のYouTubeチャンネルは数多あれど、ある意味大本命且つ、一番YouTubeと親和性が高い人が登場。ある程度前提知識は必要だけど、それでも恐らく初心者には一番わかりやすく、丁寧な説明。だけど脱線もそれなりに多い。しかしその脱線の中にもたまに貴重な情報が紛れている。いつもはだいたいF1のフリー走行中に話していることが多い小倉さん、所謂居酒屋実況というか、ラジオ感覚で聞けるのがお勧め。でも話が長い。80点。

3:DCS THE Ghost/YouTube

ロシアのウクライナ侵攻に際し、都市伝説の様に現れたキエフの幽霊、ニュースが出てきた時はエースコンバットっぽいな~と思っていたけどその後にふとこの映像を思い出した。シチュエーションとしてはイラク情勢での話なので若干は異なるけど、「搭乗機がMig29」「撃墜した敵機が6機」と非常に奇妙な共通点が存在している。なんとなく、この映像から着想されたのでは?と思うピンポイントな共通点。真偽の程は恐らくずっと解明はされないだろうけど。75点。

4:「ロシアの論理で」読み解くウクライナ危機

そもそもあまり地上波はみないので、日本の地上波各局がウクライナ情勢についてどういった偏りで報道しているのかはあまり知る術はないが、ロシア側の言い分として報道をしているところは見る限りなかった。この説明を除いて。ということで、ロシア側から見た今回のウクライナ侵攻の大義名分について。喧嘩と同じで手を出した方が負け、の理論からすれば100%ロシアが悪いので、そこに一切の議論の余地はないが、ロシア側が何故行動に走ったのか、を理解する上でとても勉強になった。85点。

蛇足

家からほど近い場所にある割と有名な飲食店のオーナー?が、ウクライナ侵攻で流布されたフェイクニュースを肯定する発言をしていた。平和のため、というところがどうやら論拠らしい。自分が信じる正義のためなら手段を問わない、という点ではプーチンと同じレベルだろう。保守派を容赦なく扱き下ろしてきたのを見てきたが最早もう我慢ならずフォローを外した。美味しい料理を出し、行列の絶えない店だが、もう足を運ぶことはないだろう。-5万点。

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